食べログを使った集客の課題とは?グルメサイトに頼らず売上アップする方法

食べログを使った集客の課題とは?グルメサイトに頼らず売上アップする方法
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

「食べログで、前よりも集客できなくなってきた」
「毎月の掲載料が高いので見直したい」
「もっと効率よく集客する方法を知りたい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?

グルメサイトにお店を掲載することで集客効果はあるものの、毎月かかる掲載料が負担になることもありますよね。

今回は、食べログを使って効果的に集客する方法や、食べログをはじめとするグルメサイト集客の課題、グルメサイトに頼らずに無料で集客する方法などを解説していきます。

この記事を読むことで、集客コストを抑えて売り上げ利益を最大化するための方法がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。

食べログの特徴

まずは、他のグルメポータルサイトと比べて、食べログにはどのような特徴があるのかを解説していきます。

日本最大級のグルメサイト

食べログの月間利用者数は1億人以上、月間のサイト閲覧数は16億PV以上、掲載レストラン数は約82万件以上で、日本最大級のグルメポータルサイトといわれます。

より多くの飲食店と比較して、お店を選べるので、ユーザーからも人気です。

【参照:食べログ

口コミの多さ

食べログの最大の特徴は、他のグルメポータルサイトに比べて口コミが多いことにあります。

口コミ件数は、4000万件以上(2021年8月現在)と、圧倒的な情報量が強みです。

お客さん目線のリアルな感想や評価がわかりやすく、お店を選ぶ際に参考にしやすいため、ユーザーにとって利用しやすいグルメポータルサイトといえます。

【参照:食べログ

店舗の探しやすさ

食べログでは、ユーザーが検索結果を見る際に、通常の「会員店舗優先順」だけでなく、以下の並び順で見ることも可能です。

  • 評価の高いランキング順
  • 口コミが多い順
  • ニューオープン

食べログでは、このようにユーザーがニーズに合わせてお店を検索しやすいよう、検索機能が工夫されています

食べログで集客するメリット

3大グルメポータルサイトの一つといわれる、食べログを使って集客するメリットを知っておきましょう。

ユーザーの目に触れる機会を増やせる

食べログのサイト全体の閲覧数は、月間で16億PVもあるので、自分の店舗を掲載することで、ユーザーに対する露出を大幅に増やせます

特に知名度が低い店舗の場合には、より多くのユーザーにお店を知ってもらうきっかけになるのは大きなメリットです。

ユーザーがネットから直接予約できて便利

お店の予約をする際に、わざわざ電話するのが面倒というユーザーは多いものです。
食べログを利用することで、日時や人数などを指定しネットで予約を完結できるので、ユーザーの手間が省けます

店舗側としても、電話対応の時間が省けるので効率的です。

クーポン&わかりやすい価格表示で気軽に来店できる

食べログにはお得なクーポンが掲載されているので、ユーザーが行ったことがないお店でも気軽に来店できます。

コースを指定した予約ができたり、メニューの値段が見られたりするので、ユーザーにとって初めてのお店でも、安心して選べるのです。

新規顧客を獲得したいお店は、集客効果を感じやすいでしょう。

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食べログで集客するデメリット

メリットに続いて、食べログを利用するデメリットを解説します。

お客さんがリピーターになりにくい

「食べログ」をはじめとするグルメポータルサイトは、新しいお客さんの獲得をしやすい媒体です。
クーポンがあることで、これまで一度も行ったことのないお店に初めて行くときのハードルを下げてくれるからです。

しかし、クーポンの利用が目的で来店する人も多いことも、覚えておかなければなりません。
新規のお客さんを獲得しやすい反面、安さ目当てで来店するお客さんはリピーターになりにくいというデメリットがあります。

また、グルメポータルサイトには、自分のお店以外にも競合がたくさん並んでいるので、ユーザーが目移りしやすい点にも注意が必要です。

もともと色々なお店に行ってみたいと思っているユーザーも多いので、食べログからは、なかなかリピーターを獲得しにくい場合も多くあります。

お客さんの質が下がってしまうことがある

先ほども述べたとおり、食べログを経由した集客を行うと、クーポン目的のお客さんが多くなります
すると、本来ターゲットとしている層からかけ離れた客層が増えるのです。

これは、時として、お店全体のイメージダウンに繋がってしまうこともあります。
常連のお客さんが通いづらい雰囲気を作り、お客さんが離れていくこともあるので、注意しましょう。

