こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「さいたま市での集客方法が分からない」
「お店の認知度を上げるためにはどうしたら良い？」
「SNSを利用した集客方法が知りたい」
そんなお悩みありませんか？
さいたま市で集客するためには、従来の広告利用のほかに、SNSやWEB広告などを利用したデジタル媒体での情報発信が非常に重要です。
そこで今回は、さいたま市での集客方法について、これからお店を開店する方でも簡単に分かるようにご説明していきます。
この記事を参考にしていただくことで、自分のお店に合った集客方法を習得できるようになります。
さいたま市とは、どんな町？
はじめに、さいたま市の概要について解説していきます。
さいたま市は、埼玉県の県庁所在地であり、政令都市の1つでもあります。
さいたま市で集客するためには、まず、さいたま市がどのような町なのか、さいたま市の行政が商業に関してどのような取り組みを実施しているかを知ることが重要です。
さいたま市の人口と面積や市の特徴、商業に関する行政の取り組みを理解し、自分のお店にどう活用できるか考えましょう。
さいたま市の人口と面積
さいたま市の2024年10月現在の人口と面積は、以下の通りです。
| さいたま市の人口 | 134万3,826人 |
| さいたま市の面積 | 217.43km² |
平成13年5月に、浦和市・大宮市・与野市が合併して誕生したさいたま市は、その後、平成17年に岩槻市を編入し、現在の規模に至りました。
さいたま市には、東北や上越などの新幹線が6路線通っており、他にもJRや私鉄などの多くがある東日本の交通の要所となっています。
商業に関する行政の取り組み
さいたま市は、東日本の交通拠点として「東日本のヒト・モノ・情報」を市内外に発信、交流を促すことで市や東日本の経済を活性化することが求められています。
次の世代を担う産業を創出・育成するために、中小企業の競争力強化や研究開発の推進を進めており、経済の活性化とともに雇用機会の創出を図ることが重要です。
また、商店街の活性化や個人店舗の魅力向上を図り、各地域と連携して、さいたま市への来街者の増加を目指しています。
そのため、商店街での各種イベントの開催や積極的な支援を実施しており、継続的な支援と情報発信を進めています。
さいたま市での集客の現状
次に、さいたま市の集客の現状について解説していきます。
埼玉市の集客の現状として、以下の2点についてご紹介します。
- さいたま市の小売業の実績概要
- 7月以降の小売業の見通し
小売業全体の実績や見通しについて理解しておくことで、さいたま市の集客の現状について把握しやすくなります。
さいたま市の集客の現状を把握し、自分のお店ではどのように集客していくか、改めて確認しておくことが重要です。
小売業の実績概要
2024年6月に実施した調査と前期（1～3月）の調査との実績の比較は、以下の通りです。
なお、この調査では「Diffusion Index（略称：DI）」と呼ばれる指数を用いて評価されています。
景況判断などにおいて、「良い」と回答した割合から「悪い」と回答した割合を引いた指数を5段階で評価し、各回答区分の構成比に合わせて算出している数値となります。
| 項目 | 前期（2024年1～3月） | 今期（2024年4～6月） |
| 雇用人員 | 18.1 | 20.3 |
| 仕入れ価格 | -52.1 | -47.1 |
| 在庫水準 | 0.0 | 0.0 |
| 販売数量 | -13.7 | -30.0 |
| 売上高 | -1.5 | -20.1 |
| 経常利益 | -13.0 | -30.9 |
この調査によると、雇用人員と仕入れ価格は上昇したものの、在庫水準は変化なし、その他の項目に関しては下降していることを表しています。
小売業の景気判断の背景には、物価の高騰に伴う消費者の購買意欲の低下や、仕入れ価格の上昇による販売価格の変更によって売り上げや利益が減少していると考えられます。
特に、輸入品の仕入れ価格高騰によって得られる利益が少なくなっており、利益確保のために販売価格が上昇したことで、消費者の購買意欲の低下を招いています。
【参照：さいたま市地域経済動向調査報告書（2024年6月調査）－さいたま市】
