居酒屋の集客力をアップさせるアイディア!SNS等オンライン活用のコツも解説

居酒屋の集客力をアップさせるアイディア!SNS等オンライン活用のコツも解説
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

「居酒屋の集客がなかなかうまくいかない」
「もっと多くの人に自分の居酒屋を知ってもらいたい」
「もっと効率よく集客する方法はないだろうか」
こういったお悩みをお持ちではないでしょうか?

居酒屋の集客を成功させるポイントは、GoogleビジネスプロフィールやSNSを活用してオンライン上の店舗情報を管理し知名度を高めた上で、メニュー開発に注力したり、お店のサービスの質を高めたりしてリピーターを確保することです。

この記事を読むことで、どうすれば効率よく居酒屋の集客を行えるかがわかりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

居酒屋業界の情勢と集客の必要性

数ある居酒屋の中で、お客さんに選ばれるお店になるには、提供する料理とサービスを磨くだけでは難しい現状があります。近年の新型ウイルスの感染拡大に伴い、居酒屋をめぐる情勢にも変化が起きています。

株式会社東京商工リサーチ実施の「大手居酒屋チェーン店舗数調査」の結果では、新型コロナ感染拡大前に7200店舗だった大手居酒屋チェーンの店舗数が、2021年の夏には6,000店舗まで激減しました。

大手チェーンでも苦戦を強いられている現状で、個人経営の居酒屋がいかに厳しい状況に立たされているかがお分かりになるかと思います。居酒屋の経営を成功させるには、今や効果的な集客手段が欠かせません。

株式会社ROIが2021年に実施した「居酒屋についての意識調査」によると、リピートする居酒屋店舗がある人の割合が、なんと61%であることが分かっています。居酒屋集客にはお店のファンになってくれるリピーターの獲得が重要です。

居酒屋のみならず、飲食店業界全体が厳しい状況の中で店舗を挙げての改革が必要とされているのです。

居酒屋の集客を行う前にすべきこと

いきなり集客に取り組むのではなく、その前にまずやっておくべきことがいくつかあります。
大きく3つに分けてご紹介していきますので、確認してみてください。

自店の強みやウリを把握する

あなたの居酒屋の強みや魅力は何ですか?他店に比べて、自慢できるポイントはどこでしょう?


数ある居酒屋の中から、あなたのお店を選んで来店してくれるお客さんたちを増やすには、時点の強みやウリをオーナーであるあなたがしっかり把握している必要があります。

居酒屋の場合は次のような強みやウリが考えられます。

  • 雰囲気が良い
  • 料理が美味しい
  • ドリンクの種類が豊富
  • ノンアルコールメニューが充実
  • 立地が良い
  • 価格がお手頃
  • 高級感がある
  • 遅くまで営業している
  • 大人数の宴会に便利
  • 少人数で飲むのにちょうど良い

集客をする際に、あなたのお店の強みを全面に出していくことで、発信の武器となり、集客力アップにつながるのです。例を参考に、あなたのお店だけの特徴を把握してみましょう。

ターゲットとお店のコンセプトを明確にする

あなたの居酒屋のターゲットは明確になっていますか?

ターゲットの選定は、居酒屋集客において欠かせないプロセスです。なぜなら、ターゲットが決まっていないと、どんな集客方法を選んだらいいか決められないからです。


居酒屋集客のターゲットを決める際には、以下のようなことをイメージしてみましょう。

  • 性別
  • 年代
  • 大体の年収
  • 飲み会の雰囲気
  • 利用シーン
  • 利用人数
  • 好きな居酒屋料理のスタイル

具体的にイメージするのが難しければ、既存のお客さんの中から数人ピックアップしてみるのもよい方法です。

ターゲットを明確にすることで、あなたがこれから行っていく発信の軸が定まりますので、まず最初に明らかにしておきましょう。

周辺店舗やライバル店舗の調査を行う

居酒屋は、席数やお店の雰囲気、価格帯などさまざまな点で多店舗と比較されがちです。そこで欠かせないのが、周辺にある居酒屋やライバル店舗の調査になります。

しっかりと調査を行うことで、そのお店のコンセプトやターゲット層が分かってくるはずです。デートで利用したい雰囲気の良い居酒屋なのか、仕事帰りのサラリーマンメインの活気のある居酒屋なのか、居酒屋といっても多種多様です。

