飲食店の集客にGoogleビジネスプロフィールを活用しよう!効果的な戦略方法を紹介

飲食店の集客にGoogleビジネスプロフィールを活用しよう!効果的な戦略方法を紹介
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

「飲食店でGoogleビジネスプロフィールを使った集客をしたい」
「飲食店ならではの、Googleビジネスプロフィールの活用方法が知りたい」
「WEBで効率的でコスパの高い集客方法が知りたい」
そんなお悩みありませんか?

飲食店とGoogleビジネスプロフィールの相性はよく、集客効果や認知度を高めるためには、すぐに利用したいツールです。

そこで今回は、飲食店がGoogleビジネスプロフィールを使うべき理由、魅力的に店舗情報を発信する方法を紹介します。

この記事を読みGoogleビジネスプロフィールに反映すれば、今まで以上に多くのユーザーに来店してもらえるでしょう。

目次

飲食店がGoogleビジネスプロフィールを使うべき理由

Googleビジネスプロフィールは、飲食店の集客において欠かせないものであり、人気のフードメニューや店内の雰囲気を伝えるために最適なツールです。

Googleビジネスプロフィールが必要な理由は、以下の通りです。

飲食店がGoogleビジネスプロフィールを使うべき10つの理由

  • Googleマップで表示するためには必須
  • Googleマップで飲食店を探すユーザーが増えている
  • 来店見込みの高いユーザーにアピールできる
  • 口コミで顧客とコミュニケーションがとれる
  • メッセージ(チャット)機能で直接やりとりできる
  • 無料で活用でき、外注しても安価
  • MEO対策を強化すればSEOより上位に表示されることも
  • インサイト機能でユーザーの行動を把握できる
  • ホームページが作成できる

Googleマップで集客するためには必須

Googleマップで表示される店舗情報は、Googleビジネスプロフィールで設定したものであるため、登録が必須です。

Googleマップで店舗を検索するユーザーは、来店する可能性高い見込み顧客であり、店舗情報を上位に表示させることで集客効果が期待できます。

Googleマップの検索結果で上位を目指すことをMEO対策といい、Googleビジネスプロフィール、マップを使った集客方法では欠かせない施策です。

具体的なMEO対策の方法は、記事中盤の「飲食店のGoogleビジネスプロフィール攻略法」で紹介します。

さまざまな集客方法が存在しますが、飲食店のように店舗を構えており、WEBの情報をもとに顧客の来店を促しやすいビジネスは、特にGoogleビジネスプロフィールの活用が欠かせません。

Googleマップで飲食店を探すユーザーが増えている

飲食店の集客方法の1つに「食べログ」や「ぐるなび」といったグルメサイトへの掲載が挙げられます。

しかし、2021年の株式会社TableCheckのユーザー調査によると、飲食店を検索する際にグルメサイトを利用する人は減少傾向にあり、Google検索やGoogleマップを参考にしている人が増加していることがわかりました。

Google検索とGoogleマップ検索が増加し、グルメサイト検索は減少傾向 - Googleビジネスプロフィールを活用する理由

【参考:グルメサイト評価、「信頼しない」飲食店6割。飲食店探しは「Googleマップ」「ウェブ検索」が急増 – 株式会社TableCheckプレスリリース

もちろんグルメサイトを利用する人は多くいますが、2位にGoogle検索、3位にGoogleマップが続いている点は特筆すべき傾向です。

Google検索、Googleマップの活用率が上昇している結果から、飲食店はMEO対策で検索結果で上位を狙い、顧客からの認知度を高めることが重要といえるでしょう。

来店見込みの高いユーザーにアピールできる

Googleマップを使うユーザーは、「梅田 カフェ」など「地名+料理ジャンル」といったキーワードで飲食店を検索します。

「地名+料理ジャンル」 で検索するユーザーは、自分が今いる場所や入力した地域の近くにある飲食店に「今すぐ行きたい」「直近で訪れたい」と思い検索しているので、来店見込みが高いと考えられます。

