こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「Googleビジネスプロフィールのストリートビューをうまく活用したい」
「ストリートビューのメリットが知りたい」
「ストリートビューの位置が間違っている」
このようなお悩みはありませんか?
普段何気なく使用する人が多いストリートビューですが、お店のオーナーにもたくさんのメリットがありました。
そこで今回は、ストリートビューのメリットと撮影方法、ストリートビューの写真を追加・変更・削除する方法を紹介します。
この記事を参考にしていただくことで、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させて、より多くのユーザーにビジネスを注目してもらえるでしょう。
Googleビジネスプロフィールのストリートビューって?
Googleストリートビューとは、実際に自分が歩くような感覚で、街や道路の風景を見られるサービスです。ストリートビューに表示される矢印をもとに、東西南北を見渡しながら道を進めるため、行ったことがない場所でもその場にいる感覚になれるでしょう。
弊社の場合、オフィスの目の前を中心に走る道路を中心にストリートビューを閲覧できます。
ストリートビューの使い方はとても簡単です。Googleマップを開き、ストリートビューを見たい場所を名称や住所で検索。「ストリートビューと360°ビュー」を選択すると、投稿されているストリートビューを閲覧できます。
一般的な道路の場合、Googleのストリートビューの撮影車が撮影した写真が掲載されており、おおよそ数年に1度地図情報が更新されています。
後ほど紹介しますが、Googleの撮影車以外にもお店のオーナーやユーザーも、ストリートビューの撮影・投稿が可能です。
Googleストリートビューがもたらすメリット
Googleビジネスプロフィールのストリートビューは、楽しい・便利以外にも、ビジネスにおいて以下のような効果が示されています。
参照:ストリートビュー画像でGoogleビジネスプロフィールのリスティングを充実させる
ユーザーにとって便利でありながら、ビジネスに興味をもってもらえる、店舗の訪問につながりやすいといったメリットもあります。ストリートビューをうまく活用すれば、今以上に集客効果を発揮できるでしょう。
ここからは、ストリートビューの具体的なメリットを紹介します。
メリット①多くの人が地図アプリを利用しておりビジネスを認知してもらえる
株式会社エフェクチュアルが2021年に行った調査によると、使ったことがある地図アプリの1位はGoogleマップであるという結果が発表されています。
参照:【2021年版 定点調査】地図アプリ利用率1位はGoogleマップ!エフェクチュアルが地図アプリの利用トレンドをレポート|株式会社エフェクチュアルのプレスリリース
2019年の調査でも1位ですが、Googleマップの利用率はさらに上昇しているとわかります。この要因として、Googleマップが多機能であること、オフラインでも使用可能であることが挙げられていました。
地図アプリの使用経験がある人の約9割が、Googleマップを利用していることは、Googleビジネスプロフィールの店舗情報を閲覧されているとも考えられるでしょう。
メリット②日本全国(世界中)のユーザーが閲覧できる
ストリートビューは、設定・投稿されている場所であれば、日本全国はもちろん、外国の道路や観光名所まで閲覧できます。
店舗の近くに訪れる人だけではなく、国内外の観光客に自社のビジネスをアピールできる点は大きなメリットといえるでしょう。
メリット⑦で詳細を解説しますが、店舗内を360度見渡せる屋内版のストリートビュー「インドアビュー」を活用することで、よりユーザーに魅力を伝えられます。
メリット③来店前に店舗を確認できるためユーザーの判断基準となる
旅行や観光で初めて訪れる場所は、店舗の周囲の情報までわかりづらいものです。ストリートビューがあれば、店舗の目の前だけではなく近くの道路の状況もチェックできます。
土地によっては、坂道が多い、道路の幅が狭く大きな車は通れないなどの状況も考えられるため、事前に把握できる点は大きなメリットです。
また、インドアビューも掲載されていれば、店舗の雰囲気や広さ、ベビーカーや車いすでも来店できるかもチェックできます。電話による店舗への問い合わせ前に、ユーザー自身が判断してもらえる点は、オーナーにもメリットがあるといえるでしょう。
メリット④文字や写真だけでは伝えられない店内の雰囲気をアピールできる
「店内は広々としている、お子様連れでも利用しやすい」など説明があっても、実際にどのような雰囲気かわかりづらいことは多々あります。また足を運んでみて、想像していた雰囲気と違ったというケースも少なくないでしょう。
店舗の雰囲気や魅力を発信する際に、文字や写真だけで思うように伝えられない、誤った情報を伝えてしまうことが防げます。
このような問題の解決策として、ストリートビューやインドアビューが役に立つのです。
メリット⑤主要駅などからのアクセスがわかりやすい
Googleマップでは現在地や住所を入力して、特定の場所から店舗へのアクセス方法を確認できます。
そこでストリートビューも合わせて確認すれば、実際にどのような道を使い店舗へ行くのかがわかるため、ユーザーは来店しやすくなるでしょう。
ユーザーが初めて足を運ぶ土地の場合、アクセスの方法で不安を抱く人がいます。この不安を解消することで、実際に来店するきっかけが生まれる可能性があります。
メリット⑥GoogleビジネスプロフィールのMEO対策にもつながりやすい
魅力の発信、ユーザーの不安の解消など、ストリートビューにはさまざまなメリットがあります。ストリートビューを掲載することで、多くのユーザーがGoogleビジネスプロフィールも閲覧する機会になるでしょう。
多くのユーザーに閲覧される情報は、Googleからの評価が上がりやすいと考えられます。
MEO対策では、Googleビジネスプロフィールの情報が充実していること、口コミや評価が多いことが重要ですが、情報のひとつとしてストリートビューも役に立つでしょう。
メリット⑦屋内版ストリートビューはさらに店舗の魅力が伝えられる
