こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
Googleビジネスプロフィールには、写真を投稿できる機能がありますが、このような悩みを抱えていませんか?
どのような写真を投稿すればよいのかわからない…
写真を設定するメリットがわからない…
設定した写真が反映されない、勝手に写真が登録されている…
この記事では、Googleビジネスプロフィールの写真を設定する方法とコツを紹介します。
写真は、見込み顧客に対して効果的なアプローチができる重要な機能です。うまく使いこなして、集客効果を生み出しましょう!
Googleビジネスプロフィールでの写真管理にはオーナー確認が必須
Googleビジネスプロフィールで写真を投稿・削除の管理をするには、オーナー確認をしなければなりません。
Googleに表示されているビジネス情報は、自分がすでにオーナー登録をしているのかも含めて、確認をしてみてください。
まだオーナー確認を済ませていない人は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認は重要!メリットや確認方法を紹介を参考に準備を進めましょう。
Googleビジネスプロフィールで写真を設定する方法
まずは、Googleビジネスプロフィールで写真を投稿する方法を紹介します。
まだ写真を投稿していないオーナーは、設定方法を確かめたうえで写真を設定してみましょう。
写真を新規投稿する方法
Googleビジネスプロフィールでは、以下の手順で写真を投稿します。
写真を投稿する手順
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- メニューから「写真」を選択
- 十字マークを選択
- 任意の写真をアップロード
こちらはパソコンの画面ですが、スマホでも同じ手順です。
写真をアップロードしたら、投稿した写真を選択してカテゴリを選択しておきましょう。
Googleビジネスプロフィールで写真を削除する方法と注意点
次に、Googleビジネスプロフィールに投稿した写真を削除する方法を紹介します。
写真には、削除できるもの・できないものがあるので注意しましょう。
オーナーが投稿した写真を削除する方法
写真の削除は、Googleビジネスプロフィールで削除したい写真を表示させて、ゴミ箱マークを選択します。
写真はすぐに削除されます。誤って削除したときは取り消せないため、作業は慎重に行いましょう。
ユーザーが投稿した写真を削除する方法
オーナー以外(第三者・ユーザー)によって投稿された写真は、Googleビジネスプロフィールのオーナーであっても、自らの意思で削除はできません。
しかしフラッグマークから、不適切なコンテンツとしてGoogleへの報告は可能です。明らかにポリシー違反している写真や、ビジネスのイメージにそぐわない写真が投稿されたときは報告しておきましょう。
写真が勝手にアップされているときの対処法
Googleビジネスプロフィールの写真は、オーナー以外も投稿できます。たとえばスマホの画面から、他店の情報を見たとき「写真を追加」のボタンが表示されています。
このボタンを押すと、第三者(ユーザー)でも写真がアップできるため、オーナーとしては「写真が勝手にアップされている」と感じるのです。
記事冒頭の「写真を削除する方法と注意点」でも記載しているとおり、第三者によって投稿された写真は、ビジネスのオーナーであっても勝手に削除できません。
対処法としては、写真の上にあるフラッグマークからGoogleへ報告を行うことです。必ず削除されるとは限りませんが、報告しておきましょう。
ただこれは、悪意をもったユーザーが勝手に写真を登録しているのではなく、実際にサービスを利用したユーザーの厚意によって写真が投稿されているケースが多いはずです。
オーナーとしては不本意な写真もあるかもしれませんが、写真が多いほうが別のユーザーの参考になるとも考えられます。
Googleビジネスプロフィールで写真を設定するメリット
Googleビジネスプロフィールの写真は、さままざまな効果やメリットを生み出します。
3つの具体的なメリットを見ていきましょう。
メリット①訴求効果を高めて集客できる
検索をしているユーザーは、お店やサービスを選択している途中であり、自社を利用する可能性のあるユーザーです。
数ある店舗の中から自社を選んでもらうためには、ユーザーの決め手となる写真を掲載しておく必要があります。
美味しそう、利用してみたいと思える写真を掲載していれば、ユーザーは店舗に足を運んでくれる可能性が高まります。
メリット②ローカル検索の上位表示につながる
Googleビジネスプロフィールの情報を充実させると、Googleからの評価が上がり、ローカル検索(特定のエリアに関連する検索)結果で掲載順位の上昇が期待できます。
Googleビジネスプロフィールのヘルプでは、以下のように言及されています。
ビジネスの所在地で関連性の高い語句を検索しても、ご自身のビジネス情報が表示されない場合があります。ローカル検索結果でお客様のビジネスが表示される頻度を最大化するには、Google マイビジネスのビジネス情報の内容を充実させ、魅力的なものにしてください。
引用:Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する – Google マイビジネス ヘルプ
自社の情報が上位に表示されれば、そのぶんユーザーの目にとまりやすくなるため、結果的に集客効果や認知度の向上につながるでしょう。
メリット③ユーザーが安心できる
美味しそうな料理の写真とメニュー表、料金が掲載されたお店と、写真がほとんど掲載されていないお店では、前者を選びますよね。
写真は、店舗の情報の一部です。充実していればユーザーは安心して、情報がなければ必然的に選択肢から外れてしまうでしょう。
ただ、写真の枚数(情報量)を増やすのではなく、ユーザーに「きちんと情報を掲載しているお店だ」と思わせることが重要です。
