こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「Googleビジネスプロフィールの属性とは、何を示しているのかわからない」
「属性を追加する方法がわからない、追加できない」
「Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる方法が知りたい」
このようなお悩みはありませんか?
Googleビジネスプロフィールの属性は、住所や電話番号と比較してわかりづらい項目です。しかしユーザーからすると、来店の動機につながるポイントでもあります。
そこで今回は、Googleビジネスプロフィールの属性の意味と、属性を追加・削除する方法を紹介します。
適切な属性を追加できれば、より多くの人へビジネスをアピールできて、今以上に認知度や集客効果を高められるでしょう。
Googleビジネスプロフィールの属性とは?
Googleマイビジネスの属性とは、そのビジネスの詳細をユーザーに伝えるための項目です。上記の画像にある赤枠が、ビジネスの属性を示します。
Wi-Fiの有無、トイレの有無、バリアフリーに対応しているかなど、さまざまな特徴が属性として表示されており、Google検索やGoogleマップから確認できます。
Googleビジネスプロフィールで属性を追加・削除する方法
Googleビジネスプロフィールの属性の追加や削除は、ビジネスの管理画面から行えます。属性のマークの見方は以下のとおりです。
- 【+】車椅子対応のトイレ:有無が表示されない
- 【✔】車椅子対応の入り口:「ある」「対応」と表示される
- 【◯に\のマーク】車椅子対応の座席および駐車場:「なし」「非対応」と表示される
次は、属性を追加する手順を紹介します。
ステップ1.Googleビジネスプロフィールにログイン後「情報」から、属性の項目にある鉛筆マークを選択
ステップ2.追加したい属性のキーワードを入力して、追加。適用する。
(例:来店者に検温を実施しているときは「検温」と検索して「要検温」の属性を追加する)
※属性の文言は、フリーワードで設定はできません。
- 追加した属性を削除するとき:属性を+マークにする
- 非対応であることを示すとき:◯に斜線が入ったマークにする
Googleビジネスプロフィールの属性にはどのような項目がある?
次に、Googleビジネスプロフィールの属性を一覧で紹介します。
ビジネスの種類により追加できる属性が異なるため、お持ちのアカウントでは表示されない属性があるかもしれません。また、新たな属性が追加されることもあります。
ビジネス所有者提供情報
- 女性が活躍、経営するビジネスと確認された
設備
- Wi-Fi(無料・有料)
- トイレありのお店
- バー併設
- 子ども用の椅子
- 子供向き
- 男女共用トイレ
- 禁煙
客層
- 家族向き
食事
- ケータリング
- ディナー
- デザート
- ランチ
- 座席があるお店
- 朝食
- 食べ物の持ち込みが可能なお店
バリアフリー
- 車椅子対応の入り口
- 車椅子対応のトイレ
- 車椅子対応の座席
- 車椅子対応の駐車場
- 車椅子対応のエレベーター
お支払い
- NFCモバイル決済
- クレジットカード(AmericanExpress・DinersClub・Discover・JCB・MasterCard・VISA・中国銀聯)
- デビットカード
- 小切手
- 現金のみ
サービス
- アルコール
- カクテル
- キッズメニュー
- コーヒー
- サラダバーありのお店
- ドリンクのサービスタイムあり
- ハラール食
- ハードリカー
- ビール
- ベジタリアンメニュー
- ワイン
- 小皿料理
- 有機食材
- 深夜の食事可
- 点字メニュー
- 食べ放題
- 食事のサービスタイムあり
サービスオプション
- イートイン
- テイクアウト
- テラス席がある
- ドライブスルー
- 宅配
- 店頭受取可
- 非接触デリバリー
- オンライン予約
- 実店舗の営業
- 屋外でのサービス提供
- オンラインレッスン
特徴
- LGBTQフレンドリー
- スポーツ
- トランスジェンダー対応
- 屋上の席あり
- 暖炉がある
- 生演奏あり
- 飲み放題
- カラオケがあるお店
- トリビアナイト
- バーゲームが楽しめる
- ライブパフォーマンス
健康、安全
- スタッフの検温あり
- スタッフはマスク着用
- 次の顧客の案内前にスタッフによる消毒
- 要マスク
- 要予約のお店
- 要検温
プラン
- 予約可
- 会員資格が必要
ホテルの属性
- 持続可能性
- エコ認証