特に「今すぐ行きたい」と思っているユーザーは、上位表示された店舗情報から参考にするため、Googleビジネスプロフィールの活用は飲食店の集客に最適です。

Googleマップは店舗情報を閲覧したあと、電話をかける、ルートを検索する、予約リンクにアクセスするなど、集客につなげやすい行動が簡単に実行できます。

ほかの集客方法よりも、来店見込みの高いユーザーに対してのアプローチがしやすく、来店へとつなげやすいメリットを、存分に活用しましょう。

口コミで顧客とコミュニケーションがとれる

口コミは、ユーザーから投稿されるだけではなく、画像のようにオーナーによる返信が可能です。

口コミは、サービスのよいところ、悪いところが把握できるだけではなく、信頼関係を築く場でもあります。

ユーザーの口コミに対して真摯に対応するやりとりがある場合、新たな顧客に対する信頼も生むため、集客効果や来店の動機付けにもなるでしょう。

メッセージ(チャット)機能で直接やりとりできる

メッセージとは、スマホのブラウザ、またはアプリ版Googleマップで店舗情報を閲覧した際に表示される機能です。

ユーザーからの問い合わせに答えるかたちで、メッセージをやりとりします。

簡易的なチャットではありますが、ユーザーとオーナーが直接やりとりできます。

確認を急ぐユーザーは電話で確認するケースが多いかもしれませんが、今すぐに来店をしないとき、子ども連れで来店できるか、年末年始の営業時間といった質問ができるでしょう。

チャット機能はGoogleビジネスプロフィール設定で有効にしなければ利用できないため、集客の為には設定を忘れないでくださいね。

無料で活用でき、外注しても安価

Googleビジネスプロフィールは基本的に無料で利用でき、初期費用をかけずMEO対策できます。

飲食店の集客は、グルメサイトへの掲載が一般的でしたが、費用が高いというデメリットがあります。
また、掲載費用の高い順に掲載される傾向があるので、コストをかけない限り上位表示が難しいこともあるでしょう。

また、Googleビジネスプロフィールの運用を外注しても、ホームページを上位表示させるSEO対策や、WEB広告よりもコストを抑えやすいことが特徴です。

Googleビジネスプロフィールの運用代行とは?業者の選び方や料金も解説

MEO対策を強化すればSEOより上位に表示されることも

自社の店舗情報がGoogle検索で上位3位に入ると、SEO対策を取ったグルメサイト、まとめサイトなどのコンテンツより上位に表示されます。

オレンジ色の枠で囲まれた、Googleマップと上位3位以内のGoogleビジネスプロフィールの情報ページをローカルパックといい、検索結果のトップに表示されます。

MEO対策を強化すればSEOより上位表示される - 飲食店がGoogleビジネスプロフィールを使う理由

当然ながら検索ユーザーは、上位表示された情報から閲覧をするため、表示結果が下にいくにつれてページから離脱します。

ローカルパックである上位3位以内に入らなければ、大きな集客効果は期待できません。

そのため、検索キーワードで3位に入ることを目標にMEO対策をしていくことが重要です。

インサイト機能でユーザーの行動を把握できる

インサイトとは、Googleビジネスプロフィールの機能のひとつで、店舗情報を閲覧したユーザーの行動がデータとして集計・閲覧できます。

  • ユーザーが店舗情報を閲覧して行動を起こした数(電話、メッセージ、予約、ルート検索)
  • 店舗情報が閲覧された数(デバイス別)
  • 店舗情報にたどり着いた検索語句

これらの情報は、MEO対策の効果を確認するために利用できます。

口コミや投稿の数を増やした、情報を充実させたなどMEO対策をしたあと、インサイトで電話での問い合わせやルート検索が増えていれば、集客効果が出ていると捉えられるでしょう。