だからこそ、きちんとした写真を設定すれば、ユーザーが「サービスを利用してみたい」と思い集客につながるのです。
メリット④お店の魅力をアピールできる
Googleビジネスプロフィールの写真は、ユーザーに対して視覚的に自社の商品やサービスをアピールできます。
たとえば飲食店であれば、No.1人気メニュー、期間限定メニューの写真を掲載してユーザーの食欲をそそり、足を運んでもらうきっかけにもなるでしょう。
また、お店の外観を掲載しておくと、どのような建物か、どのあたりにお店があるのかもわかりやすく、ユーザーが来店しやすくなります。
上記のメリット②でも記述していますが、定期的に新しい写真を掲載すれば、ユーザーへのアピールはもちろん、ローカル検索において上位表示を狙いやすくなります。
Googleビジネスプロフィールの写真の種類
Googleビジネスプロフィールのヘルプページでは、以下のような写真を掲載するとユーザーにアピールでき、他社との差別化ができると書かれています。
- 外観の写真:ユーザーが店舗に気づきやすい写真。最低3枚。
- 店内の写真:雰囲気が伝わる写真。最低3枚。
- 商品の写真:メインの商品、人気商品。最低3枚。
- サービスの写真:専門サービスの写真。最低3枚。
- 食べ物や飲み物の写真:最も人気が高い商品、照明が均等に当たり彩りのある写真。最低3枚。
- 共有エリアの写真(宿泊施設):食事をする部屋、ジムなどの写真。各場所最低1枚。
- 客室(宿泊施設):最も人気が高い部屋の写真は最低3枚。さまざまなタイプの客室の写真も。
- チームの写真:経営陣、従業員の人となりのわかる笑顔の写真。最低3枚。
上記は、Googleビジネスプロフィール「ビジネス用写真」から抜粋して紹介しています。各写真は最低でも3枚ずつ掲載しておくとよいでしょう。
いずれもユーザーから見てわかりやすく、来店動機になるような鮮明で美しい写真を掲載してくださいね。
Googleビジネスプロフィールに掲載する写真のコツ・ルール
Googleビジネスプロフィールの写真は、とりあえず設定しておけばよいものではありません。
ポリシーやルールに反した写真は、反映されない、意味や効果のないものとなってしまいます。
実際に写真を設定するときは、以下の3つのコツやルールを覚えておきましょう。
①Googleビジネスプロフィールの写真のガイドラインを守る
Googleビジネスプロフィールに掲載する写真は、Googleのポリシーに従っているものを投稿しましょう。
写真のサイズについて、ガイドラインで以下のように説明されています。
Googleサービス上では、以下の基準を満たす写真が最適です。
引用:写真や動画をビジネス プロフィールに追加する – Android – Google マイビジネス ヘルプ
・形式:JPGまたはPNG
・サイズ:10KB~5MB
・推奨解像度:縦720ピクセル、横720ピクセル
・最小解像度:縦250ピクセル、横250ピクセル
・品質:ピントが合っていて十分な明るさのある写真を使用します。大幅な加工や過度のフィルタ使用は避けてください。雰囲気をありのままに伝える画像をお選びください。
写真の投稿はほかにも、このように言及されています。
- スクリーンショット、ストックフォト、GIF、手動で作成した画像、第三者が撮影した画像はアップロードしないでください。写真や動画は、ユーザー自身が実際の場所で撮影したものを使用してください。主たる被写体と場所の間に関連性がないコンテンツは、削除される場合があります。
- 場所の状況が正確に伝わらないコンテンツは、承認されない場合があります。
- たとえば、極端に暗い画像やぼやけた画像、著しく回転された構図、撮影場所の描写を大幅に変えるようなフィルタの使い方などが挙げられます。
すなわち、Googleのルールに沿わずユーザーが見づらい写真、自分で撮影した写真のみを掲載することが大前提のルールでありコツです。
②サービスの魅力が伝わる写真を掲載する
上記で紹介したコツやルールを踏まえたうえで、ユーザーの訴求効果を高める写真を掲載しましょう。
以下は、掲載する写真の一例です。ユーザーが「行ってみたい」と思える写真を掲載してみてください。
- 飲食店:フード、ドリンク、メニュー表、店舗の外観、店内の雰囲気がわかる写真
- 美容院やエステ:施術メニュー、施術イメージ、店内の雰囲気がわかる写真、スタッフの顔がわかる写真
- レンタルオフィス:オフィスの外観、内装、料金表
空間を売りとするサービスにおいて、外観や内装はユーザーが足を運ぶきっかけとなるポイントです。美容系店舗やオフィスは、さまざまな角度から内装がわかる写真を投稿しておくとよいでしょう。
また、金額を記載した料金表、メニュー表は、料金が変更となるたび更新をしてください。すでに掲載しているオーナーは、料金は正しいか、税込み価格になっているかなど確認してみましょう。(2021年4月より総額表示の義務化スタート)
③定期的に新しい情報を更新する
月日が経過しても変わらない情報もあれば、期間限定メニュー、セール商品、イベント情報に関する写真を掲載しているかもしれません。
すでに提供が終了しているサービスの写真は、ユーザーが困惑しないために写真を削除しておいたほうがよいでしょう。
そして、今ユーザーに注目してほしい写真を掲載して、最新情報を提供していくことが大切です。
Googleビジネスプロフィールの写真では、説明文を記載できません。写真とともに説明文を記載したいのであれば、投稿機能を活用してみましょう。
投稿の方法とコツは、以下の記事で説明しています。
Googleビジネスプロフィールの投稿方法や効果UPのコツで集客改善
まとめ
Googleビジネスプロフィールの写真は簡単に設定・削除できますが、そのぶんユーザーにとってわかりやすい写真を掲載するように心がけてみてください。
たった数枚の写真でも、サービスを利用したいかどうか、美味しそうに見えるかどうかが大きく左右されて、売り上げや集客に大きな影響を与えます。
適切な写真を掲載して、Googleビジネスプロフィールの情報をきっかけに来店するユーザーを増やしましょう。