こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「神戸市で新しくお店を開きたいけど、集客方法が分からない」
「神戸市で効率良く集客する方法が知りたい」
「お店のホームページへのアクセスを増やす方法が知りたい」
そんなお悩みありませんか？
神戸市で集客するためには、地元の情報誌や新聞に情報を掲載するだけでなく、WEB上にお店の情報を掲載することが重要です。
そこで、今回は、神戸市での集客方法について、これからお店を始めようと考えている方にでも簡単に分かるようにご説明していきます。
この記事を参考にしていただくことで、効率の良い集客方法とマップ上に情報を掲載するMEO対策について、理解できるようになります。
神戸市とはどんな町？
はじめに、神戸市の人口と面積、町としての特徴や商業への行政としての取り組みについて、詳しく解説していきます。
神戸市の特徴や行政の取り組みについて詳しく理解することで、神戸市の地域性や商業を営む上での支援制度について理解しやすくなります。
神戸市の面積と人口
神戸市は、兵庫県の南東部に位置する県庁所在地であり、政令指定都市です。人口は2024年10月1日時点で149万9,887人、面積は557.05km²となっています。
【参照：毎月推計人口－神戸市】
神戸市には、入り江に発展した港湾である神戸港があります。幕末に開港して以来、神戸市は日本の玄関口として発展を遂げてきました。貿易や造船、鉄鋼などの産業をはじめとした、ジャンルを問わない幅広い業種の産業が盛んです。観光地としても、中華街や異人館街などの異国情緒あふれる町並みや、温泉街などさまざまな観光名所があることも特徴として挙げられます。
行政の集客への取り組み
神戸市では、市内でお店を営む方や起業を目指す方への支援制度を取り扱っています。
例として、ここでは以下の3つの取り組みについて解説していきます。
- 地域商業活性化支援事業
- 商店街・小売り市場向け支援制度
- 起業・スタートアップ支援
地域商業活性化支援制度とは、商店街などで集客力や売り上げの向上を目的として企画・立案された事業を支援する制度です。期間や内容によって補助金の申請が可能な制度となっています。
他にも、商店街や小売市場向けの支援制度として、以下の支援が受けられます。
- 共同施設建設のための補助
- 商店街で利用できる商品券などに対する支援
- 専門的なスキルを持った応援隊の派遣
- 若者や女性の新規出店に対する支援
- 空き店舗の情報を発信するWEBサイトの運営
これらの支援制度を利用することにより、商店街の活性化や空き店舗の再利用などが実現しやすくなるメリットがあります。
【参照：令和5年度神戸市商店街・小売市場向け支援制度説明－神戸市経済観光局商業流通課】
また、「アーバンイノベーション神戸」と呼ばれる起業・スタートアップ支援もあります。神戸市が抱える課題を解決する事業者を募集し、審査に合格した事業者は、実証実験や市民のテスト利用などを実施しながら課題解決を目指します。市の職員と合同で実施され、実証実験への協力や打ち合わせ、実証に必要な支援金の提供などの支援が受けられます。
【参照：Urban innovation KOBEスタートアップと行政職員が協働する新たな地域課題プロジェクト－神戸市】
神戸市での集客の現状と課題とは？
次に、神戸市での集客の現状と課題について解説していきます。
神戸市では、商業施設へのアンケート調査を実施しており、調査結果から神戸市での集客の現状と課題が分かります。
この情報を元に、神戸市での集客に関する課題を改善しつつ、自分のお店にとって効率の良い集客方法を考えることが重要です。
神戸市の集客の現状
はじめに、神戸市の集客の現状について解説していきます。
神戸市が令和2年3月に実施したアンケート調査によると、令和元年度までの3年間の営業店舗数が減ったと答えた団体が51％となっており、減少傾向にあるとされています。
また、空き店舗数に関しては、小〜中規模の商業施設を運営している団体の12％は、空き店舗数が増えたと回答しており、空き店舗の増加が推測できます。
神戸市への来街者数についても調査が実施されており、全体の半数以上である57％の団体が来街者数が「減少傾向にある」と回答しています。しかし、大型店舗を運営している団体からは、「増加傾向にある」という回答もあるため、店舗の規模によって回答に異なる結果となりました。
