こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「歯科タウンの掲載料はいくらかかるのか知りたい」
「歯科タウンに掲載する効果は本当にあるの?」
「より効率よく集患・集客する方法を知りたい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
歯科タウンへの掲載を考えている場合に、気になってくるのは、毎月の掲載料ですよね。
今回は、歯科タウンの特徴や、歯科タウンに掲載するメリット・デメリット、また歯科タウンに掲載せずに無料で集客する方法についても解説していきます。
この記事を読むことで、集客コストを最小限に抑えて、売り上げをアップさせる方法がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。
歯科タウンとは?
歯科タウンは、歯医者・歯科医院のための大型ポータルサイトです。
歯科タウンの特徴には、以下のようなものがあります。
- 路線名、駅名、エリア名などから歯医者・歯科医院を検索できる
- 曜日、診療時間、診療内容、悩み、施設や医師の条件などから自分に合ったクリニックを探せる
- 月間30万PV
- 利用しているユーザー数は10万人
- 6万8千件の歯科医院情報を掲載
- 「選びやすさ・使いやすさ」「友人・知人におすすめしたい」「ユーザー利用満足度」部門でNo.1を獲得【参照:PR TIMES】
歯科タウンの掲載料
歯科タウンの掲載料金は、公式サイトには掲載されていません。
掲載料を知りたい場合には、お問い合わせフォームから「掲載希望」の連絡をして、個別にやりとりを行う必要があります。
歯科タウンに掲載するメリット
歯科タウンに自院を掲載するメリットを解説していきます。
患者さんの来院目的や症状が事前に把握できる
来院日時だけでなく、患者さんの悩みや症状も予約時に把握できるのが大きなメリットです。
事前に患者さんの情報がわかるので、診療をスムーズに進められます。
ユーザーが自分に合ったクリニックを見つけやすい
歯科タウンは、検索の際に指定できる条件が細かく分かれていて、「診療内容」「医院の特徴」「お悩み回答から指定」の項目から、条件を設定できます。
患者さんが設定できる内容は以下の通りです。
診療内容
- 虫歯治療
- 小児歯科
- クリーニング・定期検診
- 矯正歯科
- セラミック治療
- 口腔外科
- 歯周病治療
- ホワイトニング
- インプラント
- カウンセリング
- 咬み合わせ
- 義歯(入れ歯)
- 歯科ドック
医院の特徴
- 個室診療
- バリアフリー
- 駐車場あり
- 託児施設
- 時間外診療
- 往診
- 定期検診
- 急患対応
- 外国語
- 専門医常駐
- 担当医制
- 女医
- 英語
- クレジットカード
- マイクロスコープ
- 歯科用CT
お悩み回答から指定
- 虫歯
- 根管治療
- 歯周病
- 小児歯科
- 予防処置
- 審美治療
- ホワイトニング
- インプラント
- 入れ歯・差し歯
- 矯正歯科
- 口腔外科
- 咬み合わせ
- いびき・睡眠時無呼吸症候群
- 訪問診療
- マタニティ診療
一つ一つの歯医者・歯科医院を調べるのは手間がかかるので、条件を指定して検索できるのは、ユーザーにとってとても便利な機能です。
歯科タウンから直接予約できるので便利
歯医者への予約の電話をするのが面倒という患者さんも多くいます。
歯科タウンは、電話を使わずにネットで予約を完結できるのが、ユーザーにとって大きなメリットです。
診療時間外でも予約できるので、忙しい方でも使いやすいツールですね。
歯科タウンに掲載するデメリット
続いて、歯科タウンに掲載するデメリットを解説します。
掲載コストがかかる
ポータルサイトに掲載するためには、毎月の掲載料がかかります。
掲載内容を充実させたり、より多くの機能を使ったりしてユーザーへの露出を高めるためには、より高額な掲載料を支払わなければなりません。
月々の掲載料がクリニックの経営において負担になってしまう場合もあります。
患者さんが他の歯医者・歯科医院に流れやすい
様々な歯医者・歯科医院が並んで表示されるため、ユーザーが他のクリニックに流れやすいのもデメリットです。
手軽に検索できる反面、同じクリニックに続けて通ってもらいにくい側面があることも覚えておきましょう。
歯科タウンなどのポータルサイトよりGoogleマップを利用するユーザーが増加している?
