こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「Googleビジネスプロフィールの活用方法がわからない」
「定期的に運用をしているが、想定しているほど集客効果を高まらなかった」
「Googleビジネスプロフィールを活用しなければならない、理由が知りたい」
このような悩みはありませんか?
Googleマップを活用して店舗検索をするユーザーが増えており、今後さらにGoolgeマイビジネスを使った集客が重要になるでしょう。
そこで今回は、Googleビジネスプロフィールを活用するコツと事例を紹介します。
この記事を参考にすることで、Googleビジネスプロフィールを使った集客方法を理解して、店舗の利益の向上へとつなげられるでしょう。
- 1. Googleビジネスプロフィールとは
- 2. Googleビジネスプロフィールの活用でできること
- 3. Googleビジネスプロフィールを活用するメリット
- 4. Googleビジネスプロフィールを活用するデメリット
- 5. Googleビジネスプロフィールを活用する重要性
- 6. Googleビジネスプロフィールに登録する方法
- 7. Googleビジネスプロフィールの検索順位が決まる仕組み
- 8. 集客力アップ!Googleビジネスプロフィール活用のコツ
- 9. Googleビジネスプロフィールの活用事例
- 10. まとめ
Googleビジネスプロフィールとは
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップで自社の店舗情報を表示して集客するツールを指します。
Googleビジネスプロフィールは集客につながりやすく、認知度の上昇にもつながることから、MEO対策には欠かせないツールです。
MEO対策とは
マップエンジン最適化のこと。Googleマップや検索で、自社の店舗情報を上位に表示させる施策を指す。
ここでは、GoogleビジネスプロフィールがWEB上でどのように表示されるかを紹介します。
直接検索の表示例
直接検索とは、Google検索で「ケイビーカンパニー株式会社」のように、会社名や店舗名を直接入力して検索する方法で、以下のように表示されます。
Google検索での見え方
PC検索結果は右側、スマホは1ページ上部に「ナレッジパネル」が表示されており、住所や営業時間などの店舗情報が表示されます。
Googleマップ検索での見え方
Googleマップ検索では、地図と店舗情報が表示されます。
間接検索の表示例
間接検索とは「渋谷 ラーメン」「大阪 webコンサル」のように、地域名+目的のように、間接的なキーワードで検索することを指し、ローカル検索といいます。
ローカル検索とは
特定のエリアに関する情報を検索すること。ユーザーの現在地に基づいた、検索結果が表示されるシステム。たとえば「ラーメン」と検索した場合、東京と大阪では検索結果が異なる。
ここでは「大阪市 コンサルタント会社」で検索します。
Google検索での見え方
マップ検索での見え方
間接検索では、現在地の周辺や、ユーザーの検索・行動履歴をもとに、ニーズに合う店舗情報を予測して表示させます。
店舗名を選択するとナレッジパネルが開き、店舗の情報を確認できます。
このように、Googleビジネスプロフィールに登録すると、Googleマップに自店の情報が地図アプリなどで表示されます。
そこから、公式サイトや予約ページへのリンクを飛ばしたり、電話での問い合わせや経路検索ができたりと、活用次第で集客力を飛躍的に高められるでしょう。
Googleビジネスプロフィールの活用でできること
Googleビジネスプロフィールにはさまざまな機能があり、無料で以下の集客方法ができます。
集客をするためには、ただ登録するだけではなく、活用することが重要です。
1.店舗の基本情報を掲載できる
下記の画像のように、ナレッジパネルには、店舗名・電話番号・住所・営業時間などの基本情報を掲載できます。
また、予約フォームや注文サイトなどのリンクも貼れるため、この1ページにあらゆる集客導線をまとめて表示できます。
スマホで検索すると、現在地から店舗までのアクセスや所要時間も表示されることから、直接的な集客も可能です。
2.店舗の写真を掲載できる
こちらは、ケイビーカンパニー株式会社で実際に掲載している、Googleビジネスプロフィールの写真です。
店舗の外観や内装、提供しているメニュー、スタッフなどの写真をアップして、ビジネスの魅力をアピールできます。
さまざまな写真を掲載することで、顧客はビジネスに対するイメージが湧きやすく、店舗へ足を運ぶきっかけがつくれるでしょう。
古い写真は削除して、新しい写真へ差し替えるなど、ユーザーが迷わない写真の活用方法も重要です。
3.口コミの返信・管理ができる
こちらは、ケイビーカンパニー株式会社へ実際に寄せられた口コミの例です。
顧客から評価の高い口コミを投稿してもらうことにより、まだ店舗を利用したことがない人にも、ビジネスの魅力や信頼度を与えられます。
いくつかの店舗を比較しているなかで、口コミの評判がよければ、自社を選んでもらうきっかけにもなるでしょう。
