ホットペッパーグルメの掲載料はいくら?料金プランを徹底解説

ホットペッパーグルメの掲載料はいくら?料金プランを徹底解説
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

「ホットペッパーグルメの掲載料が高い」
「ポータルサイトを使っても集客が伸び悩んでいる」
「ユーザーにとって一番効果的な集客法を知りたい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?

ホットペッパーに有料で掲載しているからには、コストに見合うように集客をアップさせたいものですよね。

今回は、ホットペッパーグルメの特徴や、掲載料、おすすめのプラン、ホットペッパーに頼らず無料で集客する方法などについて解説していきます。

この記事を読むことで、集客力をアップさせ、売り上げ利益を最大化させる方法がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ホットペッパーグルメの特徴

ホットペッパーは、美容サロンを掲載する「ホットペッパービューティー」と、飲食店を掲載する「ホットペッパーグルメ」からなるポータルサイトです。
大手企業であるリクルートが運営しています。

数あるグルメポータルサイトの中で、ホットペッパーグルメにはどのような特徴があるのか、解説していきます。

クーポンがメインのポータルサイト

ホットペッパーといえば、クーポンマガジンとしてのイメージがある方も多いと思います。
以前は紙媒体がメインだったホットペッパーも、時代の流れとともに、オンラインに移行してきました。

ホットペッパーグルメには、お得なクーポンが多数掲載されているのが特徴です。
他のポータルサイトにももちろんクーポンは掲載されていますが、発祥がクーポン誌だったこともあり、クーポンといえばホットペッパーというイメージがユーザーに浸透しています。

お得にお店を利用したい人や、お試しで色々なお店に行きたいと考えている人から特に人気です。

ネット予約対応店舗数が多い

2020年7月に東京商工リサーチが行った「飲食店予約サイトのネット予約対応店舗数No.1調査」では、「ネット予約」機能を利用可能な店舗掲載数は、ホットペッパーグルメがNo.1であることが明らかになりました。

飲食店予約サイトのネット予約対応店舗数No.1調査

【参照:東京商工リサーチ

ホットペッパーグルメの掲載料

ホットペッパーグルメの掲載料は有料プランと無料プランがあり、掲載料に加えてネット予約利用手数料が発生します。また、オプションで業務サポートパックなど多数のオプション商品が存在します。実際にどのくらいかかるのか、詳しく解説していきます。

有料プラン

有料プランの料金は、エリアによって異なります
主要エリアの料金は以下の通りです。

  • SSPプラン:198,000円(税込)
  • SSプラン:132,000円(税込)
  • Aプラン:70,400〜75,900円(税込)
  • Bプラン:35,200〜44,000円(税込)

プランによって、主に以下の機能でそれぞれの内容が異なります

  • 掲載順位(SSP→SS→A→B)
  • 特集の本数(SSP=8本・SS=6本・A=3本・B=2本)
  • クーポンの枚数(SSP=6枚・SS=6枚・A=5枚・B=3枚)

掲載順位

ユーザーがお店を決める際に、一番重要な要素でもあるのが掲載順位です。

例えば「渋谷 居酒屋」と検索した時に、ユーザーは上位に掲載されているお店から見ていくので、上位に掲載されていた方が来店につながる可能性がアップします。

飲食店の激戦区であるほど、埋もれやすくなるので、いかに上位に掲載するかが大切です。

激戦区の場合、Bプランでは上位に表示されないことがあるので、競合をリサーチしながらプランを選びましょう。

特集の本数

特集機能は、ホットペッパーグルメで、あなたのお店を紹介してもらえる機能です。

特注してもらうことによって、ホットペッパーグルメのトップページからの流入が見込めます。

さらに、特集記事がSEOの上位に表示されれば、自然検索からの流入もアップするのです。(SEOとは、「Search Engine Optimization=検索エンジン最適化」の略称のこと)
例えば、「札幌 ラーメン クーポン」とユーザーが検索した際に、検索結果は以下のように表示されます。

