Googleビジネスプロフィールに登録できない!?パターン別解決法と登録方法

Googleビジネスプロフィールに登録できない!?パターン別解決法と登録方法
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「Googleビジネスプロフィールを始めたいけど登録が上手くいかなかった。」
「Googleビジネスプロフィールの登録に失敗した原因が分からない。」
「自分でもGoogleビジネスプロフィールの登録はできるの?」
そんなお悩みありませんか?

Googleビジネスプロフィールは実店舗を持ってビジネスを行っているお店に是非活用してほしい、Googleサービス上に自社の店舗や拠点の情報を表示し、管理ができる無料サービスです。

今回は、Googleビジネスプロフィールに登録できないときの原因と解決方法、そしてGoogleビジネスプロフィールの登録方法を詳しくご紹介します。

この記事を参考にしてGoogleビジネスプロフィールの登録が完了できれば、口コミに返信したり新情報を発信したり、ユーザーのアクセス解析が出来たりとGoogleビジネスプロフィールの便利な機能が使えるようになります。

Googleビジネスプロフィールの登録が出来ない7つの原因とその対処法!

オンライン集客に力を入れたいとGoogleビジネスプロフィールに登録したのに…どこかでつまずいてしまって上手く進まない、そんな方のために詳しく原因と対処法を解説します。

原因①:ユーザー名、パスワードを紛失した

Googleビジネスプロフィールを利用するには、まずGoogleのアカウントが必要になります。

つまりGoogleビジネスプロフィールのユーザー名、パスワードが分からなくなってしまってGoogleビジネスプロフィールに登録できない場合は、Googleアカウントに登録済みの情報を利用してまずユーザー名を確認しましょう。

ユーザー名を忘れてしまった場合

存在するアカウントのユーザー名を確認するには、まず「メールアドレスを探す」のページにアクセスします。Googleアカウントのユーザー名はメールアドレスなので、メールアドレスを探すとの表記になっています。

Googleビジネスプロフィール登録できない ユーザー名を探す

ここで登録済みの電話番号、または再設定用のメールアドレスを入力しましょう。次にアカウントに登録している名前を入力します。

Googleビジネスプロフィール登録できない ユーザー名を探す2

各情報が一致すると、入力した電話番号又は再設定用メールアドレスで確認コードを受け取る為に[送信]をクリックしてください。

Googleビジネスプロフィール登録できない ユーザー名を探す3

確認コードを受け取ったら、それを開いているポップアップの確認コード入力部分に入力してアカウント名(メールアドレス)が確認できます。

パスワードを忘れてしまった場合

登録したパスワードが思い出せず、Googleビジネスプロフィールの登録が滞ってしまった場合はまず「アカウントの復元」ページにアクセスし、ユーザー名(メールアドレス)又は電話番号を入力します。

Googleビジネスプロフィール登録できない アカウントの復元1

[次へ]をクリックすると、アカウントが本人のものであることを確認するための質問が表示されます。できる限り正確に回答し、確認が取れればパスワードを新しく設定しなおすことが出来ます。

もし本人確認でつまずいた時は、Googleアカウントヘルプを参考にしてみてください。

【参照:Googleアカウントヘルプ-Google アカウントや Gmail を復元する方法

探したユーザー名とパスワードを使ってGoogleビジネスプロフィール登録を完了することが可能です。Googleビジネスプロフィールの登録方法は下の記事で詳しく解説しています。

原因②:オーナー確認用ハガキが来ない、紛失した

Googleビジネスプロフィールのアカウントを作成、基本情報を登録して、オーナ確認用のコードをハガキで請求、ここまで問題なく進んだのに「肝心のハガキが来ない!?」という時の対処法です。

ハガキは通常2週間程度でGoogleから送られてくることになっていますが、それ以上待っても届かない場合はGoogleに報告しましょう。

2021.7現在ハガキ到着に遅延の可能性が示唆されています(Googleビジネスプロフィールヘルプより)
ハガキは通常 14 日以内に届きますが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響により、遅延が発生する場合があります。

