ぐるなびの掲載料や料金プランは?集客効果や無料でできる集客方法も解説

ぐるなびの掲載料や料金プランは?集客効果や無料でできる集客方法も解説
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

ぐるなびに掲載してみたいけど掲載料が気になる、
そもそも広告媒体はどれが良いのか分からない、
そんなお悩みはありませんか?

ホットペッパーや食べログと並ぶ3大グルメサイトとして有名な「ぐるなび」は知名度こそ高いものの、近年のグルメサイト離れが進みつつある中で、その費用対効果が気になるところです。

そこで、ぐるなびの掲載料や集客力を検証するとともに、今後の集客において欠かせない必須ツールも紹介していきます。

この記事を参考にしていただくことで、コストをかけずに効率の良い集客が実践できるようになります。ぜひ最後までお読みください。

ぐるなびの掲載料は?

ぐるなびの掲載プランは、以下の3つに分かれています。

無料の「エントリー会員プラン」

簡単なお店紹介ページを作り、掲載することができるプランです。

掲載できる情報量は少なく、所在地や営業時間などの基本情報とPR文の掲載にとどまります。自店を探しているユーザーにお店の基本情報を正確に伝えるという要素が強く、集客効果は期待できません。有料プランを契約する前のお試しとして利用する店舗が多いようです。

月額1万円~「ビギナー会員プラン」

店舗情報の掲載や予約機能、アクセス分析などの基本的な機能に加えて、経営に役立つコンテンツや支援サービスを集約したサイト、「ぐるなびPRO」が利用できます。

掲載料は1万円~とリーズナブルではありますが、掲載順位はアクセス数で変動する場合があり、競合の多い業種・エリアの店舗は注意が必要です。

月額5万円~「正会員プラン」

ぐるなびの基本機能に加え、リピーター施策や販促活動も行えるプランです。具体的には顧客へのメール配信機能、販促担当として1名のコンサルタントがつきます。また、ぐるなびPROを通じて経営者向けの講座を受講できたりと、オールマイティーなプランです。

検索結果はビギナー会員より上位表示されますが、正会員プラン同士の場合は掲載費用の高い順に表示されます。

どのグルメサイトも同様に言えることですが、上位掲載するためには、そのぶん掲載料がかかります。そのため、競合の多い業種・エリアでは、高額な掲載費をかけることもあります。

都市部などの飲食店が多く立ち並ぶエリアでは、基本料金に加えて特集枠を追加する等で、ひと月50万円以上の掲載料を払っている店舗もあるようです。

他のグルメサイトとの比較

基本料金のみで比較すると、ぐるなびが月額1万円~に対し、食べログは月額1万~10万円、ホットペッパーグルメは月額3.5万円~となります。

あくまでも目安であり、媒体によってはエリア毎に基本料金が異なる場合もあります。

また、イベントシーズンになれば特集枠を、競合エリアであれば基本料の上乗せなど、実際にかかる掲載料はもっと高額になるケースが多いです。

ぐるなびの店舗数や集客効果は?

ぐるなびの掲載店舗数は約16万店舗です。大手グルメサイトと比較すると以下のようになります。

掲載店舗数月間利用者数
食べログ 約81万店約1億810万人
ホットペッパーグルメ約75万店約4,500万人
ぐるなび約16万店約5,200万人

※数値は2019年3月~2021年2月までの各社プレスリリース・決算資料等を参考

ぐるなびは他の2社と比べて掲載店舗数が少ないものの、掲載店舗のサービスや質が良いとの口コミもあり、利用者数はホットペッパーグルメをやや上回っています。

ぐるなびは経営者向けの勉強会やセミナー等のサービスも提供しているため、その効果の表れなのかもしれません。

また、日本トレンドリサーチが2020年に行った、グルメサイトの利用者数調査によると、ぐるなびは34.4%と3大グルメサイトの中ではトップでした。ぐるなびは掲載店舗数が少ない割にまずまずの集客力といえます。

