MEO対策の費用相場と代行業者の選び方!失敗しないために必要なポイントとは?

MEO対策の費用相場と代行業者の選び方!失敗しないために必要なポイントとは?
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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

「MEO対策をしたいけど、どの位費用が掛かるのか料金相場を知りたい」
「どんな業者や代理店を選んだらいいのか見当がつかない」
そんなふうにお悩みではないですか?

MEO対策は自社で行えば費用は掛かりませんが、多くのMEO対策業者が参入している中で自力で成果を出すのも簡単ではありません。MEO対策の業者や代理店に外注することでより効果が発揮できることも多いです。

そこで今回はMEO対策を検討している方々にMEO対策の費用や料金相場、そしてMEO対策業者を選ぶときにチェックして欲しいポイントを分かりやすくご紹介します。

この記事を最後まで読んでいただければ、MEO対策に関してしっかりとした知識を持って業者の検討を行えるようになります。

MEO対策の基礎知識

MEO対策の費用や料金を検討する前にMEO対策の基礎知識をおさらいしておきましょう。外注するとなっても基本的な知識を頭に入れておくことは、費用が妥当かどうか判断する上でも必要です。

MEOとはMap Engine Optimizationの略で「マップエンジン最適化」を意味します。MEO対策とはGoogle検索のローカル検索結果においてGoogleビジネスプロフィールに登録した店舗の上位表示をさせる施策です。

最近では目的地を決める時に「エリア×業種」という検索をする人が増えているという現状があります。「中区 美容室」「東京 フレンチレストラン」といった具合ですね。

例えば「大阪駅 カフェ」で検索してみた結果がこちらです。

大阪駅✕カフェ検索結果

赤い部分がGoogleビジネスプロフィールに登録されている店舗内容の表示になります。
このGoogleビジネスプロフィールの登録情報をGoogle検索やGoogleマップの検索結果でいかに上位で表示させるかの対策をMEO対策と言います。ユーザーの注目が集まっている分ここで上位表示をさせる事が出来れば、大きな集客効果が見込めます。

似た言葉としてSEO(Search Engine Optimization)「検索エンジン最適化」がありますが、SEOはWebサイトの特定のキーワードで検索したときにそのWebサイトが上位表示されるために行う対策です。
つまりMEOがローカル検索におけるGoogleビジネスプロフィールの上位表示を取り扱うのに対してSEOはキーワード検索(地域要素がない)のWEBサイト上位化を意味します。

また、SEO対策やリスティング広告と違い、MEO対策はサイトがなくてもできるので、比較的簡単に始められます。

MEO対策はもちろん自分で行うことも可能ですが、その分お店の人材の時間や人件費をMEO対策に割ける必要があります。店舗の運営で忙しいという理由や、どうせお店の人材を使うなら専門家に依頼したいといった理由で、MEO対策専門の業者や代理店に外注する店舗のオーナーも多くいます。

MEO対策の基礎知識については以下の記事で詳しく解説しています。

MEO対策の費用

MEO対策の費用は、主に対策や分析を実際に行うための人件費にかかるという点は同じですが、MEO対策の料金に影響する要素や契約形態などは様々です。金額の相場と共に解説していきます。

業者に依頼した場合のMEO対策の料金相場

MEO対策を業者に依頼する場合、1ヵ月に掛かる費用は1万円〜3万円前後です。1年で考えると約36万円の費用をMEO対策に投資している会社が多いということですね。
この月額料金に加え、初期費用が発生し、相場は1万円〜5万円前後になります。
もちろん契約内容によって金額は変化しますが、この平均金額は業者選定の際に覚えておいて損はないでしょう。

MEO業者の費用形態2つ

MEO対策の業者や代理店で取られている契約形態は主に2つあり、成果報酬型と固定月額型です。

成果報酬型

成果報酬型とはその名の通り、成果を上げた分だけ支払いをするという契約です。
「地名+業種」のキーワードを4〜6つ設定し、その対策キーワードの中から上位○位以内に表示された場合を「成果」とみなし費用が発生します。
成果が上がらなかった場合支払いが発生しないので、利用者側にも安全な一面もあります。

しかし実際には固定月額型より高くつく場合もあるので慎重に検討する必要があります。競合の少ないエリアや業種だと、上位表示される可能性が高く、結果的に費用が高くなってしまうかもしれません。

「上位表示された日数×設定された日額成果金額」で算出されることが多く、日額成果金額はキーワード等によっても変わりますが約1,000円が相場です。以下は計算の例になります。

  • 上位表示の対象:上位5位
  • 上位表示された日数:25日間(30日中)
  • 日額成果金額:1,000円

この場合、計算式は「25日×1,000円」でその月は25,000円が請求されることになります。

固定月額型

固定月額型の場合は成果に関わらず支払いは一定であるため、契約の際に他の業者と利用料を比較しやすい、年間での費用が安定しているため費用確保がしやすいというメリットがあります。

一方で上位表示できなくても料金を支払わなければならないというデメリットもあります。
ただ、レポートの提出を求めたり、インサイトや分析結果に重点を置いて改善策を練ることで成果をあげることも可能です。