また、口コミの数が多く評価が高いビジネスは、検索結果で上位に表示されやすくなります。
Googleビジネスプロフィールの活用方法のなかでも、特に口コミは重要な集客方法です。
4.キャンペーン・新商品などの情報が発信できる
ケイビーカンパニー株式会社では、以下のようにGoogleビジネスプロフィールに新しい情報を定期的に投稿をしています。
投稿機能では、店舗に関する情報(営業時間など)、キャンペーンやイベント情報、クーポンの配信が可能です。
投稿機能を活用して、ユーザーのニーズを満たす新しい情報を届けることができれば、集客効果とともに検索結果の上昇も期待できるでしょう。
5.情報を分析できる
Googleビジネスプロフィールの機能「インサイト」を活用すると、店舗情報を閲覧したユーザーに関するデータが閲覧できて、集客方法の改善や新たな施策の計画に役立てられます。
インサイトとは
Googleビジネスプロフィール内にある、分析ツールのこと。ユーザーによる、自社の検索数・閲覧数・アクション数(電話の数、経路検索、サイトへのアクセス数)などの数値を確認できる。
下記の画像が、実際のインサイトの画面です。
上記のインサイトからは、ケイビーカンパニー株式会社の店舗情報を閲覧したユーザーが、どのような方法で検索をしたのかがわかります。
グラフにカーソルを当てると、具体的な数字とパーセンテージが表示されます。
Googleビジネスプロフィールで本格的に集客をスタートしたときなど、インサイトを見て効果がどれくらいあるのかをチェックしてみてください。
6.無料でサイトを作成できる
Googleビジネスプロフィールに登録している、住所や電話番号、投稿した写真をもとに簡易的なホームページが作成できます。
すでに登録している情報が自動的に設定されるため、一般的なホームページのように難しい設定はありません。
PCはもちろん、スマホの表示にも対応しています。
簡易的なサイトであり、SEO対策の効果としてはあまり期待できないため、今サイトがないビジネスであれば作成してもよいでしょう。
SEO対策とは
検索エンジン最適化のこと。Google検索において、上位表示をさせる施策。MEO対策とは違い、WEBサイトを検索結果の上位に表示させて、集客や利益の向上を目指す。
Googleビジネスプロフィールのサイトは、すでに自社サイトをもつビジネスであれば、新たに作成する必要はありません。
Googleビジネスプロフィールを活用するメリット
Googleビジネスプロフィールの活用することで、集客効果を高められるとわかりました。
ほかの集客法があるなかでも、Googleビジネスプロフィールを活用するメリットを紹介します。
無料で集客できる
Googleビジネスプロフィールは、登録から運用まで無料です。
有料の集客方法が多いなかで、さまざまな機能を無料で利用できることは、Googleビジネスプロフィールの大きなメリットでしょう。
店舗の広告を掲載すると料金はかかるものの、検索結果に表示をさせるだけであればコストはかかりません。
反対に、Googleに金銭を渡して、検索結果を上位表示させることはできないため、順位改善の方法はノウハウを学び、適切な運用を継続していく方法しかないのです。
それでも、無料で店舗の情報を表示させる、Googleマップで経路の案内や電話をかけられるなど、オーナーとユーザーどちらにとっても、十分な機能はそろっています。
来店の可能性が高い顧客にアプローチできる
ローカル検索をするユーザーは「どのサービスを利用するか」と悩んでおり、来店の可能性が高いユーザーと考えられます。
たとえばローカル検索で「ラーメン」と調べているユーザーは、どのお店にするか決まっていないが、ラーメンを食べたいと思っているが、具体的にどのお店で食事をするか決めていないのです。
そのとき、検索結果にあなたの店舗が上位に表示されていれば、予約や問い合わせなど集客へと直結します。
自社の情報を閲覧するユーザーが「このお店が利用したい」と思ってもらえるような活用をすれば、より高い集客効果が期待できる点がメリットです。
ユーザーとのコミュニケーションの場になる
Googleビジネスプロフィールの口コミでは、オーナーと顧客のコミュニケーションをとる場であり、信頼関係が生まれやすいポイントです。
口コミを寄せたユーザーに返信をする、質問には回答する、不満な点を伝えられれば謝罪と改善する旨を伝えるなどできます。
口コミに対してオーナーから返信をもらえれば、顧客は安心感や信頼感を得られるでしょう。
結果的に、ビジネスの評判も高まり、口コミを見た新規顧客に対してもアプローチとなり、集客へつなげやすいことがメリットです。
検索結果1位のWEBサイトより目立つ場所に表示できる
ローカル検索の検索結果は、WEBサイトよりも上位に表示されるシステムです。
画像のように、上部赤枠がローカル検索の結果、下部青枠が通常の検索結果として表示されます。
赤枠の店舗情報が記載された部分は「ローカルパック」といいます。
食べログは、飲食店の有名ポータルサイトです。
ポータルサイトとは
さまざまなコンテンツの入り口となるサイト。食べログ、ぐるなび、ホットペッパービューティー、るるぶトラベルなどが該当する。