MEOの専門ツールと比較すれば物足りないかもしれませんが、無料で集客効果の増減が分析できるのであれば、活用しない手はありませんね。

Googleビジネスプロフィールのインサイトを活用・分析し集客アップする方法を解説

ホームページが作成できる

Googleビジネスプロフィールでは、ウェブサイトと呼ばれる機能を使って、自社のホームページが作成できます。

機能のひとつであるため作成や公開は無料であり、自社サイトがない飲食店であれば、作成をしておいてもよいでしょう。

ウェブサイトはGoogleビジネスプロフィールと連携しているため、投稿した写真、口コミ、店舗情報などが自動で表示されます。

ページのカラーなどを決めたり、表示させる文言を設定したりするだけですぐ公開できるため、専門的な知識がなくても自社サイトをもてるのです。

1ページのみの簡素なウェブサイトではあるものの、時間やコストがかけられず自社サイトを作成できないのであれば、作っておいて損はありません。

Googleビジネスプロフィールのウェブサイトとは?メリットと作成手順を解説

飲食店がGoogleビジネスプロフィールを始める方法

Googleビジネスプロフィールを始める方法は、以下の3つの手順で行えます。

飲食店がGoogleビジネスプロフィールを始める方法

  1. Googleビジネスプロフィールに登録する
  2. オーナー確認をする
  3. Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる

もしまだGoogleビジネスプロフィールの情報登録を完了していない、という飲食店オーナー様は、ここから始めてみましょう。

①Googleビジネスプロフィールに登録する

Googleビジネスプロフィールの情報ページを作成するには、Googleアカウントが必要です。

普段から使用している個人のGoogleアカウントでも登録できますが、アカウントに紐づけされるので飲食店専用のアカウントを取得するといいでしょう。

Googleビジネスプロフィールの登録で必要になる情報

  • ビジネス名
  • 店舗住所
  • 業種の選択
  • 登録用の電話番号

これらの情報を準備したら、以下の記事を参考に実際に登録していきましょう。

Googleビジネスプロフィールの使い方!登録方法や注意点まで必要な情報を全て解説

②オーナー確認をする

Googleビジネスプロフィールの情報ページの中には、第三者による情報を元に作成されているものがあります。

その場合、飲食店を実際に運営しているオーナーが、「オーナー確認」を速やかに完了する必要があります。
「オーナー確認」のステップを飛ばすと、ページの乗っ取りや口コミ欄が荒れるなど、トラブルが発生する可能性があります。

オーナー確認を完了する方法

  • ハガキ郵送
  • 電話
  • メール
  • テキストメッセージ
  • サーチコンソール(登録済の場合)

具体的には、以下の記事に書かれているのでぜひ参考にしてください。

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認は重要!方法ややるべき理由を徹底解説

③Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる

Googleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認が終わったら、店舗のプロフィールを入力して、充実させましょう。

店舗情報の追加、編集はGoogleビジネスプロフィールにログイン後、左側のメニューにある「情報」から編集できます。

ビジネス情報を充実させる

そのほかにも「投稿」で店舗の外観や料理の写真などを掲載しましょう。口コミ管理や返信、各種SNSとの連携もMEO対策に効果的です。

Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる方法は、次の「飲食店のGoogleビジネスプロフィール攻略法」で詳しく紹介します。

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飲食店のGoogleビジネスプロフィール攻略法

ここでは、飲食店が行うべきGoogleビジネスプロフィールの攻略法をお伝えします。

飲食店のGoogleビジネスプロフィール攻略法8点

  1. キーワードを決める
  2. Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
  3. 口コミを集めて返信する
  4. Googleビジネスプロフィールの情報を最新状態に更新する
  5. 魅力的な写真を投稿する
  6. SNSで拡散しサイテーション対策を取る
  7. NAP情報を統一し構造化マークアップを実施する
  8. 自店舗のWebサイトのSEO対策を強化する

無理なくできるものから実践して、投稿や写真など継続的な運用が必要なものは、定期的に更新をするなどして、検索順位の上位を目指しましょう。

①キーワードを決める

MEO対策は「新宿 居酒屋」のように、特定の地域情報を検索するローカル検索の対策をしましょう。
飲食店では「地域名」+「店舗の特徴/ニーズ」を表すキーワードの設定がおすすめです。

「地域名」には「東京都」や「京都府」など広い範囲ではなく「新宿区」や「高田馬場駅」など地名や駅名を設定しましょう。

「店舗の特徴/ニーズ」を表すキーワードには、「居酒屋」「ラーメン」「焼肉」など提供メニューや「ランチ」「おしゃれなカフェ」などユーザーのニーズに合わせてキーワードを決めます。

飲食店のユーザーニーズの具体例

  • 子連れOK
  • 飲み放題
  • 座敷席あり
  • ママ会
  • クーポン
  • 駐車場
  • インスタ映え

上記の具体例を参考に、適切なキーワードをまず決めましょう。

キーワードを決めたあとは、そのキーワードがMEO対策において最適であるかを確認します。

キーワードを設定しても、その語句で検索をする人がいない、または検索数が多すぎて競合他社の情報に埋もれてしまっては意味がありません。

キーワードが最適であるかを調べるためには、Google広告のキーワードプランナーを活用します。

キーワードプランナーの使い方は、以下のとおりです。

  1. キーワードプランナーにアクセス
  2. 「新しいキーワードを見つける」を選択
  3. 対策したいキーワードを入力して「結果を表示」を選択

画像は「新宿 飲み放題」と検索したときの、結果です。

競合とボリュームの確認

キーワードプランナーを見るときは、月間平均検索ボリュームと競合性を確認します。

  • 月間平均検索ボリューム:毎月検索されている回数。10~100はスモールワード、1,000以上はビッグワード。中間はミドルワードと呼ばれる。
  • 競合性:広告に入札している人の度合い。競合性が高いと対策が万全であることが多く、上位表示にはコツや時間が必要。