MEO対策を初めて業者に依頼しようと考えている場合は固定月額型を検討するのが良いかもしれません。

MEO対策の費用に影響を与える要素4つ

では次に、なぜそれぞれの業者や代理店でMEO対策の費用が異なるのか、MEO対策の料金が決まる主な要素4つについて説明していきます。

要素①:対策内容

MEO対策の費用が異なる1番の理由は、対策内容の違いです。
MEO対策と一言で言っても、自分で比較的簡単にできるものから、テクニカルな知識を必要とする施策まで様々です。

例えばMEO対策で考えられる施策は以下があります。

  • Googleビジネスプロフィールの情報更新
  • 投稿機能でキャンペーンや新商品の宣伝
  • 写真のアップ
  • 口コミの返信
  • SNSや他WEBサイトでのサイテーション増加
  • 自社サイトの構造化

上記はあくまで数多くの施策の中のいくつかで、他にもたくさんあります。
複数ある施策の中でどこまで実施してくれるのかで、費用も効果も大きく変わってきます。

要素②:キーワード数

特に成果報酬型の契約形態の場合、対策してくれるキーワードの数によって費用が変わることも多いです。その場合、対策キーワードの数は契約プランごとに設定されている場合が多く、費用を見比べながら検討していく必要があります。

キーワード数としては約4~6個が平均値です。

また、「渋谷 居酒屋」などのビッグキーワード1〜2個だけ限定して対策してくれるケースはほとんどないです。ビッグキーワードは競合も多く成果も出しにくいため、報酬が発生しない可能性が高くなるからです。

契約する前に、対策キーワードの数に加え、どんなキーワードで対策してくれるのかも確認するようにしましょう。

要素③:契約期間

一般的に契約期間は6ヶ月または12ヶ月で設定されている場合が多いです。
その期間でしっかりとした成果が得られれば、契約期間を延長してサポートを継続してもらうことになります。

初めてMEO対策を業者に依頼しようとしている場合には「まずは6ヵ月お試しで!」と考えている方もいるかもしれません。
月額で考えてみると12ヶ月契約の方が割安な場合があること、また成果を出すには一定の期間が必要な事も合わせて契約期間を決めていきましょう。

要素④:初期費用

意外と見落としがちなのが初期費用です。初期費用はMEO対策を始める際に必要なGoogleビジネスプロフィールアカウントの取得、情報登録、写真撮影などに掛かる費用で約1~5万円が相場です。

一般的にMEO対策は他のWeb広告やSEO対策に比べれば事前準備に手間が掛からないという特徴があります。
そのため、業者に依頼する前に一度自分で事前にGoogleビジネスプロフィールに登録しMEO対策を実際に始めてみるのもひとつの方法です。

その場合はある程度の準備が整った所から始まるため、初期費用を節約できるかもしれません。また最近ではMEO対策の初期費用無料で依頼できる業者もあるため、いくつかの業者を比べてみてください。

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MEO対策業者を選ぶポイント7つ

MEO対策の相場と価格変動のポイントを掴んだところでMEO対策で成功するための業者を選ぶポイントを解説します。

1.経験や実績は豊富か

MEO対策もどれだけの経験があり、どれだけの成果をこれまでに上げているかで、その業者の実力を判断できます。大抵の業者はホームページなどで実績を紹介しているため、特に導入事例や導入実績は必ずチェックするようにしましょう。
具体的には以下のポイントに着目すると良いです。

  • どんな業種で経験があるか
  • どれくらいの企業や店舗に導入されてきたか
  • どれくらいの成果を上げてきたか
  • 上位表示に至ったキーワード
  • 独自ツールがを使用しているか

キーワードに関しては、数だけではなく、ライバル達の多いキーワードでの実績があればその業者は難しいキーワードでもMEO対策に成功しているという事が判断できます。

また、独自ツールを活用するにはGoogleのAPIの利用が必要で、それを利用する条件として数百個のアカウント数を保持していないといけません。従って、独自ツールを活用している業者はある程度の経験があると考えられます。

2.MEO対策業者の得意分野は?

見落としてはいけないのがMEO業者の得意分野を知る事です。

例えば自分が飲食店を営んでいてMEO対策業者を選定している場合、「カフェ」や「飲み屋」「焼肉」など飲食に関連したキーワードで多くの実績を残している業者は、飲食関連のMEO対策に強みを持っている事が分かります。

反対に医療や美容部門を得意としている業者に依頼するのは少し不安が残ります。このように自分の業種とマッチしているMEO対策業者を選ぶことが大事です。
ホームページの事例で確認したり、載ってない場合は直接聞いてみると良いでしょう。

3.信頼性・透明性があるか

MEO対策を依頼したけど、業者がどんな対策をしてくれていて、どれくらい効果が出ているのか全く分からない…なんてことになってしまうと毎月の費用だけが発生して不安になりますよね。
既存の問題点や今行っている施策、対策後の効果など、現状や分析結果のレポートを報告してくれる代理店は透明性があり信頼できます。