ハガキが届かない場合はまずGoogleビジネスプロフィールヘルプにアクセスします。さらにサポートが必要な場合から「お問い合わせ」をクリックします。

Googleビジネスプロフィール登録できない ハガキが来ない1

お問い合わせフォームで「お困りの内容をお聞かせください。」の青色で表示されている部分に、オーナー確認用ハガキが届かない旨を入力して[次のステップ]をクリックします。

Googleビジネスプロフィール登録できない ハガキが来ない2

表示されるヘルプカテゴリから「ハガキが届かなかった」を選択します。もし表示されているオススメ記事の内容を確認したい場合はアクセス可能ですが、Googleに問い合わせをしたい場合はこのまま[次のステップ]へ進みます。

Googleビジネスプロフィール登録できない ハガキが来ない3

お問い合わせ方法が表示されます。今回はメールが表示されているのでクリックし、内容を記載して送信すればGoogleへの問い合わせは完了です。

Googleビジネスプロフィール登録できない ハガキが来ない4

その後Googleから返信メールが届くので、そのメールに記載されている手順に従いオーナー確認の手続きを完了させてください。

この対処法で、オーナー確認用ハガキが届かずGoogleビジネスプロフィールに登録できないという問題は解決できます。

注意
オーナー確認用ハガキを紛失した場合や、確認期限(30日間)が切れてしまった場合には、Googleへの問い合わせではなくオーナー確認コードの再申請が必要です。
【参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ-Google 上のローカル ビジネスのオーナー確認を行う

原因③:オーナー確認用の電話が来ない

オーナー確認方法で電話を選択したが、いくら待ってもGoogleから電話が掛かってこない…なんてトラブルが起きた場合の対処法をご説明します。

電話での確認ができない主な原因は次の2つです。

  • そもそも電話番号が間違っていた
  • 利用している回線が国際電話非対応

電話番号が間違っていた場合は、Googleビジネスプロフィールにログインして情報を修正し再度オーナー確認番号を請求します。

2番目の問題が起きる理由は、Googleがオーナー確認に利用する電話番号が国番号(+81)が頭に付く国際電話番号だからです。

利用している回線によっては電話を受けられない場合があるので、そんな時は電話以外の確認方法を選択してオーナー確認を完了させましょう。

オーナー確認について詳しく解説している記事も参考にしてみてください。

原因④:オーナー確認コードはあるが入力が出来ない

ハガキで確認コードは受け取ったがどこから入力すれば良いのかわからず、Googleビジネスプロフィールの登録が完了できない場合の対処法です。

オーナー確認コード入力欄が出てこない…とお悩みの場合はまずGoogleビジネスプロフィールアカウントにログインしてみましょう。

オーナー確認コード入力手順は次の通りです。

  1. google.com/business にログインします。
  2. [オーナー確認が必要] で [今すぐオーナー確認] をクリック、または左側のメニューで [オーナー確認を行う] をクリックします。
  3. 手順に沿って、ハガキに記載されている確認コードを入力

【参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ-ビジネスの登録とオーナー確認

これでハガキで入手したオーナー確認コードを無事入力して、Googleビジネスプロフィールの登録を完了することが出来ます。

原因⑤:他の人が既にオーナー登録を完了している

自分がオーナーとして登録したい店舗に、既に他の人がオーナー登録を済ましてしまっている場合は、オーナー権限のリクエストを行います。

オーナー権限のリクエスト方法はGoogleビジネスプロフィールヘルプに詳しく記載されています。

①business.google.com/add にアクセスします。ビジネスの名前と住所を入力し、検索結果から対象のプロフィールを選択します。Google 検索や Google マップでビジネスを見つけます。ビジネス プロフィールの下にある [ビジネス オーナーですか?] をクリックします。[続行] をクリックします。
②そのプロフィールについて別のユーザーがすでにオーナー確認を済ませている旨を示すメッセージが表示されます。ご自身がプロフィールの管理者として承認を受けた場合は、そのプロフィールの現在のオーナーにオーナー権限をリクエストできます。
③[アクセスをリクエスト] をクリックし、表示されるフォームに情報を入力します。
④フォームに必要事項を記入し、[送信] をクリックします。