調査の結果、近隣店舗とあまりにも特徴が似通っている場合は、お店のコンセプトから練り直す必要があるかもしれません。

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居酒屋のオンラインでの集客方法6選

ここからは、具体的な集客の方法についてご紹介していきます。

スマートフォンの普及とともにネットで居酒屋を検索するユーザーが増加し、オンラインを使った集客に力を入れることで、効果的な集客を実現できます
まずは、そのオンラインの集客法をご紹介していきますので、ぜひ確認してみてください。

①Googleビジネスプロフィールに登録しMEO対策を強化する

Googleビジネスプロフィールは、Googleが提供している無料のツールで、お店の情報を登録することで、ユーザーの多いGoogleサービス上に店舗情報を掲載できます

1-1.Googleビジネスプロフィールに登録して使える機能

無料のGoogleビジネスプロフィールに登録してできることは次のとおりです。

  • お店の基本情報の管理や更新
  • 写真や提供メニューの掲載
  • 投稿機能を使って短文テキストと画像や動画の投稿
  • 口コミの返信、管理
  • 無料の簡易Webサイトの作成
  • 検索方法やユーザーアクションの分析

Googleビジネスプロフィールの概要や使い方については、下記の記事でより詳しく解説しています。

1-2.Googleサービス上での店舗情報の表示

Googleビジネスプロフィールに登録しているお店の名前を、Google検索で検索した場合は、下記のように店名や写真、連絡先、地図、営業時間、写真、投稿、提供商品など、お店の詳しい状況が表示されます。

Googleビジネスプロフィール表示の例

Googleビジネスプロフィールの店舗情報のデザインは、視覚的にも分かりやすくまとまっており、高い利便性から近年利用者も増加しています。

店舗への連絡やオンライン予約といった次のアクションに繋げやすいツールであるのが、Googleビジネスプロフィールを利用するメリットだといえるでしょう。

1-3.Googleビジネスプロフィール運営で知っておきたいローカル検索とローカルパック

ユーザーが居酒屋を探す時、「渋谷 居酒屋」「新宿 居酒屋」など、 「地名+業種名(サービス名)」 で検索する傾向があります。

このようにエリアを指定して目的地を探す検索をローカル検索と言い、居酒屋に関連したキーワードでいかにユーザーにお店を見つけてもらえるかが、集客成功のカギになります。

「渋谷 居酒屋」と検索すると、マップ上での位置と上位3店舗の店舗情報が確認できます。検索した時に上位店舗が表示されるエリアはローカルパックと呼ばれます。ローカルパック上では、上位店舗3店舗の店名、評価・口コミの数、ビジネスカテゴリ、住所、提供しているサービスが確認できます。

ローカルパック表示の例

検索結果の上位3位以内のローカルパックに表示させることで、露出が多くなりユーザーの目に留まる確率は格段にアップします。

1-4.MEO対策成功のコツ

Googleマップ検索で上位に表示させるための対策を、MEO対策と言います。
MEOとは「Map Engine Optimization」の頭文字を取ったものです。)

Googleビジネスプロフィールの表示順は、「キーワードとの関連性」「検索力の距離」「お店の知名度」3つの要素で決定されます。そのため、やみくもに対策を行ってもなかなか効果は得られません。

Googleビジネスプロフィールを上手に運営して、店舗情報を上位表示させるコツをまとめておきます。

  • 正確で最新の情報を掲載、発信する
  • 適切なビジネスカテゴリを設定する
  • 魅力的な写真、動画を掲載する
  • NAP情報(店名、住所、電話番号)を統一する
  • キーワードを意識した内容を投稿する
  • ブログやSNSを使って知名度を上げる
  • 口コミを集めて迅速に返信する
  • 自社サイトのSEO対策を行う
  • サイテーション(オンライン上の引用)を増やす
  • SNSやサイトをGoogleビジネスプロフィールと紐づけする

MEO対策は、まだ取り組んでいる店舗が比較的少ないため、効果を出しやすいという特徴があります。
競合が少ないうちに、先に取り組んでおくと、他店よりもスムーズに集客を行いやすくなりますのでおすすめです。

MEO対策の具体的なやり方に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください。

②SEO対策を強化し公式サイトの順位を上げる

居酒屋の公式サイトやホームページはお持ちですか?