ポータルサイトよりも上位に表示されるため、店舗情報を閲覧してもらえる機会や問い合わせがなど、集客効果が期待できることがメリットです。
ただ、ローカルパックは検索結果の上位3位しか表示されません。
4位以下の場合は表示されず、閲覧される機会が少ないため、適切な運用をしてローカルパックに入る施策を行う必要があります。
Googleビジネスプロフィールを活用するデメリット
無料で集客できるGoogleビジネスプロフィールですが、いくつかのデメリットもあります。
情報の更新を継続しなければ集客効果は見込めない
Googleビジネスプロフィールは、店舗情報を登録しておくだけで集客できるわけではありません。
店舗に関する情報を定期的に発信するなど、継続的に更新をしなければ、順位の改善や集客効果が期待できないのです。
たとえ検索結果1位をとっていても、競合の店舗がMEO対策をすれば、1位表示されなくなり、集客効果が落ちてしまうことも考えられます。
そのため、情報の更新をする手間がかかる点は、デメリットといえるでしょう。
悪い口コミがつくと評価が落ちる可能性もある
Googleビジネスプロフィールの口コミは、集客につながる一方で、ネガティブな影響をもたらすこともあります。
「美味しくなかった」「サービスが悪かった」のように悪い口コミが寄せられると、店舗の利用を検討していた顧客は、候補から除外するでしょう。
悪い口コミを防ぐには、ひとりひとりの顧客が満足するサービスを提供していくことです。
口コミの内容次第では、適切に活用をしていてもデメリットになる可能性があるでしょう。
ガイドラインを遵守しなければならない
ガイドラインとは、Googleビジネスプロフィールを利用するにあたって、オーナーやユーザーが守るべきルールや、活用のコツが記載されたものです。
オーナー側が守らなければならないルールは、差別や誹謗中傷のような投稿をしてはならないこと、解像度が低くユーザーが見づらい画像はNGなど、基本的なものがほとんどです。
公序良俗の範囲内である投稿であれば問題はないものの、気づかないうちにやってしまいガイドライン違反となるケースがあります。
- 顧客のプライバシーに配慮されていない写真を掲載する
- ビジネス名に店舗の名称以外のキーワードを入れ込む(例:ケイビーカンパニー|大阪 WEBコンサル WEB集客 予約受付中)※社名以下の部分はNG
- 過度に酒を勧める投稿、「◯◯を使えば病気が治る」といった誇大な表現を使った投稿
ガイドライン違反を繰り返すと、最悪の場合、Googleマイビジネスのアカウントが停止する可能性があります。
これまで集めた口コミ、掲載した写真が利用できなくなるため、思わぬところでガイドライン違反をしないように注意が必要です。
Googleビジネスプロフィールを活用する重要性
Googleビジネスプロフィールのメリットを見ると、集客ツールとして重要なものであるとわかるでしょう。
では、さまざまな集客方法があるなかでも、なぜGoogleビジネスプロフィールが重要なのでしょうか。
検索結果のローカライズ化
2014年の「ベニスアップデート」により、Googleの検索で、位置情報を検索結果に反映する、ローカル検索に対応しました。
アップデート以前は、地名を入れて検索しないと、東京や大阪のどこで検索をしても同じ検索結果が表示されていたのです。
アップデート以降、近隣の店舗を探す際は、利便性の高いローカル検索機能やGoogleマップを使うユーザーが増えています。
そのため、Googleビジネスプロフィールを活用して、少しでも多くのユーザーに自社の情報を閲覧してもらうことが重要だといえるでしょう。
お店探しがポータルサイトから検索にシフト
ローカル検索やGoogleマップを利用するユーザーが増えている一方、飲食店や美容に関連するポータルサイトの需要は、減少傾向にあります。
テーブルチェック株式会社が2020年・2021年に行った「飲食店を探すときの手段」の調査によると、2020年(第1回)と比べて2021年(第2回)は、Google検索とGoogleマップの利用率が上昇しているとわかります。
一方でグルメサイトの利用率は、約8%減少していました。
【参考:飲食店を検索する際に頻繁に利用する手段のアンケート(テーブルチェック調べ)】
グルメ系ポータルサイトでは、掲載店舗からお店を選ぶしかなく、好みのお店が見つからないや、地域を絞り込まなければならないのように、検索に手間がかかるといった声もあります。
手間や時間がかからずユーザーにとって使いやすい、Google検索が利用率の上昇につながっていると考えられるでしょう。
Google検索、マップの利用ユーザーが増えているため、以前より集客効果が期待できることから、ほかの集客より重要な施策だといえます。
勝手に掲載されている⁉ならば存分に活用すべき
オーナーのなかには、Googleビジネスプロフィールに登録していないのに、勝手に自社の情報が掲載されて口コミされていると驚く人もいます。
Googleビジネスプロフィールは、店舗のオーナーによって登録していなくても、Googleによって情報が自動的に作成されるケースがあります。
自動で店舗情報が作成される仕組みとして、マップ上に自社の住所がある、自社サイトに掲載する住所などをもとに、Googleが情報を作成し掲載しているのです。