2021年に行われた、「病院・歯科などを選ぶ際にどのサービスの口コミ・レビューを参考にしているか」の調査では、「Googleマップ」が2019年に比べて5%ほど増加し、全体の約半数に迫る勢いになっていることが明らかになりました。
【参照:impress】
この結果から、歯科タウンなどのポータルサイトだけでなく、Googleマップ上に表示される情報や口コミを充実させる重要性がわかります。
Googleビジネスプロフィールを使って無料で集患・集客する
Googleビジネスプロフィールに登録すると、Googleマップ上に自分のクリニックを表示させられます。
Googleビジネスプロフィールは、Googleが提供しており、誰でも無料で利用できるサービスです。
Googleマップ上に自分のクリニックを表示できると、Google上で「地名+歯医者」などと検索したユーザーにアプローチできるようになります。
「新宿 歯医者」「札幌 歯科」「名古屋 歯科医院」などのように「地名+業種名(サービス名)」で検索することをローカル検索といいます。
例えば、「渋谷 歯医者」と検索して表示されるのが、以下のような検索結果です。
検索結果の上位3位以内をローカルパックといい、ローカルパックに表示されると、ユーザーへの露出が増えて認知度アップにつながります。
自分のクリニックを上位表示させる方法
Googleマップ上に自分のクリニックを表示させるだけでなく、いかに検索結果の上位に表示させられるかが重要です。
自社の店舗をGoogleマップ検索やローカル検索で上位表示させるための施策を、MEO(Map Engine Optimization=マップエンジン最適化)対策といいます。
MEO対策を行ってクリニックを上位表示させるためには、以下のような方法が効果的です。
- Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
- 診療内容を詳しく記載する
- こまめに投稿を行う
- 他のSNSでも発信を行う
- できるだけ高評価の口コミを増やす
MEO対策の詳しいやり方については、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
歯医者・歯科医院のためのMEO対策とは?集患のコツやポイントも解説!
SNSを使って無料で集患・集客する
Googleビジネスプロフィールと合わせておすすめしたい集患・集客法が、SNSです。
SNSも誰でも無料で活用でき、歯医者や歯科医院の集客に生かせます。
ここでは、3大SNSと言われる、Facebook、Instagram、Twitterでの集客について解説します。
Facebookは、実名でのアカウント登録が原則となっている、珍しいSNSです。
ユーザーの大まかな所在地がわかることもあり、地域の患者さんをターゲットとする歯医者・歯科医院と相性が良いツールですので、有効に活用しましょう。
最も多いユーザーは40代なので、この年齢層に多いトラブルや治療内容を意識した内容を発信する効果的です。
また、他では知ることのできない情報や豆知識、ユーザーに役立つ情報などを発信すると、シェアしてもらえる可能性が高まります。
Instagramは、ビジュアルがメインとなるSNSで、最も多いユーザー層は20代です。
クリニックに関する画像だけではフォロワーを伸ばすことは難しいので、文字投稿で、ユーザーに役立つ情報を発信するのがおすすめです。
例えば以下のような内容を、文字やイラスト、画像などを使ってわかりやすくまとめて、投稿してみましょう。
- 正しい歯磨きの仕方
- 定期検診の重要性
- 若者に多い疾患の原因や対策法
Instagramは拡散力が弱いので、ハッシュタグを活用して、ユーザーに投稿を見つけてもらいやすいように工夫するのが重要です。
ユーザーが検索しやすいワードを選んでつけてみてくださいね。
Twitterは、リアルな情報を得るために利用するユーザーが多いSNSです。
Twitterにはリツイート機能があり、拡散力に優れています。
ユーザーが、思わず「拡散したい」と思うような情報や豆知識などを発信していくのがおすすめです。
診療時間や混み具合など、リアルタイムなクリニックの情報を発信するのにも向いています。
まとめ
歯科タウンのようなポータルサイトに掲載すると、コストをかける分、比較的楽に集患・集客を行えます。
しかし、ポータルサイトのユーザーは減少傾向にあり、GoogleビジネスプロフィールやSNSを使って自分で集客する力をつけておくことが将来に向けて大切です。
Googleビジネスプロフィールも、SNSもどちらも無料で使えるツールなので、本気で取り組む歯医者・歯科医院が少ない今のうちから早めに取り組んでおくのがおすすめです。
最初から目に見えて大きな成果は出にくいかもしれませんが、長期的な目線でコツコツ積み上げていきましょう。