特に以下の項目はレポートなどの報告で押さえておきたいポイントです。

  • 表示回数
  • 顧客のアクション数
  • サイトへのアクセス数
  • キーワード
  • 口コミ返信率や平均評価

4.キーワードの選定方法は適切か

MEO対策ではキーワードの選定が重要なポイントです。ユーザーが検索したキーワードとの関連性は、掲載順位が決まる大事な評価要素だからです。

対策するキーワードの選定がおかしいと、MEO対策をしても集客効果はあまり期待できません。

MEO対策では「地名」+「業種」で検索する場合がほとんどですが、いづれも検索ボリュームが多いから良いというわけではありません。

地名のキーワードに関しては、最寄り駅を基準に設定するのが良いとされているので、「大阪」などと範囲の広いエリア名で設定してくる場合はよく検討した方が良いでしょう。

業種のキーワードに関しては、「渋谷 居酒屋」といった検索ボリュームの多いキーワードはその分競合も多く上位掲載も難しくなります。一方、「渋谷 焼き鳥」などの検索ボリュームの少し少ないキーワードは競合も少なく比較的上位表示されやすい傾向にあります。

こういったキーワード選定に関する知識があるかどうかもMEO対策で失敗しない業者を見極めるポイントになります。

5.どんな施策を実施してくれるか

MEO対策における施策は様々です。
Googleビジネスプロフィールの情報管理はもちろん、定期的な口コミ返信や投稿・写真のアップに加え、関連サイトの構造化やSNSでなどのサイテーション増加など多岐にわたります。

業者によっては、口コミ返信やサイテーションの増加までやってくれるところもあれば、そこはクライアントに委ねるというところもあります。

費用が安いから良いというわけではなく、その費用で得られる対策内容や効果を確認し、費用対効果の良い業者を選ぶのもMEO対策で成功する大事なポイントです。

6.Googleのガイドラインに準拠しているか

MEO対策を行うには、個人で行う場合でも業者に依頼する場合でもGoogleビジネスプロフィールのガイドラインに沿って行うのが大前提です。
Googleのガイドラインを守れていないとMEO対策として効果が期待しにくくなってしまうだけでなく、Googleビジネスプロフィールのアカウントが停止されてしまう可能性もあります。

Googleビジネスプロフィールで効果的に成果を出す方法(Googleビジネスプロフィールガイドラインより抜粋)

  • 実際のお店やサービス、看板や販促品などで使用され認知されているブランド表記と一貫性のあるビジネス情報を掲載します。
  • 店舗住所やサービス提供地域が詳細かつ正確に記載されていることを確認します。
  • 中核事業に当てはまるカテゴリを、できるだけ少なく選択します。
  • ビジネス プロフィールはビジネスにつき 1 つのみ作成します。1 つのビジネスに対して複数のプロフィールを作成すると、Google マップと Google 検索でビジネスの情報が表示される際に問題が発生することがあります。

【参照:Googleビジネスプロフィール/Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

各項目の詳細は上のガイドラインページからご確認いただけます。業者にMEO対策を委託する場合にも自分自身でGoogleビジネスプロフィールの規約をしっかり理解している必要があります。1度は必ず目を通すようにしましょう。

6.効果測定の方法が適切か

特に成果報酬型のMEO対策会社に依頼する場合、効果想定の方法も見極めのポイントです。

なぜならMEO対策は、検索する場所によって表示内容や順位が変わるからです。お店の遠くで検索して表示されても来店確度は低く、あまり意味がありません。

また、キーワードも検索ボリュームの少ないキーワードは競合が少ないので上位表示しやすいです。表示順位だけでなく、表示回数や実際にアクションを起こした数も計測することでより効果が明確に分かります。

7.追加費用が発生する条件はあるか

最後は追加費用が必要になる条件を確認しましょう。費用に関しては初期費用+利用料(成果報酬型又は固定月額型)が基本ですが、ここに追加費用が掛かる場合があるためチェックしておきましょう。

追加費用が発生する場合

  • 画像の撮影や投稿
  • 関連サイトの構造化
  • コンサルティング

追加費用が発生しやすいのは、画像に関する部分や、構造化などテクニカルな技術が必要な部分、コンサルティングなどある程度の知識や経験が必要な部分です。
しかしこれらもMEO対策で上位表示させてWEB集客で成功するのにとても重要です。

基本プランでどこまで対応してくれるのか、どのような内容で追加費用が発生するのかは、事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

MEO対策を専門業者に依頼する場合の費用相場は月額で1万円〜3万円です。
MEO対策費用は契約形態や期間、対策内容やキーワードなどによって変動しますが一般的には業者ごとの差額はあまり大きくありません。

そのため経験や実績があり確実に成果を出してくれる会社か、自分の業種を得意としている会社か、信頼性や透明性があるかなどの観点から業者を選定する必要があります。

この記事を参考にMEO対策の知識を深め適性費用を知ったうえで、MEO対策業者選びの参考にして頂ければ幸いです。

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