しかし、自動的に店舗情報が掲載されていることから、店舗情報が古い、正しくないといったことも発生します。
またオーナーが知らない間に、自社の口コミを記載されるケースも少なくなく、いつの間にか集客効果を左右する口コミが書かれているかもしれません。
オーナーが管理できない場所で店舗情報を掲載され、口コミも投稿されているのであれば、オーナー自身で管理できるようにすることが重要です。
Googleビジネスプロフィールに登録する方法
まだGoogleビジネスプロフィールに登録をしていない、オーナー確認を済ませていない人向けに、登録の方法・手順を紹介します。
新しく店舗情報を登録する
現時点で、Googleマップ上に自社の情報がないときは、以下の手順で新規登録を行います。
Googleのアカウントを取得する(プライベート用でも利用はできるが、ビジネス用と区別するほうがよい)
- アカウント取得後、Googleビジネスプロフィールへログイン
- 店舗情報の登録(ビジネス名、ビジネスカテゴリ、住所、地図上にある店舗の位置、電話番号、WEBサイト)
- オーナー確認(ハガキを受け取る)
- ハガキに書かれた情報を入力して、オーナー確認が完了する
すでに店舗情報があるときはオーナー確認をする
作成していないのに、Googleマップに店舗情報があるときは、自分で管理できるようにオーナー確認をします。
まずは、自社のナレッジパネルに「ビジネスオーナーですか?」という文言がないかをチェック。文言がないはずなので、クリックしてオーナー確認を進めましょう。
その後は、以下の手順でオーナー登録を進めます。
- 「ビジネスオーナーですか」を選択すると「管理開始」が表示されるので、クリック
- 店舗情報を入力する
- オーナー確認コードを受け取る(電話やメール確認もあるが、新規店舗の場合は、郵送されたハガキでしか確認できない)
- 確認コードを受け取り、Googleビジネスプロフィールで登録をする
Googleビジネスプロフィールの検索順位が決まる仕組み
Googleビジネスプロフィールを存分に活用するためには、どのような仕組みで検索結果が決められているのか知る必要があります。
検索順位が決まる仕組みを把握することで、具体的にどのような活用をすればよいのかがわかり、根拠に基づいた活用が可能です。
ローカル検索で表示されるGoogleビジネスプロフィールの情報は、以下3つの要素が組み合わさり決定されています。
- 関連性
- 距離
- 視認性の高さ
ここでは、3つの要素について紹介します。
関連性
関連性とは、ユーザーが検索するキーワードとGoogleビジネスプロフィールの店舗情報が、合致する度合いのことです。
Googleビジネスプロフィールの情報を充実させることで、キーワードとの関連性を高められます。
ビジネスに関連するキーワードを入れた投稿、ユーザーがビジネスに魅力を感じる情報を発信するなど、投稿機能の活用がポイントです。
距離
距離とは、ユーザーがローカル検索をした場所から、店舗までの距離を指します。
ローカル検索は、検索キーワードと関連しており、現在地から近い場所の情報を表示するシステムです。
さらに検索キーワードに地名が入っていなくとも、現在地から近い場所の店舗情報が表示されます。
Googleビジネスプロフィールを活用して、特定エリア内の競合他社よりも、高い順位で表示させることが集客効果を生むポイントです。
視認性の高さ
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているか、いわゆる知名度です。
視認性を高めるには、Googleビジネスプロフィールの口コミの数や、高い評価を集めることが重要です。
顧客から高い評価を得ているビジネスは、検索結果の上位に表示されやすいでしょう。
Googleビジネスプロフィールを活用するコツとして、顧客に口コミの投稿を促すことがあります。
集客力アップ!Googleビジネスプロフィール活用のコツ
Googleビジネスプロフィールの活用は、集客効果や認知度上昇につながり、継続的な運用をすることが重要です。
店舗情報(住所や営業時間)を正しく記載すること、ユーザーが求めている情報を発信することが基本ですが、具体的に何をすればよいかを紹介します。
活用のコツ1:MEO対策のキーワードを選定する
MEO対策とは、Google検索において、自社の店舗情報を上位に表示させる施策です。
そのためには、どのキーワードで検索されたとき、自社の情報を1位に表示させたいかを決めることから始めます。
対策キーワードの設定はGoogleビジネスプロフィール活用の軸であり、活用に欠かせない設定のひとつです。
対策キーワードは、口コミや投稿、ビジネスの説明文などあらゆる部分で利用するため、最初に決めておきましょう。
キーワードを選定する方法
対策キーワードを決めるときは、無料で利用できるGoogleキーワードプランナーの利用がおすすめです。
キーワードプランナーとは、キーワードが毎月検索されている数、どれくらい競合性があるのか、キーワードに関連する語句は何かを調査できます。