【参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ-ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする

オーナー権限をリクエストすると、現在登録済みのオーナーから 3 日以内に返信があります。リクエストのステータスを確認するには、Google マイビジネスにログインするか、確認メールに記載されているリンクをクリックしてください。

既存のオーナーがリクエストに応じれば、今度はあなたへのオーナー確認が始まり、手続きを終えれば晴れてGoogleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認が完了します。

原因⑥:Googleの規約違反をしている

初回の登録は出来たのにも関わらず、途中で急にアカウントが使えなくなってしまった場合には、Googleガイドライン違反でアカウントが停止された可能性があります。

アカウントが停止された場合は、「Googleビジネスプロフィールでのローカルビジネスの回復リクエスト」を申請することが出来ます。

Googleビジネスプロフィール登録できない 回復リクエスト

ここで注意したいのはビジネスの回復リクエストは1度のみしか、申請ができません。つまり2度目のアカウント停止がされてしまった場合は、復活させることが不可能になります。

Googleビジネスプロフィールを利用する際には、Googleのガイドラインを遵守することが基本で、ガイドラインの内容を知らなかったがために違反をしてしまうことがないように気を付けましょう。

原因⑦:そもそも登録資格がない

Googleビジネスプロフィールには利用対象外と指定されているビジネスがあります。

対象とならないビジネス
・別荘、モデル住宅、アパートの空き部屋などの不動産賃貸物件や販売物件。ただし、販売または賃貸業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になります。
・所有権や代表権を持たない場所で継続的に実施するサービス、教室、集会。
・見込み顧客の発掘を行う代理店や企業。

【参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ-Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

もし登録しようとしているビジネスが上記に当てはまる場合は、そもそもの登録ができません。

状況別!Googleビジネスプロフィール登録手順

自分が、Googleビジネスプロフィールを登録するステップのどこでつまづいているのかが分からない場合は下の登録手順を参考にチェックしてみてください。

【図:Googleビジネスプロフィール登録できない 登録手順】

Googleビジネスプロフィールの登録手順の中で、店舗表示の有無とオーナー登録完了有無を確認することで今自分のすべきことが分かります。それぞれの確認方法を解説します。

店舗情報の表示有無の確認方法

まずGoogleビジネスプロフィールに店舗情報が登録できているかどうかは、Google検索エンジンとGoogleマップから確認できます。

店名や住所などを入力して検索すると、すでにGoogleビジネスプロフィールに登録されている場合は、ナレッジパネルと呼ばれるビジネス情報が表示されます。

Google検索結果での店舗情報表示

右側の赤枠の部分がナレッジパネルです。

Googleビジネスプロフィール登録できない 店舗表示確認1

Googleマップでの店舗情報表示

次にGoogleマップで検索した表示です。このようにビジネス情報が表示されていれば、Googleビジネスプロフィールに登録ができていることになります。

Googleビジネスプロフィール登録できない 店舗表示確認2

オーナー登録完了有無の確認方法

次にオーナー登録が出来ているかの確認方法を紹介します。

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認が済んでいるかどうかは、GoogleやGoogleマップ検索結果の店舗情報内で確認しましょう。

ナレッジパネルに表示された店舗情報に、「ビジネスオーナーですか?」との表示がされた場合はオーナー登録が済んでいないビジネスということになります。

Googleビジネスプロフィール登録できない オーナー確認完了有無

オーナー確認が完了していないと、Googleビジネスプロフィールのコメント返信や、メニューの登録、写真の掲載など利用が出来ないので、忘れずにオーナー登録を完了させましょう。