【参照：令和元年度 神戸市「商店街・小売市場」概況調査結果－神戸市】
この結果を踏まえ、神戸市での商業施設が抱える課題として、以下の課題点が挙げられます。
- 顧客ニーズの変化
- 後継者不足による閉店、空き店舗の増加
ここからは、それぞれの課題について、詳しく解説していきます。
課題①顧客ニーズの変化
神戸市での集客の課題として、顧客ニーズの変化が挙げられます。
近年、インターネット販売への参入が活発化し、大型の商業施設や業者だけでなく、個人店でもインターネット上での商品販売がしやすくなってきています。従来は店舗まで行かなければ購入できなかった商品が入手しやすくなり、日用品や食料品をまとめてオンラインで購入する方も増えてきているのが現状です。
そのため、顧客ニーズの変化に合わせた集客方法やオンライン販売などへの対応が重要となってきています。
課題②後継者不足による閉店、空き店舗の増加
神戸市では、後継者がいないことによる店舗の閉店や空き店舗が増加傾向にあります。
理由として、「後継者がいない」のほかに「後継者に継ぐ意思がない」「経営者が後継者に継がせるつもりがない」などが挙げられており、事業の承継が課題となっています。
空き店舗が増えることで商店街や市場の活性化がしにくくなり、集客率の低下にも繋がっていくため、早急に対応することが重要です。空き店舗の対策として、積極的な店舗誘致や賃貸の要請などに取り組んでいる団体もあります。しかし、半数以上の団体は空き店舗の対策に「特に取り組んでいない」と回答しています。
そのため、市や地域住民と協力して空き店舗の情報共有や新規出店の促進を図り、地域の商店街や市場の活性化に繋げることが重要です。
神戸市で集客効果が見込める方法とは？
ここからは、神戸市で集客効果が見込める方法について解説していきます。
神戸市で集客効果が見込める方法として、以下の4つが挙げられます。
- ホームページの作成
- SNSでの集客
- ポータルサイトの活用
- WEB広告
それぞれの方法の重要性と活用方法について知ることで、自分のお店に合った効果的な集客方法を実施できるようになります。
ホームページの作成
神戸市で集客するためには、お店のホームページを作成して、インターネット上で情報を公開することが重要です。
ホームページを作成するメリットとして、
- ホームページを通して、問い合わせが増える
- SNSとの併用で拡散力がアップする
以上の2点が挙げられます。
また、ホームページの閲覧数を増やすためには、SEO対策と呼ばれる検索エンジンでの検索結果を上位に表示させるための対策を実施する必要があります。ホームページを検索エンジンの上位に表示させるためには、競合店舗や参考にしたいサイトのページを比較した上で、コンテンツを随時更新していきましょう。
ここからは、SEO対策で重要なポイントを3点解説していきます。
SEO対策で重要なポイントは、以下の通りです。
- コンテンツの作成・改良
- 被リンクの増加
- ホームページの改善・軽量化
それぞれのポイントについて理解することにより、検索エンジンの上位に表示されやすいホームページの作成方法が分かるようになります。
SEO対策①コンテンツの作成・改良
ホームページは、読者が求めている情報を正確に選び、詳しく掲載することが重要です。
検索エンジン上での読者の検索意図に合ったコンテンツを発信し、閲覧数が増加することで、より検索エンジンの上位表示に繋がりやすくなります。
また、コンテンツを一度作成した後は、定期的にコンテンツを見直し、適宜改良を加えていくことも重要なポイントです。コンテンツを改良しても、ページ自体のアクセス数は維持が可能なため、閲覧数を維持した状態で最新の情報を共有しやすくなります。
最新の情報は読者にとって有益な情報となり、ホームページへの信頼度の向上にも繋がるため、コンテンツは定期的に見直し、最新の情報に更新しましょう。
SEO対策②被リンクの増加
お店のホームページが他のサイトにリンクを設置されることを、「被リンク」と呼びます。この被リンクが増加することにより、より閲覧数を増やしやすくなります。