コストがかかる

食べログは、掲載料として、月々のコストがかかります。

安いプランが用意されている場合もありますが、掲載順位が低かったり利用できる機能が少なかったりと、集客効果を出すためには結局高い料金を払わなければならないことも多いのです。

さらに、サイトから予約が成立した場合に、一人当たり数十円〜数百円のお金を手数料として支払わなければなりません。

食べログの掲載料が、特に個人経営のお店にとっては大きな負担となることも多いのです。

ガイドラインに沿った口コミである限り削除できない

食べログに掲載された口コミは、お店にとって都合の悪いものであっても、ガイドラインに沿った利用者の口コミである場合には、削除できません

悪い口コミを見て、来店をやめようと考えるユーザーもいることを覚えておきましょう。

ただし例外として、悪質なものや嫌がらせ、事実と異なることが明確である場合には、削除してもらえる可能性があります

食べログの効果的な集客方法

コストをかけてお店を掲載してもらうからには、集客効果を出したいですよね。
ここでは、食べログを使って効果的に集客を行う方法を解説します。

高い有料プランを選ぶ

食べログで集客を行うためには、検索の上位に表示されることが最も重要です。
自分の店舗を上位に表示させるためには、飲食店の激戦区であればあるほど、高い有料プランを選ばなければなりません

高いプランを選ぶことで、利用者数が多い「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯に上位表示できたり、良い口コミをピックアップできる機能なども使えるようになります。

店舗情報を充実させる

ユーザーが知りたいであろう、メニューの内容や料金、雰囲気などに関する店舗情報を充実させるのもポイントです。

コロナ対策がどのように行われているかを重視するユーザーも多いので、コロナ対策の内容を記載しておくようにしましょう。

食べログを含むグルメポータルサイトでの集客の伸び悩み

以前よりも「食べログ」をはじめとするグルメポータルサイトで集客できなくなったと感じている方もいるのではないでしょうか?
「自分のアピールの仕方がよくないのか」「お店に魅力がないのか」などと思い悩んでいる方も多いでしょう。

しかし実は、ユーザーのポータルサイト離れも原因の一つかもしれません。

2021年3月に行われた、エフェクチュアルの調査では、「食べログ」の口コミを参考にしていたユーザーが減り、Googleマップの口コミやレビューを参考にするユーザーが増えていることがわかりました。

この調査は、2019年と2021年を比較した調査で、10代〜50代の幅広い年代の男女を対象にしています。

飲食施設を選ぶ際にどのサービスの口コミ・レビューを参考にするかの調査結果

【参照:impress

またもう一つのデータに、2020年の日本トレンドリサーチの調査結果があります。

この調査は、グルメサイトの利用者数を調べたものです。
3大グルメサイトと呼ばれる「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパーグルメ」の利用者の割合よりも、「いずれも利用したことがない」人の割合の方が上回っていたことが明らかになりました。

グルメサイトの利用者数の推移

【参考:2020年グルメサイトの利用についてリサーチ|日本トレンドリサーチ

ユーザーのポータルサイト離れの原因は、Instagram、Twitter、FacebookなどのSNSで情報収集を行う人が増えたことや、Googleマップのサービスが充実してきたことなどが考えられます。

飲食店が利用する集客媒体の変化

クックビズが行った、2017年と2020年の比較調査では、この3年間で「食べログ」「ぐるなび」などのグルメポータルサイトへの飲食店加入率が減少していることがわかりました。

飲食店が利用しているグルメサイトの調査結果

【参考:飲食店へグルメサイトについて実態調査|クックビズ

食べログをはじめとするグルメポータルサイトを利用する飲食店が減っているのに対し、利用が増えているのはGoogleマップです。

飲食店が、Googleビジネスプロフィールに登録すると、自分の店舗をGoogleマップ上に表示できるようになります。
食べログなど有料の媒体から、無料で使えるGoogleマップに移行する動きが始まっているといえるでしょう。

コロナ禍で多くの店舗の経営が悪化する中で、集客にかけるコストの見直しを行っていることも原因として考えられます。

食べログなどのグルメサイトに頼らずに、無料で集客する方法!

ここからは、食べログに頼らずに、しかも無料でできる集客方法を紹介していきます。
自分で集客できる力をつけておくことで、他媒体の変化に左右されず安定した集客と売り上げアップにつながりますので、参考にしてみてください。

Googleビジネスプロフィールで集客する

まずは、Googleビジネスプロフィールを活用した集客方法を紹介します。

Googleビジネスプロフィールとは?