7月以降の小売業の見通し
7月以降の小売業の見通しとしては、販売数量・販売単価・売上高などが7～9月期にかけて上昇するとされています。
しかし、10～12月期には下降する見通しとなっており、物価高騰の影響により未だ不安定な状況や消費の冷え込みが考えられます。
また、個人商店や商店街などの客足が減少傾向にあり、大手スーパーなどに顧客が流れている現状があるため、景気判断の見通しは未だ厳しいものがあると捉えている経営者もいます。
【参照：さいたま市地域経済動向調査報告書（2024年6月調査）－さいたま市】
さいたま市での集客の課題点
ここからは、さいたま市での集客の課題点について解説していきます。
さいたま市での集客の課題点として、以下の2点が挙げられます。
- 個人商店や商店街のアピール力不足
- 店舗経営者・客層の高齢化
それぞれの課題点を見直し、自分のお店にとってどのような集客方法を取り入れると良いかを考えることが、集客力アップに繋がる重要なポイントです。
個人商店や商店街のアピール力不足
近年、新聞や広告チラシなどのアナログな集客方法の他に、WEB広告やSNSでの集客方法を利用する店舗が増えてきています。
しかし、店舗の経営者が高齢であればあるほど、インターネットに対する理解度が低い傾向があり、デジタル媒体での情報発信が難しいのが現状です。
また、個人商店の多くは認知度があまり高くない場合もあり、認知度向上のためにSNSやインターネット上の検索サイトにお店の情報を登録することも重要です。
店舗経営者・客層の高齢化
集客の課題として、店舗経営者や客層が高齢化していることが挙げられます。
人口減少や少子高齢化社会の影響により、店舗のスタッフや経営者、買物に訪れる顧客のどちらも高齢化している現状が考えられます。
また、若い世代の方はオンライン販売やネットスーパーを利用している方も多く、店舗に訪れる方が減少している場合もあります。
店舗経営者の高齢化は商店街や昔ながらの個人商店に多い傾向があり、後継者不足や商店街の過疎化などによって閉店や休業を迫られている店舗もあるため、注意が必要です。
後継者を探したり、商店街の活性化に繋がるイベントを開催したりすることで、若い世代の方が来店しやすい商店街や店舗の雰囲気作りが重要となります。
さいたま市で集客効果が期待できる方法とは？
ここからは、さいたま市で集客効果が期待できる方法について解説していきます。
さいたま市で集客効果が期待できる方法は、以下の通りです。
- ホームページの開設とSEO対策
- 各SNSでの集客
- ポータルサイトの活用
- WEB広告の利用
それぞれの集客方法を理解し、デジタル媒体での集客を実行することで幅広い年代の顧客を獲得しやすくなります。
また、個人商店や新規開業する店舗の場合、お店の認知度を向上させる効果も期待できるため、できるだけ多くの方法を並行して取り入れることをおすすめします。
ホームページの開設とSEO対策
個人商店や新規に開業する店舗の場合、地域の住民や周辺のターゲット層に対して「お店の認知度」を向上させることで、集客力アップに繋がりやすくなります。
そのためには、高齢の方には地域の新聞や広告チラシなどのアナログな集客方法が有効な場合が多いですが、若い世代の方に伝えるためにはデジタル媒体での広告展開が重要です。
若い世代の方の多くは、スマートフォンやPCでさまざまな情報収集をしているため、自分のお店のホームページやSNSを開設し、拡散・広告の展開をしていく必要があります。
また、ホームページを開設し、検索エンジンの検索結果上位に表示されるためには、ホームページのSEO対策が重要です。
SEO対策とは「検索エンジンの最適化」を指し、SEO対策をきちんと実施することで、徐々にアクセス数が増加し、検索結果上位に表示されることにも繋がっていきます。
ホームページのSEO対策として、主な重要施策は以下の3つです。
- コンテンツ追加・改良
- 被リンクの増加
- 内部施策の改善
ここからは、それぞれの施策について解説していきます。
SEO対策①コンテンツ追加・改良
ホームページ内には、店舗のアクセス方法や取り扱っている商品などの「コンテンツ」を追加していく必要があります。
コンテンツを追加するときには、読者の検索意図を想像し、その意図に合わせた情報を選んで掲載することが重要です。