- 健康と安全(新型コロナウイルス感染症の流行下においてホテルが実施している健康と安全のための対策)
- COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の対応者に関するポリシー(医療従事者、現場対応者、必要不可欠な事業の従事者など、COVID-19の対応者向けの特別な宿泊施設や割引。)
- インターネット(Wi-Fiの有無)
- 食べる、飲む(食事の内容や朝食の有無)
- ポリシーとお支払い(チェックイン、チェックアウトの時刻と支払い方法)
- アクティビティ(ビーチやレクリエーションの有無)
- サービス、ルームサービスの有無
- 子供(お子様連れの宿泊者向けサービスと設備の有無)
- プール
- 駐車場&アクセス
- ウェルネス(ジムやスパ、サウナの有無)
- バリアフリー設備
- ビジネス&イベント(会議室、宴会場の有無)
- ペット(ペット同伴の可不可、追加料金の有無)
Googleビジネスプロフィールの属性がもたらすメリットや効果
多様な属性があるGoogleビジネスプロフィールですが、適切な属性を追加することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
サービスの内容がユーザーに伝わりやすくなる
Google検索やマップで検索するユーザーは、ビジネス情報のさまざまな場所に目をつけてサービスを選択しています。
飲食店を選ぶとき、どのような料理が提供されているかはもちろん、子ども連れであれば子どもと一緒に来店してもよいか、車椅子ユーザーであれば車椅子が通れるスペースや席の有無が知りたいはずです。
多くのユーザーは、お店の情報を流し見している段階で「そちらのお店では◯◯に対応していますか?」と、逐一電話で問い合わせはしないでしょう。
検索したとき属性からサービスの内容がわかれば、あなたのお店への来店する動機にもなるのです。
ローカル検索の際に関連する情報として表示される可能性がある
ローカル検索をすると、お店が登録している属性の一部が表示されます。
ケイビーカンパニーの場合は下記の画像の赤枠で囲っている部分に、新型コロナウイルス感染症に関する属性が掲載されています。
注意点としては、すべての属性が検索結果に掲載されるわけではないことです。
どの属性を表示させるかは、オーナー側で選択できません。それでも、感染症対策をはじめとしてお店の特徴がアピールできれば、ユーザーにはメリットになるでしょう。
サービスを認知してもらえて来客数や利益によい影響を与える
ビジネスの種類により追加できる属性は異なりますが、どのようなサービスに対応しているのかがわかれば、お店の情報がどんどん充実していきます。
- 子どもを連れて行きやすいお店であるか
- 感染症対策はきちんと行っているか
- クレジットカードでも支払いができるか
特にこれらの点は、Googleビジネスプロフィールで「OK」と明記されていれば、安心してサービスを利用できますよね。
「このお店は子ども連れでも安心できそう」「無料Wi-Fiがあるから、長時間ゆっくりできそう」「禁煙なら安心」など、疑問や不安を解決したうえで来店してもらえるため、サービスの満足度が高くなる可能性もあります。
Googleビジネスプロフィールで設定しておくべき属性について
たくさんの属性があると、何を設定すべきか迷いますよね。
店舗を構えるビジネスが、設定しておきたい5種類の属性を紹介します。
施設内のバリアフリー対応について
バリアフリー
- 車椅子対応の入り口
- 車椅子対応のトイレ
- 車椅子対応の座席
- 車椅子対応の駐車場
- 車椅子対応のエレベーター
属性のバリアフリーとは、おもに車椅子の対応可否を指します。飲食店、病院、宿泊施設などは、車椅子ユーザーもサービスを利用する機会はあるでしょう。
Googleビジネスプロフィールでは、バリアフリーの項目において明確なルールが設けられているものがあります。
車椅子対応の入り口
ビジネスへの入り口の幅が約1メートル(3フィート)あり、階段がない場合は「はい」とお答えください。1メートル(3フィート)は、2人の人が横に並んで快適に立てる程度の最小幅です。1段以上の階段がある場合は、常設のスロープ、または移動可能なスロープが必要です。入り口が回転ドアのみの場合は、この属性を「いいえ」に設定してください。
車椅子対応のトイレ
トイレの入り口の幅が1メートル以上で、上り下りする階段がない場合は、「はい」とお答えください。トイレ内に車椅子のお客様専用の個室がある場合は、個室の入り口の幅も1メートル以上必要です(1メートルは、2人の人が横に並んで快適に立てる幅です)。