Googleビジネスプロフィールは、Googleが提供しているサービスで、誰でも無料で利用可能です。
Googleビジネスプロフィールに登録すると、店舗名や営業時間、所在地、連絡先などの基本情報を、Googleマップ上で表示できるようになります。

Googleビジネスプロフィールで表示されるプロフィールの例

ローカル検索で自分のお店を表示させる

例えば、「新宿 居酒屋」と検索すると、検索結果が以下のように表示されます。

ローカル検索を行った際のローカルパックの例

「地名+業種名(サービス名)」で検索することを、ローカル検索といい、検索結果に表示される上位3つをローカルパックといいます。

ローカルパックに表示されると、ユーザーへの露出が高まるため、認知度が上がりやすくなるのです。

ローカル検索結果で上位表示をねらう方法

ローカル検索で上位表示させるための対策MEO(Map Engine Optimization=マップエンジン最適化)対策といいます。
MEO対策として行うのは、以下のような施策です。

  • Googleビジネスプロフィール内の情報を充実させる
  • できるだけ評価の高い口コミを集める
  • 他のユーザーが知りたいであろう情報を口コミで書いてもらう(メニューや雰囲気など)
  • 投稿してもらった口コミには返信する
  • Googleビジネスプロフィールの投稿を定期的に行う
  • 常に最新の情報を載せる
  • 連携させているホームページのSEO対策を行う など

MEO対策の詳しいやり方は、こちらの記事を参考にしてください。
MEO対策で店舗集客を成功させる方法!具体的なやり方を詳しく解説します

SNSで集客する

SNSも、誰でも無料で使えるツールです。

3大SNSといわれる、「Instagram」「Twitter」「Facebook」の特徴や、集客における活用法を解説します。

Instagram

画像の投稿がメインで、ビジュアル重視のSNSです。
10代〜40代のユーザーが多く、中でも最も多いのが20代、ユーザーの男女比は女性がやや多いのが特徴です。

写真映えするグルメ分野との相性が良いので、うまく活用することで、大きな集客効果を見込めます。

特に、若い世代では検索ツールとして使われており、情報収集の手段になっています。

拡散力が弱いので、投稿に関連する「#(ハッシュタグ)」をつけて、ユーザーに投稿を見つけてもらうことがポイントです。
ハッシュタグは30個までつけられますが、無理して関係のないハッシュタグをつけると質の悪い投稿とみなされてしまうので、投稿に関係するワードを選んで15〜20個程度つけるようにしましょう。

Twitter

140字以内のテキストがメインのSNSで、画像も4枚までなら投稿できます。
20代〜40代のユーザーが多く、中でも最も多いのは20代、男女比は男性の方がやや多いのが特徴です。

リアルタイムの情報収集に使われることが多く、「リツイート機能」があるので、拡散力が非常に高いSNSです。

集客に役立てるには、お店の最新情報を発信するのが有効です。
Twitterでは、ユーモアのある投稿が好まれる傾向にあるので、ユーザーに「面白い」「拡散したい」と思ってもらえるような投稿を意識してみましょう。

Facebook

基本的に実名でのアカウント利用のSNSで、ビジネスで使っているアカウントも多いのが特徴です。
ユーザーは40代〜60代が多く、最も多いのが40代、男女比では男性の方がやや多くなっています

Facebookの場合、アカウントのプロフィール情報を充実できることと、フォーマルな雰囲気もあることから、ホームページの代わりに使うこともできます。

また、ユーザーの大まかな所在地がわかることもあるので、地域のユーザーと繋がるためには便利なツールです。

Facebookでは、「投稿者の思い」が共感を呼ぶ傾向にあるので、商品開発・メニュー開発などに込めた思いなどを投稿してみましょう。

また他ではあまり手に入らない情報や、ユーザーの役に立つ情報を投稿することでシェアしてもらえることもあります。

まとめ

食べログをはじめとするグルメポータルサイトに頼らずに、自分で集客できる自己集客力をつけることが利益を最大化する方法です。

ポータルサイトの変化にも左右されず、コンスタントに集客できる方法なので、将来のためにも今からコツコツ取り組んでいきましょう。

集客アップと売り上げアップに、ぜひお役立てくださいね。

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