キーワードの設定は、ある程度検索数があり、競合性の高くないものを狙うことで、上位表示が期待できます。

たとえば検索数0~10のキーワードであれば、ほとんどのユーザーが検索しておらず、情報が閲覧されることはないものの、上位表示はされやすいのです。

たとえば「新宿 カフェ ママ会」のキーワードの場合、検索数が少なく競合性もないことから閲覧されづらいため、対策としては不向きだと判断できます。

Google広告は、Googleアカウントが必要です。現時点でアカウントをもっていないのであれば、Ubersuggestなどのツールを活用してみてください。

すでにGoogleビジネスプロフィールを解説しているのであれば、キーワードプランナーを利用できます。

MEO対策のキーワードの選び方!上位表示するための選定のコツと設定方法

②Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる

上記で決定したキーワードとの関連性を高めるために、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させます。

Googleビジネスプロフィールの情報と検索キーワードとの関連性は、MEO対策において掲載順位を決める重要な要素の1つです。
そのため、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させることで、ユーザーの検索したキーワードとより合致しやすくなります。

文章が不自然にならない程度に、キーワードを以下の項目に散りばめながら記載しましょう。

Googleビジネスプロフィールで入力すべき情報

  • ビジネス名(店舗の名称)
  • カテゴリ(飲食店のジャンル)
  • ビジネス所在地(店舗の正しい住所)
  • サービス提供地域(デリバリーに対応している場合は、設定しておくとよい)
  • 営業時間・定休日
  • 特別営業時間(祝日や年末年始)
  • 電話番号(席予約の際に、実際につながる番号にしておく)
  • ウェブサイト
  • 予約リンク(席予約などができるURLを貼り付ける)
  • 商品(提供するフード、ドリンク、コースなどの設定)
  • 属性(感染症対策の実施、客層、トイレの有無など)
  • ビジネス情報(店舗の紹介)

最近では、テイクアウトやデリバリー情報もユーザーにとって重要になっています。

テイクアウトメニューや写真も忘れず掲載しておきましょう。

③口コミを集めて返信する

ローカル検索で上位表示されるには、Googleビジネスプロフィールでの口コミ数と高い評価がポイントです。
「口コミが多くて評価が高い」=「検索ユーザーに提供する価値がある情報」とGoogleは考え、結果的に上位表示されるようになります。

口コミはGoogleマップの検索結果画面に表示されることもあるので、対策キーワードを入れ込むようお願いをするとよいでしょう。

  • ユーザーが検索しそうなキーワード(地名、最寄り駅、メニューの名前など)
  • ユーザーのニーズを満たす内容(子連れOK、飲み放題、個室など)

また、口コミに返信をして顧客とコミュニケーションが取れ、信頼関係が構築しやすくなります
好意的な口コミに対しては、感謝や追加のアピールポイントを伝え、ネガティブな口コミにも丁寧に返信して誠意を見せると効果的です。

否定的な意見への返信は抵抗があるものの、真摯な対応がユーザーにとってプラスの体験になる可能性があります。

ユーザーの声を真摯に受け止め、口コミ内容を分析し、メニューや接客など店舗の改善につなげるようにしましょう。

ユーザーに口コミを投稿してもらうためには、以下の方法を実践してみてください。

  • テーブルやレジなど、見えやすい場所に口コミの投稿を依頼するPOPを設置する
  • ユーザーに直接「口コミの投稿をお願いします」と伝える
  • 後日メールなどで、口コミの投稿をお願いするメッセージを送信する

