食べログの掲載料は?ユーザーに効果的な集客法や無料で使えるツールも解説

食べログの掲載料は?ユーザーに効果的な集客法や無料で使えるツールも解説
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

「食べログの掲載料を知りたい」
「食べログのどのプランを使えば良いのかわからない」
「ユーザーにとって一番効果的な集客法を知りたい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?

食べログに掲載することで、集客効果を見込めるものの、月々の掲載料が気になるという方も多いと思います。

今回は、食べログの各プランによって、どのような機能が使えるのか、またポータルサイトを使わずに無料で集客できる方法についても紹介していきます。

この記事を読むことで、より効果的に効率よく集客する方法がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。

食べログとは?

食べログは、日本最大級のグルメサイトと言われ、月間利用者数1億人超、月間サイト閲覧数は16億PV超を誇ります。

掲載されているレストレランの数は約82万件以上で、口コミ数が2021年8月現在の時点で4000万件以上という、情報量の多さが特徴です。

食べログの掲載料・料金プラン

食べログを利用するためには、店舗の登録が必要です。

食べログの掲載料・料金プランには、無料会員と有料会員があり、有料会員の中でも、4つのプランに分かれています。

有料プランでは、月額の掲載料にプラスで、食べログを経由して予約したお客さんにかかる「従量料金」があり、予約1人につき、ランチで110円(税込)、ディナーで220円(税込)となっています。

ライトプランS

月額掲載料:11,000円

ライトプランSで利用できる機能は以下の4つです。

  1. 店舗ページに画像スライダーが設置される
  2. 「お店のこだわり」の掲載(写真と文章で4つ掲載可能)
  3. 広告・近隣店舗の人気ランキングの非表示
  4. ネット予約

ライトプランは、一番リーズナブルに利用できるプランですが、ベーシックプラン以上で使える「優先表示」の機能がありません
食べログの検索結果に競合が多い場合には、ベーシックやプレミアムプランを契約している店舗が優先的に表示されてしまうため、集客効果が見込めないこともあります。

ベーシックプランS

月額掲載料:27,500円

ライトプランで利用できる4つの機能に加えて、「優先表示」の機能が利用できる点がライトプランSと大きく違っています。

「プレミアム5プランS」と「プレミアム10プランS」との違いは、「ゴールデンタイム強化」機能が使えないという点です。

食べログ内の同じ地域で検索した時に、競合が多い場合には、「ベーシックプランS」でも埋もれてしまう場合もありますが、どのプランを契約して良いかわからないときには、料金が高すぎず「優先表示」機能が使える「ベーシックプランS」を選んでみるのも良いでしょう。

プレミアム5プランS

月額掲載料:55,000円

ベーシックプランとプレミアムプランの違いは、「ゴールデンタイム強化」機能の有無です。

ゴールデンタイム強化機能とは、設定した曜日と時間帯は、優先表示順位が「プレミアム10」→「プレミアム5」→「ベーシック」となる機能のことをいいます。

ゴールデンタイム強化設定ができるのは以下の時間帯です。

  • 昼:11:00〜14:00
  • 夕方:17:00〜19:00
  • 夜:19:00〜22:00

「プレミアム5プランS」では、ゴールデンタイム強化枠の数は、一週間で7枠となっています。

プレミアム10プランS

月額掲載料:110,000円

プランの中では一番高額な掲載料の「プレミアム10プランS」は、ゴールデンタイム強化枠の数が「プレミアム5プランS」の倍の14枠と多いのが特徴です。

ゴールデンタイムに指定した時間帯は、どのプランよりも最優先で上位に表示されるため、集客効果が最も高くなっています

無料掲載

基本的な情報は掲載できるものの、無料プランでは、広告の表示やサイドバーでの近隣店舗の人気ランキングも表示されてしまいます
これにより、他店にユーザーを取られてしまう可能性が高くなる点に注意しましょう。

無料プランで掲載できる情報は以下の通りです。

  • 所在地
  • 営業時間
  • 店舗からのメッセージの掲載
  • 座席情報の登録
  • 有料プランのような機能が使えず、ネット予約もできない

有料プランで利用できた機能は一切利用できないのが無料プランです。
特に、競合が多いエリアでは埋もれてしまうので、無料プランのままユーザーに見つけてもらうことは難しくなります。

無料版をずっと使い続けても集客効果は見込みにくいので、お試し版としての位置付けとして考えるようにしてください。

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確実な集客効果を狙うなら「ベーシックプランS」以上

リーズナブルな「ライトプランS」では、検索結果における優先表示を受けられません

無料プランに比べれば、店舗のページの情報を充実させることはできますが、優先的に表示されないと、数ある飲食店の中に埋もれてしまってユーザーの目に止まりにくいのです。