また、被リンク数が多いホームページの情報は読者にとって有益であると判断されやすくなり、ホームページの価値が向上し、検索エンジンでの上位表示にも繋がります。
被リンクを増やすためには、ホームページ上にシェアボタンを設置したり、ホームページとSNSをリンクさせて露出を増やしたりすることが重要です。ホームページを閲覧する読者に「このホームページの情報は信頼できる」と感じさせられるコンテンツづくりも、被リンクの増加にとって重要なポイントとなります。
SEO対策③ホームページの改善・軽量化
ホームページのコンテンツを改善するほかに、ホームページ自体の改善も重要です。
検索エンジンでの上位表示を目指すためには、ホームページの情報が有益であることはもちろん、デザインやページの表示速度などを改善することが必要となります。ホームページがスマートフォンやタブレットからでも見やすいデザインになっているかや、ページを表示するまでの時間なども検索結果に影響を与えるとされています。
そのため、見やすさや扱いやすさなどにも気を配り、より多くの読者が見やすいホームページを作成することが重要です。
SNSでの集客
近年、スマートフォンやタブレットなどの普及により、インターネット上での情報発信が集客方法の主要な手段として用いられるようになっています。その中でも、若い年代の方を中心に、SNSでの情報収集が主となっている方も多くなってきており、SNSでの集客はとても重要な集客方法の1つです。
ここからは、以下の4つのSNSを例にSNSでの集客方法について解説していきます。
- Twitter（X）
- LINE
それぞれのSNSの特徴と運用方法などについて理解し、自分のお店のターゲット層にあったSNSを運用しましょう。
Instagramは、主に画像や動画を投稿することで集客が可能なSNSです。基本無料のSNSとなっており、ビジネスアカウントを作成して運用できます。
Instagramでは、お店や商品の画像を載せることにより、視覚的なアプローチが可能となっています。お店の内装や商品を画像や動画で気軽に確認でき、読者の好みに合わせて自動的におすすめしてくれる機能があるため、よりコアなターゲット層にアプローチできます。
Instagramでの集客方法は、いいねとフォロワー数を増やすことが重要です。いいねが増えることで、おすすめ欄に掲載されやすくなり、フォロワーも増やしやすくなります。できるだけ毎日コンテンツを発信することで、継続的なフォロワー増加にも繋がります。
Twitter（X）
Twitterは、文字制限のある短文での投稿と画像添付が可能なSNSです。
利用者が多く、ワンボタンで拡散できる拡散力の高さが特徴であり、お店を多くの方に知って欲しいという方におすすめしやすいSNSとなります。リアルタイムで随時情報を更新しやすく、読者とのコミュニケーションや連絡が取りやすいメリットもあります。
Twitterでの集客方法として、アカウントが有益な情報を発信していると理解されることが重要です。Twitterは仕様上、フォローや拡散がしやすいため、少しでも読者にとって有益であると判断された場合、アカウントのフォローやコンテンツの拡散がされやすくなっています。
そのため、常に最新の情報を更新し続けることでフォロワーの増加や拡散範囲の向上が目指しやすくなります。プロフィール欄などでホームページのリンクを掲載しておくと、ホームページへのアクセス数も増えやすくなるため、検索結果の上位表示にも繋がりやすいためおすすめです。
Facebookは、実名登録が可能なSNSです。
世界中の読者に利用され、利用者が多いSNSの1つでもあります。そのため、拡散力や情報発信力もあり、集客のためのサービスや機能も多く搭載されたSNSとなっています。
Facebookでは、お店の公式ページを作成でき、商品やお店の情報発信の他、お店でのイベントや地域との関わりなどの事業内容を更新しやすいのがメリットの1つです。
また、基本無料で利用でき、マーケティングに特化した分析機能や閲覧数などを確認できる機能もあるため、コンテンツの作成・改善もしやすいSNSとなっています。
LINE
LINEは、1対1でのコミュニケーションや情報発信に特化したツールです。
LINEの公式アカウントを開設でき、お店の情報発信や問い合わせの受付、ホームページへのリンク作成などもできるようになっています。LINE公式アカウントからの情報発信は、メールマガジンのように読者1人1人に送られるため、読者により確実に情報を届けられるメリットがあります。