ただし、、ユーザーに口コミを投稿してもらう見返りを渡してはいけません。

口コミを書いてもらう代わりに、◯◯をプレゼント、◯円割引と特典を渡す行為は、Googleのガイドライン違反となるため注意しましょう。

一方、誹謗中傷が口コミで書かれてしまった場合は、Googleに削除依頼を出すなど速やかな対応をしてください。

④Googleビジネスプロフィールの情報を最新状態に更新する

Googleビジネスプロフィールの登録後は放置せず、定期的に最新情報へとアップデートしましょう。

投稿機能を活用して、店内のイベント・キャンペーン情報や、クーポンを配信すると、新規顧客の来店きっかけにもなります。

鮮度の高い、正しい情報を掲載すると、GoogleマップやGoogle検索で上位表示されやすくなります。

例えば、年末年始の営業時間のお知らせ、新メニューの投稿や店舗の写真の追加など、最新情報を伝えましょう。

飲食店のGoogleビジネスプロフィール集客法 - 投稿機能

【参考:#802 CAFE&DINER 渋谷店 – Googleビジネスプロフィール

画像の飲食店では、季節の新メニューを投稿機能でお知らせしています。
ブログのように、文章や画像を使ってコンテンツを配信できる機能を活用しています。

投稿の際には、①で決めたMEO対策のキーワードを自然なかたちで入れ込むことで、ユーザーの検索ニーズを汲み取り、上位表示しやすくなるでしょう。

また、最近では新型コロナウイルス対策の情報を反映させることも重要です。
従業員の検温やマスク着用、換気や消毒など、ユーザーが安心して来店できる情報を提供しましょう。

Googleビジネスプロフィールの投稿機能で集客効果UP!最適化のコツを解説

⑤魅力的な写真を投稿する

定期的に新しく写真を更新すると、Googleの評価が上がるだけでなく、ユーザーにメニューや店内の様子をPRできます。
写真だけでなく、動画や360度写真も掲載できるので、ぜひ撮影してみましょう。

飲食店の場合、以下の写真を各3枚ずつ掲載しておくことをおすすめします。

店舗の外観・顧客が来店するすべての方角から撮影する
・昼、夜の異なる時間帯で撮影する
店舗の内装・店内の雰囲気が伝わる写真
・店内にいるイメージができる写真
フード・ドリンク・人気メニュー、注目メニューの写真
・照明が均等に当たるように撮影
サービス・スタッフが顧客に接客しているようす
スタッフ・オーナーやスタッフの姿がわかる写真
・人となりが伝わる写真

また、テイクアウトのお弁当の写真や、テイクアウトメニューも忘れずに掲載しましょう。

飲食店のGoogleビジネスプロフィール集客法 - メニュー登録

【参考:ブラッスリーカフェル コンテ – Googleビジネスプロフィール

写真を載せると、検索結果画面のナレッジパネルと呼ばれる赤枠で囲った場所に、商品が表示されます。
一番に目に入る場所に写真が載るので、プロが撮影したような魅力的な写真を掲載するといいでしょう。

MEO対策には写真が必須!Googleビジネスプロフィールに載せるべき画像とは

⑥NAP情報を統一し構造化マークアップを実施する

MEO対策において、NAP情報(店舗名・住所・電話番号)の統一が重要です。

NAP情報とは

  • 店舗名(Name)
  • 住所(Address)
  • 電話番号(Phone)

構造化マークアップとは、NAP情報など店舗に関するテキスト情報を、Googleに正しく認識してもらう記述方法です。

構造化マークアップにより、検索エンジンを巡回するクローラーは、表記を統一した店舗を同じ情報として認識します。

少しでも表記が異なると同じ店舗情報だと認識せず、MEO対策の効果が得られない可能性があります。

NAP情報のなかでも、特に住所の英数字は表記のミスを起こしやすいため、以下の点には注意しましょう。

ケイビーカンパニー株式会社の例

  • ◯→大阪市浪速区大国1丁目3番19号 KBビル
  • ×→大阪市浪速区大国1丁目3番19(番地の数字が全角になっている)
  • ×→大阪市浪速区大国1-3-19(番地の表記が異なる)
  • ×→大阪市浪速区大国1丁目3番19号(ビル名がない)

MEO対策の効果を得るためには、細かな点に配慮したNAP情報の統一が欠かせません。

MEO対策でNAP情報が重要な理由とは?統一する方法と注意点を解説

⑦SNSで拡散しサイテーション対策を取る

Googleビジネスプロフィールを使ったMEO対策では、WEB上での知名度を高めるために、サイテーションを獲得しましょう。

サイテーションとは「引用・言及」の意味です。MEOにおいては、店舗名、電話番号、住所、URLなど自社の情報がSNSや別サイトで言及されることを指します。

自社の情報とは

  • 店舗名
  • 住所
  • 電話番号
  • テキスト上のURL(リンクになっていなくてよい)