ホームページがあることで、「しっかりした店舗だ」「ちゃんとメニューや雰囲気もわかりやすいから行きやすい」と感じてもらいやすくなります

ホームページが特にない、必要性を感じないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、お客さんの目線に立って考えると、ホームページを持っていない居酒屋だと不安を感じる場合もあるのです。

「渋谷 居酒屋」と検索してみると、Googleビジネスプロフィールの情報の下には、SEOで順位付けられた上位10位までのサイトが表示されます。

SEOの例

SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)によって、Googleがユーザーにとって役立つと評価した順にサイトが表示されているのです。

そして、自社サイト・ページを検索結果の上位に表示させるための対策のことを、SEO対策と呼びます。

ホームページとGoogleビジネスプロフィールを紐付けることも可能です。SEO対策を行ってホームページの閲覧数が伸びることで、Googleでの評価が上がり、MEOの順位も上がりやすくなります。

③テイクアウト・デリバリーサービスを充実させる

新型コロナウイルスの感染拡大によって、Uber eatsなどのデリバリーサービスの需要が高まりました。
自粛が続き、店舗に直接来られない方にも、お店の味を楽しんでもらえるチャンスです。

また、それだけでなく、これまで来店が難しかった層、例えば小さな子どもがいる家族や、遠方に住んでいる顧客などにも訴求できます

手軽に利用してもらえるので、お客さんの心をつかめれば「実際にお店に行ってみたい」と思ってもらえるきっかけになるのもメリットです。
さらに、テイクアウトでの常連客になってくれる可能性も十分考えられます。

初期費用や手数料などもかかりますので、事前に確認しておくようにしましょう。

④ポータルサイトに掲載する

飲食店や居酒屋の情報、口コミなどが集まっているポータルサイトに掲載するのも、お店の認知度を高める手段として有効です。

宴会プランやクーポンなどが載っており、割引を目当てで利用するというユーザーも多いのが特徴です。
Googleなどの検索ではなく、ポータルサイトから直接検索する顧客にアプローチできるため、ポータルサイト自体の集客力が強ければ強いほど効果があるでしょう。

しかし人気ポータルサイトに登録したからといって、必ずしも集客効果が得られるわけではありません。ポータルサイトに掲載されるということは、他のお店と比べられるのが前提になります。つまり、いかに他店と差別化を図れるかがポイントとなるでしょう。

自店の強みや魅力がお客さんに伝わるように、画像や文章でのアピール方法を工夫してみましょう。

ただし、掲載コストがかかるので、集客にかけられる予算と照らし合わせながら取り入れてみてください。

⑤SNSで集客する

SNSは、拡散力や影響力が大きいツールとして、多くの人が日々利用を重ね、存在感が強まっています。
バズる(一気に拡散される)ことで、有名になる飲食店も多いですよね。

SNSにも様々なものがありますが、それぞれの特性を生かして、集客を行っていきましょう。

Instagram

Instagramは、ビジュアル重視のSNSです。
画像がグリッドになってプロフィールに表示されるので、投稿の統一感がとても大切になってきます。

お店のターゲットやコンセプトに合わせて、色味や明るさなどがある程度統一されるように工夫しましょう

居酒屋のInstagramでは、映えるメニューや綺麗な色のカクテル、旬のデザートの写真も喜ばれるかもしれません。

写真を綺麗に見せるための加工ツールやフィルターなどもありますので、使いやすいもので加工すると、さらにクオリティの高い写真になります。

インフルエンサーマーケティングと言って、フォロワー数が多く影響力のある人にお店を利用してもらい、拡散してもらう方法もあります。
ただし、地方では効果が見られない場合があるので、注意しましょう。