たとえば、渋谷区内にラーメン店を構えるオーナーであれば「渋谷 ラーメン」のキーワードで、検索1位をとりたいと思うでしょう。
しかし、渋谷区内にはラーメン店が多数あり競合性が高く「渋谷 ラーメン」のキーワードでは上位表示されず、集客効果が見込めない可能性が高いのです。
このようなときは「渋谷 家系ラーメン」「渋谷 安い ラーメン」のように、自社に関連するキーワードでありながらも、競合が少ないキーワードを選択してみてください。
ただし、検索ボリュームが0~10のようなキーワードでは、誰も検索をしないため、集客効果は期待できません。
活用のコツ2:正確かつ充実したビジネス情報を表示する
Googleビジネスプロフィールの店舗情報は、いつ見ても正しい情報を掲載していなければなりません。
- 住所や電話番号(移転した際は早急に変更する)
- 営業時間
- 定休日
- 年末年始や祝日の営業時間
特に営業時間や定休日は、来店したユーザーをがっかりさせないためにも、常に正しい情報であるか、変更があるときはすぐに再設定が必要です。
Googleビジネスプロフィールの情報では「開店」しているのに、実際に足を運んでみると定休日であれば、顧客は店舗への信頼を失ってしまうでしょう。
そして、Googleビジネスプロフィールの情報は、できるだけ充実させることが活用のポイントです。
ローカル検索結果のランキングが決まる仕組みのひとつに「関連性」がありました。
ビジネスの説明文、投稿などで情報を充実させる、対策キーワードを入れ込むことが、関連性を高めるポイントです。
Googleビジネスプロフィールを活用する基本的なポイントとして、情報の正確性と充実性は欠かせないのです。
活用のコツ3:商品欄は細かく分けて載せる
Googleビジネスプロフィールの機能「商品」では、自社で扱う商品やサービスを、カタログのように公開できます。
商品機能を活用することで、サービスの内容や価格を重視して店舗選びをしているユーザーに、より多くの情報を提供できて、集客効果が期待できるでしょう。
メニューを掲載するときは、人気メニューや看板メニューに加えて、オプション、カウンセリング料金、サブメニューなども掲載してみてください。
たとえばパンケーキ専門店であれば、パンケーキはもちろん、パフェ、ドリンク、トッピングメニューなどを紹介します。
そうすると、パンケーキ専門店でありながらも、パフェが食べたい人、ゆっくりコーヒーを飲みたい人の検索結果にも表示されるでしょう。
また、商品をクリックすると以下のように詳細情報が表示されます。
商品詳細は、画像・商品名・価格・説明文・CTAボタンで構成されています。
CTAとは
Call To Actionの略。商品機能では、詳細(別ページへのリンク)、購入、オンライン注文のボタンが設置できる。商品を見た場所から、直接購入や問い合わせへつなげられる。
ボタンの種類
「オンライン注文」「購入」→ショッピングサイトの商品ページに誘導
「詳細」→サービス等の詳細ページに誘導
「特典を利用」→キャンペーンやクーポン情報のページに誘導
商品の説明文は、1,000字以内で自由に記入できます。
対策キーワードを入れることはもちろん、簡潔でわかりやすい商品の説明を記載しましょう。
スマホユーザーが閲覧しやすい画像、文章の長さを意識してみてください。
活用のコツ4:投稿機能で最新情報を常に更新する
Googleビジネスプロフィール投稿機能では、店舗のお知らせ、イベント・キャンペーン情報などを掲載できます。
写真、テキスト、CTAボタンを設置できることから、新規顧客の集客に期待できるでしょう。
新しい情報を発信し続けるビジネスは、Googleからの評価が上がりやすく、検索結果によい影響を与えることが期待できます。
そのことから最低でも週2回以上は、投稿機能を活用して多くのユーザーに自社をアピールしていきましょう。
投稿機能では、5種類の投稿が可能です。内容に合わせた投稿を設定してみてください。
- COVID-19の最新情報:新型コロナウイルスに関する情報の発信(感染症対策を行っている、感染症の影響により時短営業中、時短営業解除など)
- 特典:キャンペーン情報の発信。開始日と終了日、クーポンコードや、クーポンの利用規約も設定可能
- 最新情報:リニューアル情報、新メニューのお知らせなど
- イベント:キャンペーン、イベント、セールなどの情報発信。開始日と終了日、時間が設定できる
- 商品:商品の説明、カテゴリ、価格が設定できる
更新の重要性はアプリ版Googleマップの表示順位にも影響している
Googleビジネスプロフィールの投稿において、更新を継続する重要性は、アプリ版Googleマップと関係があります。
2020年、Googleマップアプリのアップデートにより、画面の下に5つのタブが表示されるようになりました。
5つの項目のうち「スポット」「最新」のタブには、店舗側が設定した情報が表示されます。
「スポット」は、現在地周辺のおすすめ店舗が表示されます。
スポットに表示させる条件は、現在地から店舗までの距離が近く、店舗の視認性(知名度)が高いことです。
ほかにも、ユーザーが関心を抱いている情報をもとになっており、個々のユーザーに最適な検索結果が表示されています。