店舗内を360度見渡せる屋内版のストリートビューを、インドアビューといいます。360°写真とも呼ばれるインドアビューは、ストリートビュー以上に店舗の魅力を伝えられるでしょう。
インドアビューで店内を360度見渡せると、より店舗の情報を伝えやすくなります。店舗が紹介する情報との食い違いを防ぎやすく、レビューで「想像していた店舗と違った」といったマイナスの口コミや評価を避けられるでしょう。
インドアビューの詳細は、以下の記事で解説をしています。
ストリートビューを撮影する方法
ストリートビューはGoogleが撮影・掲載している写真以外にも、オーナー自ら撮影が可能です。
ここでは、ストリートビューを撮影する3つの方法を紹介します。
ストリートビューアプリで撮影する
ストリートビューは、iPhoneやAndroidのアプリで撮影できます。
ストリートビューのアプリをインストール後、Googleビジネスプロフィールのアカウントへログインします。カメラマークをタップ、360°写真を選択してカメラを起動するとガイドが表示されるため、指示に沿って撮影しましょう。
専用カメラで撮影する
スマホのカメラ以外にも、360度撮影できる専用のカメラでもストリートビューを撮影できます。
360度撮影できるカメラは、家電量販店やネットショッピングで5万円前後で販売されています。
認定フォトグラファーに撮影してもらう
ストリートビューの認定フォトグラファーとは、Googleから認定された企業や個人を指し、依頼することでストリートビューやインドアビューの撮影に対応してくれます。
Googleマップの「お近くの認定フォトグラファーを見つける」から、フォトグラファーを検索して問い合わせが可能です。
スマホアプリでの撮影や専用カメラで撮影しても、思うようなクオリティで撮影できず、アップできないままになるケースは少なくありません。
ストリートビューを撮影するプロである認定フォトグラファーに依頼すれば、費用はかかるものの満足するクオリティの写真がアップできるでしょう。
Googleビジネスプロフィールにストリートビューを追加する方法
現時点でGoogleビジネスプロフィールにストリートビューが掲載されていないとき、以下3つの方法で追加できます。
自社に合う方法でストリートビューを追加してみましょう。
①オーナーが手動でストリートビューを追加する
専用カメラなどで撮影した場合、撮影データをパソコンに保存すれば、パソコンのGoogleビジネスプロフィールから写真を公開できます。
Googleビジネスプロフィールからアップする場合、ビジネスのオーナーでなければ追加できません。権限が「ユーザー」であるときは、ビジネスのオーナーにデータを渡すなどしてアップをしてみてください。
またアップまで数日かかる、画質が低すぎるとアップできないケースがあるため、定期的に公開されているかチェックしましょう。
②Googleにより自動的に追加される場合がある
Googleにより自動で追加されるケースは、撮影車によるものです。多くの公道では、すでに撮影車が通った道が掲載されていることが多いでしょう。
数年に一度撮影車が巡回するため、場所によっては4~5年前に撮影した古い情報が掲載されていることも少なくありません。
そのため、ここ最近できた新しい店舗の場合、建物自体がない、以前経営していた店舗の写真のままになっている場合があります。
このようなときは、オーナーが手動で追加をする、もしくは認定フォトグラファーやストリートビューの撮影に対応した業者に依頼して、自社のストリートビューを掲載してもよいでしょう。
③条件を満たせば一般ユーザーも投稿できる
ビジネスに関係ない店舗の利用者や観光客なども、スマホや専用カメラで撮影した写真をストリートビューに追加することが可能です。
ストリートビューのアプリから撮影した場合、データをプロフィールに残されています。ここにある公開ボタンを押すと、撮影した場所のストリートビューをアップできるのです。
ただ、画質が悪い、極端に明るい・暗いなど写真が見えづらいとき、顔が見えていてプライバシーに配慮されていないときは、公開ボタンを押してもエラーでアップできない可能性があります。
360°写真(ストリートビュー・インドアビュー)では、以下のようなポリシーが定められています。この条件を満たさない場合、データを追加できないでしょう。
参照:各フォーマットに適用される要件-マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ
ストリートビューの誤った情報を変更・削除する方法
ストリートビューが誤った位置を示している場合があります。位置情報を変更・削除するときは、以下の該当するパターンの手順で対処しましょう。
①まったく異なる写真や場所が表示されている場合
Googleビジネスプロフィールのストリートビューに、まったく異なる写真が掲載されている場合、2つのいずれかの方法で変更・削除できます。
1.【ストリートビューから報告】Googleマップからストリートビューを開き、右上の旗マークを選択。「不適切なストリートビューを報告」から連絡をする。
2.【Googleビジネスプロフィールから報告】Googleビジネスプロフィールの「写真」にある「360」を選択。右上の旗マークから報告。
②店舗の位置と少しズレている場合
ストリートビューの写真が店舗と少しズレているものを解決するときは、Googleビジネスプロフィールの住所から変更します。
1.Googleビジネスプロフィールにログイン後「情報」のビジネス所在地にある鉛筆マークを選択。
2.右に表示されている地図を拡大すると、現在どの位置にピンが立っているかわかります。このピンを適切な位置へ移動することで、ストリートビューが正しい位置に表示されるでしょう。
赤いピンはドラッグ&ドロップで移動可能です。ただ、実際に修正されるまで数日かかるため、2~3日後に改めてストリートビューを確認してみてください。
まとめ
Googleビジネスプロフィールのストリートビューは、ユーザーだけではなくビジネスのオーナーにもさまざまなメリットがあるとわかりました。
たくさんの情報をもつGoogleマップ、ストリートビューの情報が誤っているときは、この記事で紹介した手順で、削除・変更を行いましょう。