また、コンテンツを一度追加したら、定期的にコンテンツの見直しを実施し、最新の情報に更新し続けることで、読者からの信頼度を高められます。
コンテンツを定期的に最新の情報に更新することで、コンテンツのアクセス数を維持した状態のまま、読者の検索意図に合った情報の提供を続けられます。
読者の検索意図に合った情報を提供し続けることによって、検索上位に表示されやすくなり、その状態をキープしやすくなるため、必ず定期的に更新するように心がけましょう。
SEO対策②被リンクの増加
ホームページの被リンクとは、自分のお店のホームページのリンクが外部のサイトに設置されていることを指します。
この被リンクを増やすことによって、検索エンジンでの検索結果上位に繋がりやすくなるとされています。
検索エンジンでの検索結果上位に被リンクが重要な理由として、被リンクの多さがホームページの有益性向上に影響しやすいことが考えられます。
さまざまなサイトにリンクが掲載されるということは、このホームページがその分価値のある情報源として認識されていると判断されます。
そのため、検索結果としてふさわしいと判断され、検索結果上位に繋がりやすくなります。
SEO対策③内部施策の改善
内部施策の改善とは、ホームページのデザインや軽量化、マップの作成など、検索エンジンの判断基準となる審査に関連する項目を改善することです。
検索エンジンの審査は、ホームページがPCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどで見やすいデザインかどうかや、ページが開くまでの時間など、複数の審査項目があります。
また、コンテンツのタイトルや説明文などのタグがきちんと設定されているかなど、細かく確認し、足りない部分は改善しながら、より有益性のあるホームページを作ることが重要です。
SNSでの集客
さいたま市にあるお店を検索したいときに、SNSで情報収集をする方も多いでしょう。
近年、SNSでのお店の公式アカウント開設や集客のための情報発信は、一般的な集客方法となってきます。
ここからは、以下の4つのSNSについての特徴や集客方法について解説していきます。
- LINE公式アカウント
それぞれのSNSについて理解しておくことによって、自分のお店を魅力的に伝えるためにどのSNSを利用すると良いかが分かるようになります。
Instagramは、写真や動画を投稿することによって情報発信が可能なSNSです。
文字での投稿も可能ですが、メインは写真や動画となるため、視覚で感じられる魅力を発信できます。
そのため、お店の雰囲気や商品の見栄えなどを重視している方におすすめしやすいSNSとなっています。
Instagramを利用した集客方法としては、画像や動画で商品やサービスの魅力や特徴を発信し、いいねやフォロワーを増やし、おすすめ欄に掲載されることを目指すのが良いでしょう。
また、ストーリーと呼ばれる機能を使って、公式サイトや他のSNSへのリンクを貼ったり、ショップ機能を利用したサービスや商品の予約・購入なども可能です。
Twitterとは、約140字程度の短い文章で商品やサービスのアピールが可能なSNSです。
利用者も多く、無料でアカウント開設が可能なため、簡単に始められます。
また、タイムラインはリアルタイムで更新されており、より短時間に投稿の共有や拡散が可能です。
Twitterを利用した集客方法としては、お店の情報やイベント、商品の魅力などを文章と画像・動画を使って頻繁に更新することが重要です。
Twitterは他のSNSと比べ、リアルタイムで情報が行き来するSNSとなっています。
そのため、毎日定期的に更新して、読者に対して最新の情報を提供し続けることにより、フォロワーや拡散、いいねなどの数を増やしやすくなります。
フォロワーが増えると、タイムラインのおすすめ欄に掲載されやすくなるため、アカウントへのアクセス数を増やしつつ、読者にとって有益な情報を提供するように心がけましょう。
Facebookは、長文と写真でのアプローチが可能なSNSです。
Facebookでは、ビジネス用アカウントの運用が可能であり、投稿のほか、広告・店舗予約などが可能となっています。
また、Facebookは性質上、本人の氏名や生年月日、出身地や居住地などの情報が記載されている場合が多くあります。