Twitter

Twitterは、リアルタイムで情報を知るために活用している人が多いSNSです。
1つの投稿に、140字以内の文章と、4枚以内の写真を載せることができます。

SNSの中では一番拡散力が高く、リツイートという機能で投稿を拡散する機能があるのが特徴です。

ビジネス感のあるアカウントや、公式のアカウントよりも、個人の発信の方が伸びやすい傾向にありますので「〇〇居酒屋の店主」など、個人が発信しているスタイルにするとユーザーが親しみを感じやすくなります。

クスっと笑えるコンテンツが人気のTwitterでは、「酒好きあるある」「一人飲み用絶品おつまみ」などの興味を惹く内容を考えるとよいでしょう。

Facebook

30代後半〜40代以降の世代が一番アクティブに活動しているSNSで、高い年齢層にアプローチするには有効です。

実名で登録するSNSであることや、設定によって、大まかなユーザーの所在地がわかるなどという点で、他のSNSと違っています。
地域のユーザーとつながることができる貴重なSNSですので、有効に活用してみてください。

Facebookにも投稿をシェアする機能があるので、ユーザーに拡散してもらうことも可能です。

Facebookは、各社作り込んだコンテンツを展開しているため、居酒屋としては簡単おつまみメニューのレシピや、取り扱っている地酒の詳しい紹介など、ツウな情報を届けてみましょう。

LINE

LINEは、多くの人が日頃から活用しているSNSです。

居酒屋の公式LINEを作って、お客さんにお友達登録をしてもらうことで、お客さんと直接やりとりできるようになります

一斉送信で、お得情報などを流すこともできますが、個別のやりとりで、居酒屋の予約をLINEで完結できるようにするのも便利です。
電話をするのが面倒というユーザーも多いので、ぜひLINEを活用して、お客さんとやりとりしてみてくださいね。

他にも、投稿機能を使って、写真や動画を投稿することもできるので、一斉送信とバランスをとりながら活用してみましょう。

⑥WEB広告で集客する

WEB広告には、リスティング広告やSNS広告、ディスプレイ広告、動画広告、ネイティブ広告、メール広告などさまざまな種類があります。注目度が高いため、忘年会や新年会、入社シーズンなど大きな利用が見込めそうな場合にWeb広告を利用するのも有効です。

居酒屋のWeb広告を流そうとする場合も、より多くのターゲットが利用するツールをしっかり研究して行う必要があるでしょう。

「広告」とわかると、嫌がられてしまう場合もありますが、認知度を着実に上げるためには効果的な方法です。
さらに即効性が期待できる方法でもあります。

露出を増やすほど、コストはかかってきますが、自店に合わせた予算で、試験的に取り入れてみるのも良いですね。

居酒屋のオフラインでの集客方法4選

続いて、忘れてはいけないオフラインでの集客方法をご紹介していきます。オンラインとオフラインの集客方法を併用することで、より大きな効果が期待できます。

①店名の看板やのぼりを立てる

即効性はないものの、看板やのぼりを立てて、お店を目立ちやすくすることで、何気なく道を通る人に覚えてもらいやすくなります。

ふとした時に、「いつも見る、あの居酒屋に行ってみようかな」と思ってもらえるきっかけになるので、ぜひお店の前に立てておくようにしましょう。

看板やのぼりを見ただけで、どんな居酒屋なのかなんとなくイメージできるようなデザインにしておくと、お客さんも来店しやすくなります。

②外にメニューボードを設置する

初めてお店に来た人は、中の様子やメニュー、価格帯がわからないと、不安に感じて入店を迷ってしまう原因になります

窓などが少なく中の様子がわかりにくい場合には、ボードなどにメッセージを書いてオーナーやスタッフの人柄を見せるのも効果的です。

メニューや価格に関しては、メニューを自由に越閲覧できるように、お店の入り口に1部置いておくのも良いですし、ボードに「今日のおすすめ」などを記載するのも良い方法ですね。