「最新」には、ユーザーに最適なお店やスポット、最新のレビュー投稿があった店舗情報が表示されます。
表示の順序は、情報更新日が新しい順です。そのため、Googleビジネスプロフィールの情報や投稿、写真の更新頻度が高い店舗は、表示されやすくなるでしょう。
最新情報の発信はSNSで十分という声もありますが、検索順位に影響力があるGoogleビジネスプロフィールを活用するほうが、より多くのユーザーにアピールできる可能性があります。
SNSとGoogleビジネスプロフィールのどちらもを活用することが、高い集客効果を出すコツになりそうです。
投稿はリアルタイムで更新できない可能性がある
Googleビジネスプロフィールの投稿や店舗情報は、更新をしたその日に反映されないケースがあります。
下記の画像は情報の「営業時間」ですが、下記の赤枠には「編集内容が審査される可能性があり、最長で3日かかる場合がある」と記載されています。
営業時間のような設定であればよいのですが、オーナーが自由に記載できる投稿、ビジネスの説明文は、内容によってはガイドライン違反となり、更新できないケースがあるのです。
そのため、臨時休業、ゲリラ的なタイムセールといった、情報の新鮮度が重要で、その日のうちに伝えなければならないことは、Googleビジネスプロフィールの投稿が不向きといえるでしょう。
今すぐに知ってほしい、伝えたい情報は、TwitterやInstagram、FacebookといったSNSで情報発信をすることがおすすめです。
活用のコツ5:口コミの数を増やす
Googleビジネスプロフィールのなかでも口コミは、特に活用のコツを早く掴みたい機能です。
ユーザーの口コミは数が多く、高評価が多いほどGoogleに評価されて、検索結果の表示順位が上がりやすくなります。
口コミを増やす方法
- 来店客に、口頭で直接「口コミの投稿をお願いします」と依頼する
- 口コミ用のQRコードを作成して配布する(店舗内に配置する、POPやお知らせの紙にQRコードを掲載して、簡単に投稿できるようにする)
- サービス利用後にSMSで依頼する(顧客の携帯電話番号を控えている場合)
顧客から集める口コミは「美味しかった」「よかった」のような、単純な感想ではよい効果が期待できません。
検索結果の上位を目指す活用をするのであれば、口コミのなかに対策キーワードを入れてもらう、利用した時間帯、メニュー名などを入れて、具体的かつ参考になるものを投稿してもらいましょう。
例文を作成すると、顧客はオーナーが意図する内容の口コミを投稿してくれるはずです。
活用のコツ6:口コミの返信・管理をする
口コミは増やすだけではなく、オーナーによる顧客への返信も重要です。
寄せられた口コミを返信することにより、顧客とオーナーの間に信頼関係が生まれて、次回の来店のきっかけをつくれるでしょう。
また、評価のよし悪しに関わらず、寄せられた口コミには、できるだけ返信をしてみてください。
高評価をした口コミには、来店のお礼を伝えて、次回の来店を後押しする内容にするとよいでしょう。画像が、口コミの返信例です。
Googleビジネスプロフィールのガイドラインでは、すべての口コミに返信をする必要はないとあるものの、星1~2の口コミ、質問、クレームには特にていねいに対応をしましょう。
そして悪い口コミには、お詫びとともに改善の意向を伝えて、真摯な対応をしてください。
低評価にも向き合い、オーナーが事実を受け入れている口コミの返信ができれば、それもまた信頼度の上昇につなげられるのです。
また、スパムや誹謗中傷の口コミはガイドラインに違反していることから、Googleに削除要請をすることで口コミの削除ができます。
活用のコツ7:NAP情報を統一する
NAP情報とは、以下3つの情報を指します。
- N=Name:店舗の名称
- A=Address:住所
- P=Phone:電話番号
公式サイト、Googleビジネスプロフィール、SNS、その他コンテンツにおいて、NAP情報を掲載するときは、英数字の全角半角や記号の統一が重要です。
NAP情報を統一することで、WEBサイトを巡回するクローラーが、コンテンツに掲載されている自社の情報を読み取りやすくなります。
さまざまなコンテンツで統一されたNAP情報が掲載されていれば、そのぶん視認性(知名度)が高いビジネスであるとGoogleは判断をして、検索結果によい影響を与えるのです。
もし各コンテンツでNAP情報が統一されていないと、同じ店舗情報だと理解できず、順位の改善につながらない可能性があるため、注意しましょう。
間違えやすいNAP情報の例(住所)
- 正しい住所:大阪市浪速区大国1丁目3番19号 KBビル
- 誤った例①:大阪市浪速区大国1-3-19 KBビル (番地の記載が異なる)
- 誤った例②:大阪市浪速区大国1丁目3番19号 KBビル (全角になっている)
活用のコツ8:サイテーションを増やす
サイテーションとは、引用や言及を意味する言葉です。
上記で紹介したNAP情報に加えて、ブランド名、WEBサイトのテキストURL(リンクになっている必要がない)、などが、SNSなどのコンテンツで言及されることを指します。
サイテーションの獲得は、ローカル検索結果の順位を決める要素のうち「視認性」を高める意図され、順位改善の効果が期待できるでしょう。