SEOの表示例

この検索結果に、ホットペッパーで作成してもらった特集ページが載る可能性があるため、自然検索からの流入がアップするというわけです。

クーポンの枚数

ホットペッパーではユーザーが使うクーポンを発行できますが、その枚数がプランによって違ってきます

ホットペッパーを利用するユーザーは、クーポン目当てであることも多いので、クーポンを多く発行できる方が集客に有利になるのです。
競合店がどのプランを使って何枚クーポンを発行しているかによって、選ぶプランも異なってきます。

無料プラン

無料プランには、お店の基本情報を載せる以外の機能はありません
集客を目的にするのであれば、無料プランでは難しいというのが現状です。

登録するメリットを挙げるとすれば、まだホームページを持っていない店舗にとって、ホームページの代わりになることです。

あくまでも、有料プランのお試し用として考えましょう。

おすすめのプラン

集客効果を出したいのであれば、Bプラン以上は必須です。

店舗が位置している地域や、競合の数や状況などによっても選ぶプランは変わってきます。

どのプランを選べば良いかわからないという場合には、まずはBプランを試してみて、その後分析などを行いながらプランを見直していくのがおすすめです。

ネット予約利用手数料

ホットペッパーグルメでは、サイトを通して予約が発生した際に、一人当たり手数料が10〜50円かかります。

食べログやぐるなびでは、一人当たり50〜200円かかるので、グルメポータルサイトの中ではネット予約発生時の料金を抑えることができます

業務サポートパック

ホットペッパーグルメが提供している商品に、「業務サポートパック」があります。
これは、2017年ごろから開始され、リクルートが最も力を入れている商品です。

業務サポートパックに申し込むと、以下のことができるようになります。

  1. 毎月の顧客レポート
  2. 毎月の分析レポート
  3. リスティング広告の配信
  4. メルマガの配信
  5. ホームページの作成
  6. Airシフト等の無料利用

それぞれについて、具体的にどのようなことができるのか、解説していきます。

1.毎月の顧客レポート

ネットを経由して予約したユーザーの中から、メルマガ配信が可能なユーザー数の推移、リスティング広告やホームページなどの反響をまとめた「顧客レポート」を発行してもらえます。

2.毎月の分析レポート

業務サポートパックを契約していない場合であっても、毎月のクライアントレポートを発行してもらうことができます。

しかし、この業務サポートにおける分析レポートは、通常よりもより詳しいデータがまとまっているレポートです。
このレポートでは、掲載ページ内の頻出キーワードや、予約ニーズ、顧客数の分析など、より細かいデータが見やすくまとまっています。

業務サポートパックのレポートを見ることで、より正確に時間をかけずに集客の分析を行うことが可能となるのです。

3.リスティング広告の配信

リスティング広告とは、Googleやyahoo!などの検索エンジンにおいて、何かのキーワードで検索した時に、以下の画像のように「広告」としてサイトを表示することを言います。

リスティング広告表示の例

リスティング広告は、検索キーワードを指定して広告を配信できるため、費用対効果が高い傾向にある広告です。
このリスティング広告で、ホットペッパーグルメの自分の店舗を表示できるというわけです。

4.メルマガの配信

ホットペッパーからネット予約を行ったユーザーに対して、メールマガジンを配信できます。

ホットペッパーグルメに掲載してから、メールの顧客リストが貯まるまでは時間がかかりますが、予約件数が多くなればなるほど、メルマガを配信できる顧客も増えていきます。

5.ホームページの作成

ホットペッパーグルメを通して、簡単なホームページの作成が行えます。
ただし、権限はリクルートにあるので、その点は注意が必要です。

自分でホームページを作成するほど細かいものではありませんが、130以上のテンプレートから手軽に作れます。

自分のお店のホームページを持っていないという方には、嬉しい機能ですね。

6.Airシフト等の無料利用

リクルートが展開する、シフト管理の負担を軽減するシステムが、「Airシフト」です。

Airシフトは、無料で利用できるシステムですが、一部の機能が有料になってきます。
業務サポートパックを利用することで、Airシフトの有料機能を無料で使うことができるのです。

業務サポートパックの料金

業務サポートパックの料金は、以下の2つのプランに分かれます。

  • BASICプラン:18,000円(リスティング広告あり)
  • LITEプラン:10,000円(リスティング広告なし)

BASICプランとLITEプランの違いは、リスティング広告の有無です。

業務サポートパックは必要?