まずは、お客さんの立場になって、あなたの居酒屋が入りやすい雰囲気であるかどうかを見直してみましょう。

  • 外から中の雰囲気がわかるか
  • おおよその価格帯がわかるか
  • どんなメニューがあるか大まかにわかるか

これらをチェックしてみてください。

③チラシを配る

チラシは、新聞折り込みとポスティングなどがあります。

新聞折り込みは、コストはかかるものの自分で配る手間は省ける方法で、コストはかけられるけれど時間がかけられない方におすすめです。

一方ポスティングは、自分でチラシを配り歩く方法で、基本的にかかる費用は印刷費や用紙代のみとなります。
ポスティングは、新聞をとっていない家庭にもチラシを配ることができるのもメリットです。

特にデジタル機器で情報を集めるよりも、新聞やチラシなどをよく読む世代には有効な手段となります。

居酒屋集客の場合は、飲み会コースの紹介や新メニューの案内を中心に、時にはクーポンを混ぜると来店率はアップさせられるでしょう。

④フリーペーパーに載せる

フリーペーパーは、地域の顧客にアピールしやすい方法です。

ご自分の地域のフリーペーパーの読者層や雑誌の雰囲気、掲載価格をリサーチしてみましょう。

こちらもチラシ同様、年配の方をターゲットとしている場合にアプローチしやすい方法です。フリーペーパーの場合は、各店サービスやクーポンを掲載しているのが一般的です。

居酒屋では、〆のデザート1品無料やファーストドリンク半額など、お店の負担にならない範囲で、お得感を出せる宣伝文句が必要となるでしょう。

集客に成功する居酒屋の特徴6つ

集客を上手く行っている居酒屋が取り入れている6つのポイントをご紹介します。自分のお店に足りない部分があると分かったら、積極的に改善していきましょう。

①接客を徹底してファンを増やしている

居酒屋を訪れるお客さんは、どうして家でお酒を飲まずに、お金を払って居酒屋でお酒を飲むのでしょうか?お店の雰囲気や居酒屋料理も大きな要素ですが、居酒屋の気持ちの良い接客サービスが好きという方もいらっしゃるはずです。

リピーターになる理由に、接客の良さが強い影響を与えていると分かる調査結果をご紹介します。「居酒屋で笑顔や接客の良いスタッフがいたら、リピートしたいと感じますか?」の問いに、94%の人がリピートしたいと返答しています。

お酒を楽しみ程よく緊張感の解ける居酒屋では、居酒屋ならではのフランクな会話が交わされるシーンもあるでしょう。スタッフの接客レベルを上げれば、お店に来ることを楽しみにしてくれるリピーターが増えるかもしれません。

参照:株式会社ROI「居酒屋についての意識調査」

②飲み会コースやメニューを豊富に揃えている

居酒屋の売上において、あなどれないのがやはり宴会利用です。団体で飲み会コースを利用してくれれば、食材を無駄にする心配もないのが嬉しいですよね。

飲み会を取り締まる幹事は、参加するメンバーを満足させたいとの思いで、コスパが良く美味しい料理を楽しめる飲み会コースを探します。飲み会コースやメニューにバラエティーが足りないと、他の店舗のコースと比べられ、脱落してしまうかもしれません。

例えば、男性用の〆までがっつりのコースや、女性用の油分の少ない料理を意識したコースがあるだけでも、利用者の選択肢が広がるはずです。

名物メニューを上手くアピールする

名物メニューを明確にすることで、「あの居酒屋といえば、これ」という記憶が残りやすくなります

あなたの居酒屋には、名物メニューがありますか?
また、そのメニューをしっかりアピールできていますか?