顧客にNAP情報を含めた口コミを、SNSでサービスの感想を書いてもらうことも、サイテーションを獲得する方法のひとつです。
そしてサイテーションは、好意的なコメントと一緒に書かれていることが重要であり、ポジティブな内容であれば順位の改善によい影響を与えます。
一方で、ネガティブなコメントと一緒に書かれている、炎上してサイテーションが大量に増えた場合は、順位に悪影響を及ぼすでしょう。
活用のコツ9:自社サイトとGoogleビジネスプロフィールの関連付けをする
Googleビジネスプロフィールに自社サイトのURLを貼るあけえはなく、自社サイトにもGoogleビジネスプロフィールを関連付けましょう。
自社サイトにGoogleマップを掲載して、Googleマップからマイビジネスの情報を表示させます。
自社サイトからもマイビジネスを閲覧することでアクセス数が上がり、Googleからの評価も上がるでしょう。
Googleマップは、自社サイトの会社概要やアクセスなど、所在地を掲載するページに設置することがおすすめです。
関連付ける方法は簡単です。
まずGoogleマップを開き、自店舗を検索して表示させます。
「地図を埋め込む」をクリックして、HTMLをコピーします。
「iframe」からはじまる埋め込みコードをコピーして、これを自社のCMSに貼り付けると、自社サイトにGoogleマップが表示されて完了です。
活用のコツ10:インサイトで分析する
記事前半で紹介していますが、Googleビジネスプロフィールの機能のひとつ「インサイト」では、ユーザーの行動などが分析できます。
インサイトの見るポイントは、以下の8つです。各項目を分析して、集客効果にどのような影響が出ているかを確認してみてください。
ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法
上記のような円グラフで、検索ユーザーが、Googleビジネスプロフィールで自社を見つけたユーザー数を、検索方法ごとに確認できます。
- 直接:店舗名・社名や住所で検索したユーザー
- 間接:業種、商品、サービスで検索したユーザー
- ブランド名:自社のビジネスに関連したブランドを検索したユーザー(ケイビーカンパニーであれば「検索ドーン」など)
これらのデータから、自社の視認性が計れます。
直接検索(店名・会社名での検索)よりも、間接検索(地名+業種)や類似のサービス名で自店を見つけた人が多かった場合、視認性の浸透が浅いと判断できます。
その場合は、広告掲載、SNSの運用を検討するなど、集客施策を立てるときの参考となります。
どのキーワードで入ってきたか(検索クエリ)
検索クエリとは、ユーザーが検索をした際に使用したキーワードのことです。
検索クエリでは、ユーザーがどのようなキーワードを入力して、自社のGoogleビジネスプロフィールを訪れたかを把握できます。
このデータは、多く検索されているキーワードに注目し、キーワードをGoogleビジネスプロフィール内の投稿で使用して、コンテンツの関連性を高めるといった施策に利用できるでしょう。
また、MEO対策をスタートして対策したキーワードでの流入は増えているのかも計れるため、検証結果を把握することにも活用できます。
ユーザーがビジネスを見つけたGoogleサービス
Googleビジネスプロフィールに訪れたユーザーが、検索に使用したGoogleサービスを把握できます。
上記の表であれば、10月中盤に特に多く自社が閲覧されているとわかるでしょう。
Google検索とGoogleマップ、それぞれ日付と表示回数を確認できます。
活用方法としては、どのような日(曜日や日付)に自社を検索されているのかを知り、表示回数が多い曜日に投稿の配信日を設定するといったことが可能です。
ユーザーの反応
ユーザーが、自社のGoogleビジネスプロフィールを見て、どのような行動をとったのかを把握できます。
上記の表からは、特にウェブサイトへのアクセス数が多い日付がわかります。
- ウェブサイトへのアクセス数
- 検索した場所からお店までのルート検索をされた数
- お店に電話がかけられた数
- メッセージを送信された数
これらをそれぞれ、日付と回数で表示できます。
活用方法としては、上記4つの反応は、いずれも自社に強い関心をもっているユーザーによる行動です。
特にルート検索や電話をかけられた回数は、集客へつながっているともいえるため、回数の増減は集客効果を計測に利用できます。
投稿でキャンペーン情報を発信した日付と反応の回数が比例しているのか、MEO対策開始からどれくらいで集客効果が出始めたのかなども、インサイトでチェックできるでしょう。
ルートのリクエスト
ルートのリクエストとは、検索ユーザーがどの場所から経路検索をしたかがわかります。
上記では、大阪府内からのルート検索が多く、一部は兵庫県からのルート検索があるとわかります。
どのエリアからの来店しているのかを把握できるため、店舗がある市内・市外、県内・県外からの顧客が多いのか分析できるのです。
活用方法としては、市外・県外のユーザーに対する集客でアプローチしたとき、自社のある市外からのルート検索が増えていれば、集客の効果が出ていると判断できるでしょう。