業務サポートパックは、必ずしも必要なものではなく、「余裕がある場合に契約すればよいもの」と考えておくのが良いでしょう。

ホットペッパーグルメを解約する際には、全ての機能が使えなくなってしまうということをしっかり見据えて、判断するようにしてください。

オプション商品

基本料金に加えてオプションを申し込むことで、以下のような特集に掲載できます。
商品名:定価:割引価格(年間契約時)で記載しています。

  • 季節宴会(5〜9月号):11000円(税込):8800円(税込)
  • 季節宴会(10〜4月号):16500円(税込):13200円(税込)
  • 季節宴会パック7(10〜4月号):16500円(税込):14850円(税込)
  • 女子会:16500円(税込):13200円(税込)
  • 結婚式貸切パーティ:33000円(税込):26400円(税込)
  • 食べ放題:11000円(税込):8800円(税込)
  • じゃらん:11000円(税込):8800円(税込)
  • カラオケ:11000円(税込):8800円(税込)
  • いまポン:22000円(税込):17600円(税込)
  • ポイント特集:33000円(税込):29700円(税込)
  • パソコンPR:88000円(税込):79200円(税込)
  • スマホPR:88000円(税込):79200円(税込)
  • 季節サブサイトPR:44000円(税込):39600円(税込)

女子会、食べ放題、季節宴会などはユーザーからの反響が大きいため、オプションを申し込むことで、より多くのユーザーに知ってもらえる可能性が高まります。

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ユーザーのポータルサイト離れが進んでいる?

2021年3月に10代〜50代の男女を対象に行われた、エフェクチュアルの調査では、グルメポータルサイトを利用するユーザーが、減少傾向にあることがわかりました。

2019年と2021年を比較してみると、グルメポータルサイトで情報収集をするユーザー数が減ってきているのに対し、Googleマップで情報収集を行うユーザーが増えています

飲食施設を選ぶ際にどのサービスの口コミを参考にするかの調査結果

【参照:impress

また、2020年の日本トレンドリサーチの調査結果では、「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパーグルメ」の3大グルメサイトの利用者よりも、「いずれも利用したことがない」人の割合の方が上回ったというデータも明らかになっています。

グルメサイトの利用者数

【参考:2020年グルメサイトの利用についてリサーチ|日本トレンドリサーチ

これまでポータルサイトで情報取集を行っていたユーザーが、SNSの普及やGoogleマップ機能の充実などにより、情報収集媒体がシフトしていることが原因だと考えられるでしょう。

飲食店も集客媒体をシフトし始めている

2020年にクックビズが行った調査では、ここ3年で、飲食店のグルメポータルサイト加入率が減少傾向にあることがわかりました。

飲食店が利用しているグルメサイトの推移

【参考:飲食店へグルメサイトについて実態調査|クックビズ

SNSやGoogleマップで集客できるようになったことで、飲食店も、集客媒体を切り替えていると考えられます。

また、新型コロナウイルスの感染拡大によって経営が厳しくなる飲食店も多いので、グルメポータルサイトにかけるコストを見直していることも原因の一つです。

無料で使えて集客効果が期待できる2つの方法

時代の流れによるユーザーの使用媒体の変化に合わせて、飲食店もホットペッパーグルメなどのグルメポータルサイト頼りの集客から、自分の力で集客を行う「自己集客力」を高める重要性が増しています。

ここでは、無料で使えて、集客効果の高いツールを2つ紹介します。

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールは、Googleが提供しているツールで、誰でも無料で使用可能です。