被リンクとは違い、URLを設置される必要がなく「ケイビーカンパニー株式会社」のように店舗名を書かれるだけで、MEO対策の効果が期待できます。

サイテーションを獲得するためには、拡散内容の表示を統一し、ユーザーにSNSなどにアップしてもらうことが重要です。

飲食店における集客では、料理や店舗内の写真が欠かせません。

Twitter、Instagram、Facebookで写真とともにNAP情報をつけて投稿をしてもらい、知名度アップを目指しましょう。

MEO対策の外部対策とは?サイテーションを獲得するための方法と注意点

⑧自店舗のWebサイトのSEO対策を強化する

自店舗の知名度アップのために、Googleビジネスプロフィールに登録したウェブサイトのSEO対策を取ることも大切です。

ユーザーのニーズに応えるキーワードを使って頻繁にブログを更新したり、最新情報や写真を掲載したりするようにします。

お店のウェブサイト情報はGoogleビジネスプロフィールと関連付けられているため、SEO対策を取って評価を上げると、Googleビジネスプロフィールの評価も上げることにつながります。

飲食店がGoogleビジネスプロフィールを活用する際の注意点

飲食店がGoogleビジネスプロフィールを使う際に注意点がいくつかあります。

注意が必要な3つのポイント

  • Googleビジネスプロフィールのガイドラインに従う
  • 自作自演の口コミは絶対にやらない
  • 店名にキーワードを入れない

取り返しのつかない事態になる場合もあるので、必ず確認しておきましょう。

Googleビジネスプロフィールのガイドラインに従う

ガイドラインとは、Googleが設けているGoogleビジネスプロフィールに関するルール、コツなどをまとめたものです。

  • 投稿でユーザーの不安を煽る、差別や犯罪を助長する表現
  • ◯◯(飲食物)は××に効く、治るといった誇大表現
  • ユーザーを不快にさせる口コミの返信
  • 同じ内容の投稿を繰り返す(コピーコンテンツ)

ルール違反をするとペナルティが課されるケースがあります。

アカウント停止などの措置により、Googleビジネスプロフィールや他の機能が利用できなくなる恐れがあるため、ガイドラインを知ることから始めましょう。

自作自演の口コミは絶対にやらない

良い評価の口コミがなかなか集まらないからといって、自作自演で口コミを行ってはいけません。

バレたときアカウントを削除される可能性があるだけでなく、ユーザーからの信用も失います。

また、以下のケースも自作自演やガイドライン違反となるため、控えましょう。

  • オーナーから従業員に口コミの投稿を依頼する
  • 実際に来店した顧客に対して、特典を見返りに口コミの投稿を依頼する

Googleビジネスプロフィールを登録したばかりの頃は、口コミが集まりにくいかもしれませんが、口コミ投稿を促す仕組みづくりに取り組み、少しずつ増やしていきましょう。

店名にキーワードを入れない

Googleビジネスプロフィールのビジネス名には、店名や会社名のみを記載して、不要な情報を含めてはいけません。

ビジネス名とは、以下の画像でいう「ケイビーカンパニー」の文字の部分です。

ビジネスの名称について

たとえば「居酒屋ABC」といった店舗の場合、「からあげが美味しい居酒屋ABC」「居酒屋ABC からあげ 飲み放題 食べ放題 コース料理」といったキーワードを入れてはいけないのです。

数年前に流行したMEO対策の一種であり、最近ではほとんど見かけることはありませんが、このような手法はペナルティの対象になります。

ビジネス名には店名のみを入れて、そのほかの情報は、ビジネスの紹介文(説明文)などで情報を充実させてください。

Googleビジネスプロフィール説明文の書き方と編集方法【例文付き】で解説!注意点も

まとめ

飲食店におけるGoogleビジネスプロフィールの集客は、グルメサイトへの掲載よりも低コストで実践できる方法です。

昨今の検索ユーザーによる行動も、グルメサイトによるお検索からGoogleマップやGoogle検索の活用率が高まっています。

MEO対策で自社の店舗情報を上位表示させるためには、正しい運用を継続しなければならず、営業に忙しいオーナーにとっては手間がかかるかもしれません。

「効率的にMEO対策がしたい」「Googleビジネスプロフィール以外にも、WEBの集客を実践したい」と思うオーナーは、ケイビーカンパニーの検索ドーンがおすすめです。

検索ドーンは、GoogleビジネスプロフィールのMEO対策はもちろん、国内30以上のサイトやSNS、地図アプリの情報も一括で管理できるため、サイテーションの効果を簡単に得られます。

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