電話
インサイトの「電話」では、ユーザーがGoogleビジネスプロフィールから電話をしたタイミングと回数が把握できます。
タイミングとは、曜日と時間帯の2種類であり、何曜日の何時ごろに問い合わせが多いかわかるのです。
活用方法としては、電話の多い曜日や時間帯は、問い合わせに答えられるよう電話に出られる人数を増やしておくといった対策ができます。
また、予約ではなく質問などの問い合わせが多いときは、Googleビジネスプロフィール上で、顧客の疑問が解決するような投稿を増やす、ビジネスの説明文にするといった工夫をしてもよいでしょう。
写真の閲覧
写真の閲覧では、Googleビジネスプロフィールに投稿している写真の表示回数が、同業の他社と比較してどれくらいの差があるのかを把握できます。
写真のバリエーションが多いと、ユーザーは自社のサービスにイメージが湧きやすく、来店のきっかけとなるため、集客効果を左右する重要なポイントです。
そのため、他社より写真の表示回数が少なければ、より魅力的で意図の伝わりやすい写真を増やすなど、常に他社と比較して対策をするなどの活用ができます。
写真の枚数
写真の枚数とは、自社と他社がの写真を掲載する枚数を比較したものです。
上記の表からは、自社は他社よりもたくさんの写真が掲載されているとわかります。
さらにオーナー以外の顧客(利用者)からの写真もあり、他社より写真が充実していると把握できるでしょう。
もし同業の他社より写真が少なければ、さまざまな種類の写真を投稿していくなど、他社より情報を充実させることに活用できます。
ビジネスが認知されている要因
ビジネスが認知されている要因では、顧客がビジネスに対してどのようなイメージを抱いたのかを把握できます。
顧客がビジネスを利用したあと、または利用中に、ビジネスの感想を求めるポップアップがスマホで通知されます。
「居心地が良い店」「ロマンチック」などのユーザーによる印象が登録されて、そのデータがインサイトで確認できるのです。
活用方法としては、自社のコンセプトとユーザーの認識にズレがないか把握できることでしょう。
極端な例ではありますが、ビジネスマンなどの大人や高級志向なお店としてサービスを提供しているのに「子供向き」の評価が多ければ、サービスの提供方法を考え直すなどの施策が必要です。
Googleビジネスプロフィールの活用事例
ここでは、Googleビジネスプロフィールの投稿を活用して、集客効果を高めている事例を紹介します。
何を投稿すればよいのかわからない、投稿回数を増やしても集客率が上昇しないと悩むときの参考にしてみてください。
店舗説明文が読みやすい投稿事例
美容室shiomi H hair & fashionは、◎★【 】などの記号を随所に使用することで、改行がなくても読みやすい工夫がされています。
また、説明文が1ページに収まるように文字数も考えられています。
「もっと見る」を押下しなくてもよいので、ユーザーに読まれやすい説明文です。
また、投稿も頻繁に更新しており、クーポンを発行して積極的に集客をしています。
来店客に安心感を与える投稿事例
美容室little×PORTO 元町は、ユーザーに安心して来店してもらえるように感染対策についての情報を掲載しています。
近い距離で関わる美容業界では、顧客への気遣いが信頼につながり、結果的に選ばれるお店となり、集客効果も上昇していくでしょう。
インバウンド向けの投稿事例
ハンバーグ ジョージ 上野店の店舗説明文は、外国人向けに翻訳文をつけています。
ビジネスの種類や立地によっては、外国人の利用率が高い店舗もあるでしょう。
外国人観光客向けのアプローチができれば、競合他社との差別化ができて、集客へとつなげられます。
Googleマップ・検索は世界各国で利用できて、外国人観光客も店舗検索に利用するケースが多く、国内外のユーザーへの配慮が重要です。
商品写真と説明文が充実している投稿事例
カフェ&レストランのura ebis.は、写真が豊富で色味や撮影の方法に統一感があり、洗練された印象を与えるとともに食欲をそそります。
また、以下の商品詳細ページでは、コース料理の全体写真とともに、メニュー名も一品ずつ紹介しています。
写真・説明文ともに情報を充実させることで、検索キーワードとの関連が高まり、検索表示においても優位に働きます。
お店に来店をしていなくとも、メニューを把握できるため、ユーザーが競合他社とサービスを比較しているときに、来店するきっかけをつくりやすいでしょう。
まとめ
Googleビジネスプロフィールの活用にはたくさんのポイントがあり、検索結果が決まる仕組みを把握すること、継続的な運用を続けていくことが軸であるとわかりました。
ローカル検索によって、Google検索の利便性が向上してユーザーも増加していることから、WEB集客のためにはGoogleビジネスプロフィールが欠かせないツールです。
無料で店舗情報の掲載をして、集客効果の分析・改善もできるため、どの集客方法に尽力すべきか迷っているオーナーは、まずGoogleビジネスプロフィールからスタートしてみてください。
活用しきれていないのであれば、最適な運用をすることで、今以上に集客効果を高めることも十分期待できるでしょう。