食べログを通して確実に集客効果を狙いたい場合は、ベーシックプランS以上のプランを選ぶことをお勧めします。

ユーザーのグルメサイト離れ

2020年の日本トレンドリサーチの調査結果では、食べログは、3大グルメサイトの中で利用者数が2位という結果になりました。

しかし、最も多かったのが、「いずれも利用したことがない」人の割合です。

この結果は、近年InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSやGoogleマップなどで飲食店を検索する人が増えている影響だと考えられます。

グルメサイトの利用者数

【参考:2020年グルメサイトの利用についてリサーチ|日本トレンドリサーチ

また、エフェクチュアルの「飲食施設を選ぶとき、どのサービスの口コミ・レビューを参考にするか」の調査でも、ユーザーのグルメサイト離れが明らかになりました。

2019年と2021年を比較した調査では、グルメサイトのユーザー数が減ってきているのに対し、Googleマップで情報収集を行うユーザーが増えていることが明らかになっています。

「飲食施設を選ぶとき、どのサービスの口コミ・レビューを参考にするか」の調査結果

【参照:impress

飲食店のグルメサイト離れ

ユーザーが、グルメサイトからGoogleマップやSNSへの移行する中、実は飲食店でも同様にグルメサイト離れが進んでいます

クックビズが2020年に行った飲食店へのアンケート調査では、これまで増加し続けていたグルメサイトの加入率が、ここ3年で減少傾向にあることが明らかになりました。

飲食店のグルメサイト加入率の推移

【参考:飲食店へグルメサイトについて実態調査|クックビズ

グルメサイトに自分のお店を掲載するには、「掲載料」に加えてユーザーが予約が発生した際の「従量料金」がかかります。

コロナ禍で経営状況が厳しくなっている飲食店が、集客法を見直していることも原因となっているでしょう。

Googleビジネスプロフィールを使って無料で集客する

Googleビジネスプロフィールは、Googleが提供している、誰でも無料で使えるツールです。
コストをかけずに、また他の媒体に頼らずに集客できます

ユーザーが飲食店を探す際に行うローカル検索

ローカル検索とは、「渋谷 居酒屋」「表参道 カフェ」など、「地域名+業種名(サービス名)」で検索することです。

実は、Googleで行われる検索のうち、46%がローカル検索であることがわかっています。
【参照:SEARCH ENGINE

例えば、「渋谷 飲食店」と検索した場合の検索結果は、以下のように表示されます。

ローカル検索結果の例

ローカル検索結果の順位に関係しているのがMEOです。
MEO(Map Engine Optimization)とはマップエンジン最適化という意味で、Googleマップ検索やローカル検索で上位表示させるための対策のことをMEO対策といいます。

Googleビジネスプロフィールに載せられる情報

Googleビジネスプロフィールに登録すると、以下のような情報をユーザーに対して表示できるようになります。

  • 店舗名
  • 所在地
  • 営業時間
  • メニュー
  • 口コミ
  • 写真
  • 投稿
  • 連絡先
  • ホームページへのリンク
  • 予約、注文リンク
  • クーポン(投稿機能に掲載可能) など

Googleビジネスプロフィールの登録方法や始め方、活用方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
飲食店の集客にGoogleビジネスプロフィールを活用しよう!効果的な戦略方法を紹介

自分の店舗を上位に表示させる方法

自分の店舗をGoogleマップ場で上位に表示させるためのMEO対策には、様々な方法があります。

  • キーワードの選定を入念に行う
  • ビジネスを具体的に示したカテゴリ選択をする
  • ユーザーの検索意図に基づいてGoogleビジネスプロフィール内の情報を充実させる
  • 常に最新かつ正確な情報を掲載する
  • 高評価の口コミを集める
  • 良い口コミだけでなく悪い口コミにも返信する
  • こまめに投稿や写真を更新する
  • GoogleビジネスプロフィールだけでなくSNSやHPにも力を入れる
  • NAP情報を統一する(名前、住所、電話番号)

これらの対策を行うことで、検索結果の上位に表示される可能性が高くなるのです。

詳しいMEO対策の方法については、こちらの記事をご覧ください。
MEO対策で店舗集客を成功させる方法!具体的なやり方を詳しく解説します

まとめ

グルメサイトは、コストをかければそれなりの効果を期待できますが、利用するユーザーや飲食店の数は減少傾向にあります。

代わりに、SNSやGoogleマップでの検索するユーザーが増えており、飲食店側も徐々に集客方法をシフトしていく必要があるのです。

SNSやGoogleビジネスプロフィールは、コストをかけず、また他の媒体に頼らず自分の力で集客できるツールなので、コロナ禍においても飲食店の強い味方となってくれます。

無料で使えてなおかつ影響力の大きいツールをうまく活用して、効率のよい集客を行いましょう。

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