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Googleアカウントの取得から始めるGoogleビジネスプロフィール登録方法

Googleビジネスプロフィールの登録方法を、最初からおさらいしたいという方のために、概要をまとめておきます。

ステップ①:Googleアカウントの準備

Googleビジネスプロフィールを利用するにはGoogleアカウントが必要です。すでにGoogleアカウントがある場合は、もちろん既存のアカウントを利用することもできます。
Googleアカウントを持っていない場合はアカウントの登録をしましょう。

Googleアカウント登録ページ

ステップ②:基本情報の登録

アカウントの準備が出来たら、基本情報の登録に移りましょう。手順は次の通りです。

  1. パソコンでGoogleビジネスプロフィールのログイン画面にアクセス
  2. ビジネス名を入力
  3. 店舗の住所を入力
  4. Googleマップでの表示を選択
  5. 業種を選択
  6. 電話番号、Webサイトの登録

基本情報を登録し終わったらすぐにオーナ確認に移りましょう。

ステップ③:オーナー確認

オーナー確認とはGoogleに該当ビジネスのオーナーであることの認証をしてもらうことです。

オーナー確認が済むとGoogleビジネスプロフィールでの口コミ返信や、投稿機能の活用、アクセス解析なども利用できるため忘れずに行うようにしましょう。

オーナー確認コードの受け取り方法を選択し、受け取ったコードを入力してオーナー確認が完了します。オーナー確認でつまずいた時は先に解説した対処方法に戻って確認してみてくださいね。

知っておきたい!Googleビジネスプロフィールガイドライン

最後にGoogleビジネスプロフィールを利用するにあたって守らなければならない、ガイドラインについて触れておきます。

Googleはユーザーの利便性の追及を掲げて成長してきた会社です。そのため、私たちがGoogleビジネスプロフィールを利用する際にも、ユーザーに不利益を与えるような行為は一切禁止されています。

規則を破った場合には、アカウントの停止や削除などのペナルティが課される場合がありますので、しっかりとガイドラインを確認して対処するようにしてください。

Googleビジネスプロフィール禁止行為例

関連性の低いコンテンツの掲載投稿先のビジネスと無関係なコンテンツや関連が明確でないコンテンツ
不適切または不快なコンテンツの掲載差別、暴力、いやがらせ、見る人を不快にさせるコンテンツ
個人情報や機密情報の共有他人の個人情報や機密情報(クレジットカードの番号、政府発行の個人識別番号、運転免許などの免許証番号といった、一般に公開されていない情報)を許可なく公開する行為
著作権侵害著作権で保護されたコンテンツを無断で共有したり、著作権で保護されたコンテンツを無断でダウンロードできるサイトへのリンクを提供したりする行為
口コミの自作自演ユーザーのふりをしてビジネスが有利になる口コミを書き込む行為(Googleビジネスプロフィールに登録していないアカウントを利用するのも同様に禁止)

ここに挙げた禁止行為は全てを網羅出来ているわけではありません。Googleビジネスプロフィールを利用する際は自分でしっかりと規約を確認して、責任を持って使用するのが基本です。

Googleビジネスプロフィールのガイドポリシーに1度は目を通すようにしておきましょう。

【参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ-Google マイビジネスのウェブサイト ポリシー

まとめ

Googleビジネスプロフィールの登録が完了できない場合は、パスワードやオーナー確認コードの紛失など自分で対処できるものと、他の人が既にオーナー登録をしてしまっているなど自分だけでは片付けられないものがあります。

この記事でご紹介した対処法を確認すれば、きっとGoogleビジネスプロフィールの登録を完了できるはずです。

無料で利用できながらも、様々な機能が揃っており、オンライン集客にも有効なGoogleビジネスプロフィールを是非使いこなしてみてくださいね。

この記事が参考になれば幸いです。

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