そのため、ユーザーの情報をより理解しやすくなっており、詳細なマーケティング戦略を立てやすいSNSです。
Facebookでの集客方法としては、ビジネス用アカウントを利用したマーケティングと、日々の投稿を定期的に更新し続けることが重要です。
ビジネス用アカウントでは、マーケティングに活用可能な分析機能や投稿に対する視聴数などのデータを確認できるため、文章のリライトがしやすくなっています。
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントは、LINEのメッセージ機能を利用して、顧客と1対1でメッセージのやりとりができます。
また、クーポンや情報の配信、商品やサービスの相談などが気軽にできることが、メリットの1つです。
チャットボット機能を利用して、顧客からの質問に対して自動返信も設定できます。
LINE公式アカウントでの集客方法としては、店頭やポスターなどの掲示物を利用してLINE公式アカウントの登録を誘導することが重要です。
LINE公式アカウントの登録を誘導したら、こまめに情報や限定クーポンなどを配信し、顧客の獲得や店舗へのリピーターを増やせるように心がけましょう。
ポータルサイトの活用
ポータルサイトとは、カテゴリやテーマごとに検索に特化したサイトを指します。
自分のお店の情報や公式サイトへのリンクを設定することで、集客力をアップしやすくなります。
ポータルサイトを利用することにより、サイト利用者に自然とターゲットを絞ることが可能です。
利用者は予約や情報収集のためにポータルサイトを利用していることが多く、検索結果に掲載されることで認知度向上にも繋がります。
また、お店の公式サイトのアクセス数だけでなく、ポータルサイト自体のアクセス数や影響力を利用できるメリットもあります。
そのため、ポータルサイトを利用するときは、自分のお店のカテゴリや目的に合わせたサイトへの登録がおすすめです。
WEB広告の利用
WEB広告とは、インターネット上のサイトや検索エンジンの画面に掲載されている広告全般を指します。
WEB広告を利用することにより、検索エンジンなどから収集したユーザー情報に合わせて、ターゲットを絞った特定のユーザーに広告を配信することが可能です。
WEB広告には、検索エンジンの上部やサイトの広告枠に掲載される広告や、タイムラインやトーク画面に掲載できる広告などさまざまな種類があります。
WEB広告を利用するときは、自分のお店のターゲット層や広告の目的（認知度向上や集客力アップなど）に合わせて広告の形式を選ぶことが重要です。
さいたま市での集客には、MEO対策が必要！
MEO対策とは、地図アプリ上にお店の情報を掲載することで、お店の認知度を向上させたり、集客力をアップさせることに繋がる対策を指します。
さいたま市の飲食店を地図アプリで検索したときに、お店の情報が掲載されることによって認知度の向上が見込めます。
また、認知度の向上に伴って新規顧客の獲得も期待できます。
MEO対策として、検索結果の上位に表示されるためには、読者の検索意図と関連性のある情報が掲載されているかどうかが重要です。
お店の基本的な情報はもちろん、ビジネスカテゴリの設定や写真・動画などの視覚情報の充実、口コミやレビューの充実などを掲載できるようにしましょう。
口コミが記入されたときは、口コミへ返信することによってユーザーの目にとまりやすくなり、店舗やスタッフの姿勢や考えが伝わりやすくなる効果も期待できます。
また、店舗の情報を掲載したあとに営業時間や電話番号などが変更された場合は、その都度最新の情報に更新しておくことで、お店の信頼度にも繋がりやすくなります。
まとめ
この記事では、さいたま市の現状と集客の課題、そして集客効果が期待できる方法について解説しました。
さいたま市は、東日本の交通の要所として栄えている地域のため、きちんと集客に対する対応を整えれば、充分な集客効果を見込めるエリアです。
さいたま市での集客力をアップさせるためには、公式サイトやSNSを開設して、訴求や広告の掲載を実施することが重要となります。
また、地図アプリを利用した店舗検索や情報収集をしている方も増えてきていることから、さいたま市での集客を考えている方は、MEO対策も積極的に実施しましょう。