LINEで集客するためには、公式アカウントを友達追加してもらう必要があります。店頭やホームページでLINE公式アカウントに関する情報発信をした上で登録へ誘導できるよう、工夫することが重要です。
また、定期的にLINE限定クーポンや割引情報などを発信することで、LINE公式アカウントが読者に対して有益であることをアピールし、登録者数増加に繋げるとよいでしょう。
ポータルサイトの活用
ポータルサイトとは、検索に特化したサイト全般を指します。
検索エンジンだけでなく、飲食や美容など各ジャンルの検索サイトなども含まれており、自分のお店のジャンルや地域にあったサイトを活用することで集客力向上に繋がります。
ポータルサイトを利用するメリットは、自分のお店に合わせたポータルサイトを利用することで自然とターゲット層が絞られ、効率良くアプローチできるようになることです。例えば、飲食店を経営している方が飲食専門のポータルサイトに登録した場合、自動でその地域の飲食店を探しているターゲットに自分のお店をアピールできます。
ポータルサイトを利用しているユーザーは、その地域にあるお店が知りたいという理由でポータルサイトを閲覧していることが多いと考えられます。そのため、ポータルサイトに登録しておくだけで、自然と自分のお店の認知度が上がりやすくなり、結果的にホームページや公式アカウントへの誘導にも繋がります。
また、ホームページやSNS、公式アカウントのアクセス数だけでなく、ポータルサイトがもつアクセス数や影響力、有益性を利用できます。そのため、自分のお店のジャンルや地域に合わせたポータルサイトへの登録をおすすめします。
ポータルサイトによっては、登録料が月額や年額でかかる場合もあるため、複数のポータルサイトを調べた上でコストに見合ったサイトを選びましょう。
WEB広告
WEB広告とは、検索エンジンやホームページなどに掲載されている広告全般を指します。
WEB広告を利用するメリットとして、ターゲットを絞り、特定の年齢層や性別、検索結果から導き出された趣味嗜好などから特定のユーザーに広告を配信できる点があります。
WEB広告にはさまざまな種類があり、自分のお店にとってどの形式のWEB広告を利用すると効果的かどうかを見極めて、広告の形式を選ぶことが重要です。
WEB広告を掲載するときは、掲載方法によって料金システムが異なる場合があります。クリック数に応じて料金が異なる形式や、広告の表示回数で料金が発生するタイプもあるため、事前にきちんと条件を確認しておきましょう。
神戸市での集客には、MEO対策が重要！
MEO対策とは、地図アプリを利用してお店の認知度を向上させ、集客に繋げる効果が期待できる対策を指します。地図アプリ上で地域名やサービス名で検索し、地図上にお店の情報が表示され、「ここにお店がある」ということを認知してもらうための重要な対策です。例えば「神戸市 飲食店」で検索したときに、地図アプリ上に自分のお店が掲載されることによって、お店の認知度は自然と上がっていきます。
お店の認知度が上がることによって、その地図アプリを見たユーザーが実際にお店に訪れるチャンスにも繋がるため、できるだけお店の情報は詳しく掲載することが重要です。地図アプリ上で検索結果の上位に表示されるためには、ユーザーがどのようなキーワードで検索し、その検索意図と関連性があるかどうかが重要です。
そのため、ユーザーの検索意図を想像し、考慮したコンテンツを掲載することによって、検索結果の上位に表示されやすくなります。検索結果の上位に表示されやすくするためにも、MEO対策を実施し、定期的に最新の情報に更新することが重要です。
まとめ
この記事では、神戸市の商業に関する現状と課題、集客力向上に繋がる効果的な方法について解説してきました。
神戸市は、地域商業を活性化させるための施策や補助金制度などを実施し、新規参入の開業者を呼び込むイベントや政策を打ち出している地域です。神戸市での集客力を上げるためには、地域の新聞や広告だけでなく、デジタル媒体での集客や広告の利用をおすすめします。
また、地図アプリを利用した店舗検索も増えてきており、MEO対策をきちんと実施することが神戸市で集客するためにとても重要です。