グルメサイトの利用についてのリサーチ結果のグラフ

【参考:2020年グルメサイトの利用についてリサーチ|日本トレンドリサーチ

そして最も割合が高かったのはグルメサイトを「いずれも利用したことがない」人の割合です。46.1%と約半数を占めています。ここ数年、InstagramなどのSNSや地図アプリでお店を探す人が増えており、それがこの結果を表していると考えられます。

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飲食店も脱グルメサイトが始まっている

グルメサイトに代わり、SNSや地図検索からお店を探す人が増加する中、その流れに乗るように、飲食店においてもグルメサイト離れが始まっているようです。

2020年3月、クックビズが飲食店に向けておこなったアンケート調査によれば、これまで増加の一途を辿っていたグルメサイトの加入率は、ここ3年で減少傾向にあることが分かりました。

その一方で、大きく伸びたのはGoogleマップ、トリップアドバイザーなどの無料媒体です。グーグルマップにおいては、3年間で2倍に伸びています。

また、グルメサイトでも高級レストランを対象にした一休.COM、実名の口コミ投稿で店舗側からの信頼も集めているRettyなど、3大グルメサイトとはひと味違うユニークな特徴をもつサイトに利用が分散されている傾向も見られます。

飲食店へグルメサイトについて実態調査グラフ

【参考:飲食店へグルメサイトについて実態調査|クックビズ

また、2020年はコロナウイルスの影響により、多くの飲食店が売上の落ち込みを経験しました。飲食店リサーチが実施したアンケートによれば、経営者500人のうち、9割もの人が「昨年より売上が減少した」と回答しています。

グルメサイトの掲載は高いコストがかかるため、コロナショックによる売上減少を機に、集客方法を見直しているとも考えられます。

Googleマップは、無料でコストがかからない上、若い世代がお店検索に使用しているともなれば、これを集客手段として利用しない手はありません。

近年は音声検索する人も増えており、音声検索にも対応したGoogle検索やGoogleマップはさらに利用率を伸ばしていくことでしょう。

無料でできるGoogleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やマップ上に自店の詳細情報を表示できる無料ツールです。
Googleビジネスに登録すると、Googleマップで自店の情報を表示することができます。

どのように表示されるのかというと、例えばGoogle検索窓に「渋谷 居酒屋」と入れて検索してみましょう。

Googleマップ_渋谷居酒屋

上部にGoogleマップが表示され、周辺のお店の場所がピンで示されます。
下部の「ローカルパック」という欄には、検索にヒットしたお店が一覧表示され、住所や営業時間などの基本情報やユーザーの評価、投稿写真などを見ることができます。

Googleマップ_渋谷居酒屋2

さらに店舗名をタップすると、店舗情報が表示されます。

このページにはGoogleビジネスプロフィールで登録した自店の情報が全て反映されており、基本情報に加え、PR文や店内写真、口コミなどをまとめて表示できます。

更に、ホームページや予約フォーム、宅配対応であればウーバーイーツ等のリンクを貼ることもできます。この1ページにあらゆる集客導線を集めて表示できるので、ページをしっかり作りこめばユーザー獲得に繋がります。

また、常に新しい情報に更新し、充実させていくことでMEO(マップエンジン最適化)対策にもなり、ローカル検索(※1)において自店が上位表示されるなど、検索結果においても有利に働きます。

全て無料で運用できるので、コストをかけずに集客したい人はぜひGoogleビジネスプロフィールを始めてみてください。

(※1)特定の地域や場所に関連するキーワードに対し、地理的なニーズを汲み取った上で検索結果を表示させる仕組みのこと

まとめ

ぐるなびの掲載プランは1万円~・5万円~の2種類があります。掲載店舗数は少ないものの、利用者の割合から集客効果は期待できそうです。しかし、近年はSNSや地図検索の台頭により、ユーザー・飲食店ともにグルメサイト離れが進んでいます。そのため、InstagramをはじめとするSNSや、Googleマップからの集客に注力していくことが今後必要となるでしょう。Googleビジネスプロフィールを存分に活用し、検索流入からの顧客獲得を目指していきましょう。

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