登録することで、Googleマップ上に自分のお店を表示でき、以下のように情報が表示されます。

Googleビジネスプロフィールのプロフィール表示例

店舗名、営業時間、連絡先、ホームページのURLなどの基本的な情報の掲載はもちろん、集客力を高める以下のような機能もあります。

  • 口コミの管理、返信
  • クーポンの発行
  • 閲覧数や閲覧ページなどのアクセス解析

Googleビジネスプロフィールで行えるクーポンの発行は、投稿機能から行えます。
ホットペッパーグルメなどのグルメポータルサイトと違って、手数料がかからないので飲食店にとって使いやすい機能です。

Googleビジネスプロフィールの登録方法や活用方法についてはこちらの記事をご覧ください。
飲食店の集客にGoogleビジネスプロフィールを活用しよう!効果的な戦略方法を紹介

ローカル検索のユーザーを獲得できる

ローカル検索とは、「新宿 イタリアン」「表参道 カフェ」などのように「地域名+業種名(サービス名)」で検索を行うことです。

「渋谷 居酒屋」と検索すると以下のような検索結果が表示されます。

ローカル位検索結果、ローカルパックの表示例

実は、Google検索の46%はローカル検索という調査結果が出ており、この46%のユーザーを逃さないためにも、Googleビジネスプロフィールの運用は必要不可欠です。
【参照:SEARCH ENGINE

スマートフォンや携帯電話には、GPSが搭載されているので、地名を入れずに「居酒屋」と検索した場合にも、そのユーザーがいる地点に近い居酒屋が表示されます。

このことからも、Googleマップ上に自分のお店を表示させておくことが、集客においてとても重要なのです。

検索結果で上位表示をねらえる

ローカル検索やGoogleマップ検索の結果で自分の店舗を上位に表示させるための対策を、MEO対策といいます。
MEOとは、「Map Engine Optimization=マップエンジン最適化」の略称です。

MEOで上位表示を狙うためには、いくつかの対策を行う必要があります。

  • Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
  • 古い情報ではなく、最新の正しい情報を載せる
  • 投稿機能を使ってこまめに情報発信を行う
  • Googleビジネスプロフィール以外のSNS発信などにも力を入れ、サイテーションを獲得する
  • 出来るだけ評価の高い口コミを獲得し、返信などの対応も行う など

MEO対策の詳しい方法などについてはこちらの記事を参考にしてください。
MEO対策で店舗集客を成功させる方法!具体的なやり方を詳しく解説します

Instagram

インスタグラムは、ビジュアル重視のSNSで、画像をメインで投稿していきます。
写真だけでなく、動画も投稿できるので、飲食店の雰囲気を伝えやすいのも特徴です。

投稿だけでなく、ストーリーズやリール、まとめ機能なども活用することで、ユーザーへの露出を増やせます。
ストーリーズ機能は、フォロワーに対するアンケートや質問なども行えるので手軽にフォロワーと交流できる便利なツールです。

アカウントを運用していくには、統一感も非常に大切になってくるので、ターゲットを決めて、そのターゲットに響くテイストの写真や文章を投稿していきましょう。

アカウントを通じてお店のファンになってもらうことで、集客アップが期待できます。

インスタグラムの効果的な運用方法は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
インスタグラム集客の方法!成功の秘訣やフォロワーを増やすコツもご紹介

まとめ

ホットペッパーグルメなどのグルメポータルサイトは、高い掲載料を払わなければいけない一方で、ユーザーが徐々に離れている傾向が見られます。

ユーザーの動向に合わせて、飲食店も、SNSやGoogleビジネスプロフィールを使った集客にシフトしていくことが大切です。
SNSもGoogleビジネスプロフィールもどちらも無料で始められるので、コロナ禍でコストをかけにくい状況でも取り組みやすいですよね。

他の媒体に頼るのではなく、自己集客力をアップさせて、効率よく集客を行いましょう。

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