【参照:バリアフリー属性-Googleビジネスプロフィールヘルプ】
座席、駐車場、エレベーターについては有無のみですが、入り口やトイレについては、幅の数値が設けられています。
バリアフリーに関しては、あいまいなまま属性を追加するのではなく、これらの定義を満たしているかをチェックすることも忘れないようにしましょう。
なお属性の定義は、すべての項目で設けられているものではありません。
施設の設備は来店動機にもつながりやすい
設備
- Wi-Fi(無料・有料)
- トイレありのお店
- バー併設
- 子ども用の椅子
- 子供向き
- 男女共用トイレ
- 禁煙
トイレの有無は、店舗を構えるビジネスであれば必ず設定しておきたいポイントです。
またカフェなどの飲食店では、Wi-Fiの有無を重要視する客は少なくありません。ノマドワークをする目的でカフェを選ぶ人もいるため、Wi-Fiを設置しているなら早めに対応している旨を追加しましょう。
これらは何気ない情報に思えますが、ユーザーにとってはお店選びの重要なポイントになるのです。
健康・安全はコロナウイルス感染症対策の目安になる
健康、安全
- スタッフの検温あり
- スタッフはマスク着用
- 次の顧客の案内前にスタッフによる消毒
- 要マスク
- 要予約のお店
- 要検温
Googleビジネスプロフィールでは、新型コロナウイルス感染症への対策に関する属性もあります。店側が客に対して「安心して利用できる」とアピールにつながります。
コロナ禍でも、多くのユーザーに利用してもらうためには、対策している旨を追加しておきましょう。
多様な支払方法に対応していることを追加しよう
お支払い
- NFCモバイル決済
- クレジットカード
- デビットカード
- 小切手
- 現金のみ
最近ではApplePayやおサイフケータイ、交通系ICカードにも対応している店舗が増えています。
キャッシュレスでの支払い方法に対応している店舗は、NFCモバイル決済の属性を追加しましょう。ただし、ApplePayや楽天Edyのように、個別で対応しているサービスの記載はできません。
現金を持ち歩かない、少額しか持たない人もいます。そのような人の来店を促すためにも、多様な支払い方法に対応していると伝えましょう。
飲食店はサービスオプションの属性が便利
サービスオプション
- イートイン
- テイクアウト
- テラス席がある
- ドライブスルー
- 宅配
- 店頭受取可
- 非接触デリバリー
- オンライン予約
- 実店舗の営業
- 屋外でのサービス提供
- オンラインレッスン
コロナ禍において、サービスの提供方法が変化した飲食店は少なくありません。
新たに宅配サービス、テイクアウト、置き配(非接触デリバリー)を始めた店では、サービスオプションの属性を追加しましょう。
時短や感染症対策で店舗に足を運べない客でも、デリバリーやテイクアウトを利用したい人はいるはずです。
属性を追加すれば、お店の情報は充実してサービスの認知度の向上にもつながります。客はお店の味を楽しめる、店は利益や集客効果を高められるため、メリットはかなり大きいでしょう。
Googleビジネスプロフィールで属性が追加できない理由は?
Googleビジネスプロフィールでは、何らかの理由に属性が追加できないケースがあります。その理由と対処法を見ていきましょう。
ビジネスのカテゴリ(業種)によっては追加できない属性がある
この記事ではさまざまな属性を一覧で紹介しましたが、どのビジネスでもすべての属性が追加できるわけではありません。
こちらは飲食店(居酒屋)のGoogleビジネスプロフィールですが、属性を検索すると「イートイン」がサービスオプションとして追加・削除できます。
ケイビーカンパニー株式会社のような、マーケティング業、コンサルタントの業種では「イートイン」と検索しても、属性は表示されません。
属性が追加できないときは投稿機能で情報を充実させる
属性が追加できないとき、適切な属性が見当たらないときは、Googleビジネスプロフィールの投稿機能を活用しましょう。
投稿では、写真とテキストでお店の魅力をアピールできます。ほかにも、クーポンやイベント情報の配信もできるため、集客効果につながるでしょう。
どのような文章や写真を投稿すればよいかは、こちらの記事を確認してみてください。
Googleビジネスプロフィールの投稿機能を活用し集客UP!方法・コツ・効果を解説
まとめ
Googleビジネスプロフィールの属性は、ビジネスの種類・職種によって追加できない項目があります。
この記事で紹介した属性一覧、または競合・類似ビジネスのGoogleビジネスプロフィールを参考に、自社に合う属性を追加してみましょう。