名物メニューを気に入ってもらえれば、「あの居酒屋のあのメニューが食べたい(飲みたい)」と思ってもらえるので、リピーターを獲得しやすくなるのです。

名物メニューがあると、お客さんもそれを話題にしやすくなるので、口コミやSNSでも広まりやすくなります。

ドリンクと料理でそれぞれ「名物」と言えるメニューを用意してみましょう。

④新メニューや季節限定メニューの開発努力をしている

居酒屋ならではのお酒に合うメニューも、居酒屋好きにはたまらない魅力です。居酒屋の集客を成功させるには、新メニューの開発努力は欠かせません。

いつ来ても目新しいメニューがあれば、飽きずに繰り返し訪問したいと思ってもらえるかもしれません。また、その時しか食べれない、旬の食材の良さを活かしたメニューは、お店の料理の腕を披露するチャンスになります。

新メニューや季節限定メニューは、ポップを作って宣伝するなど、お客さんの目に留まる工夫が必要です。

⑤店内が清潔で安心して食事ができる環境を整えている

衛生管理の徹底が叫ばれている現代では、お客さんが安心して食事ができる環境も大切です。特にお酒の場は、感染対策が緩みがちというイメージがあるため、しっかりと対策をし、お客さんにアピールすることが大切です。

行っている感染症対策や衛生管理を、店舗情報を掲載できるGoogleビジネスプロフィールや、SNSで発信するのも効果的です。お店選びの基準に、感染症対策が重視される今の情勢を理解し、お客さんのニーズに応えられるお店作りが求められます。

⑥口コミを集めてお客さんと交流している

居酒屋を経営していて、実際にお客さんと交流できる場面は意外と少ないと感じているはずです。お会計の場面でも「美味しかったです」の一言が毎度聞けるわけではありませんよね。

しかし、居酒屋集客を成功に導くためには、お客さんとの交流も重要な要素です。人気のある居酒屋は、口コミを上手に集めてそこでコミュニケーションを図っています

口コミは、お客さんのお店選びを左右する要素であり、評価の良い多数の口コミは居酒屋の成功を後押ししてくれます。公式サイトに口コミを書きこんでくれるユーザーは、多くないと考えた方がよいでしょう。

口コミ対策を強化するには、無料で利用できて書き込みをしてくれる可能性も高まる、Googleビジネスプロフィールを利用するのがおすすめですよ!

Googleビジネスプロフィールの口コミに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

これからの居酒屋はオンライン集客の成功が重要!

最後に、居酒屋の集客を行う上で大切なポイントを2つお伝えします。

ユーザーの行動変化に対応するオンライン集客が必須

これまでは、人から人への口コミや、看板、チラシなどといったオフラインの集客だけでお客さんが来店していたかもしれません。

しかしスマートフォンの普及に伴って、ユーザーが居酒屋を探す際にWEBを使用することが圧倒的に多くなりました。
この背景からも、徐々に、「オンライン集客を制すものが集客を制す」時代になってきています。

拡散力や影響力がオフラインとは比べものにならないため、これからの集客はオフラインに力を入れて取り組んでいくのが、集客成功へのポイントです。

他店がまだ本格的に取り組んでいない間に、コツコツとオンライン集客に取り組んでおきましょう。

無料で利用できるGoogleビジネスプロフィールは居酒屋集客の味方

広告やポータルサイトがメインの集客は、膨大なコストがかかってしまう場合があります。

売り上げを最大化するためには、自力でお客さんを集められる力、自己集客力を高める必要があるのです。

そのためには、特にSEO対策やMEO対策といった検索対策と、SNSに力を入れるのがおすすめです。
どれも無料で集客を行うことができ、自分で情報を発信することができます。

また、ポータルサイトを利用する人の割合が減ってきており、Googleマップを見て選ぶ人の割合が増加しているという調査結果も出ています。
【参照:impress

これらのことからも、何年先も安定した集客を見込みたいのであれば、Googleビジネスプロフィールを活用して、自己集客力をつけていくのが一番着実な方法と言えるのです。

コツが必要なツールもあるので、初めはなかなか結果が出ずうまくいかないかもしれませんが、集客や売り上げに貢献してくれる時がきっとやってきます。

MEO対策はSEO対策と比べて、業者に依頼した場合の費用も比較的安価ですので、どうしても自己流で効果が感じられない場合は「検索ドーン」のような管理ツールの利用もおすすめですよ!

まとめ

今回は、居酒屋の集客の方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

オンラインの集客ツールがもちろん有効ですが、うまくオフライン集客と組み合わせることで、さらに力を発揮します
ご自身のお店に合った集客法を、ぜひ探してみてくださいね。

居酒屋の集客でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

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