こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「歯医者・歯科医院の集客をどのように行えば良いかわからない」
「どうやって患者さんに当院を見つけてもらい、来院してもらえば良いのだろう」
「もっと効率よく患者さんに来院してもらいたい」
このようなお悩みをお持ちではないですか?
歯医者や歯科の集客では、ホワイトニングや矯正など歯科医院のウリを把握し、歯医者選びをしているユーザーにオンラインとオフラインの方法を組み合わせて効果的にアピールするのがポイントです。
今回は、今まで本格的に集客に取り組んだことがなかったという方でもわかりやすいように、具体的な集客の方法をご紹介していきます。
この記事を読むことで、どのように対策に取り組んでいけば歯科医院の新規顧客を獲得し、リピーターを増やせるのかがお分かり頂けますので、ぜひ参考にしてみてください。
歯医者・歯科医院の集客が難しい理由
まずは、歯医者・歯科における集客が難しい理由について解説していきます。とにかく数が多い歯科医院、歯医者ではやみくもな集客では歯が立たないことが分かります。
人口の割に歯科の数が多い
厚生労働省の調査でも明らかになっているとおり、日本の人口は減少が続いており、今後もこの流れが継続することが明らかになっています。
【参照:厚生労働相による日本人口の推移】
一方、日本の歯医者の数は私たちのごく身近にあるコンビニよりも多いってご存じでしたか?現在歯科医院数の数は横ばいであるため、人口が減っている分、患者の取り合いが激化しているというのが現状です。
今そこまで患者さんの減少に悩んでいなかったとしても、今後さらに状況が厳しくなることを見据え、早めに集客対策をしておく必要があります。
他院との違いが伝わりにくい
歯医者は、どんな治療が得意でどんな雰囲気の病院なのかといった病院ごとの特徴が、患者に伝わりにくい分野でもあります。
つまり、飲食店であれば、イタリアン、中華、日本料理、ファミリー向け、若い層やカップル向けなどお店それぞれの違いがわかりやすいですよね。整骨院でも悩みに特化したコース内容や値段で比較ができます。
しかし歯医者の場合、患者さんは「歯や口腔に関する疾患を治してもらうところ」と認識しているため、それぞれのクリニックの違いや特徴を掴みにくく、来院の決定打とできるような情報もあまりありません。
違いがわからないからこそ、患者としては、「家や職場から近い病院で済ませてしまおう」と考えるのです。
この問題点には、病院側が「自院の強みを理解して発信できているクリニックが少ない」のというのも関係しています。
歯医者・歯科医院の集客のポイント
どんなことに気を付けて、歯医者・歯科医院の集客を行っていけば良いのでしょう。
集客効率を上げるために大切な鍵となる、4つのポイントを見ていきましょう。
ユーザーの情報収集の傾向を知る
ユーザーがどのように通う歯医者を決めているのかを知ることは、歯医者・歯科集客の第一歩です。
インターネットが普及したことで、まずはインターネットで検索してみるという行動をとる人が増加しています。
歯医者や歯科を訪れる人には、必ず何らかの悩みや要望があり、それらのに関連したキーワードで検索をします。
歯医者を探している人のお悩み例
・虫歯が痛い
・歯の着色汚れが気になる
・知覚過敏で困っている
・歯並びが悪い
・歯ぎしりが治らない
・歯医者の治療が苦手
・長らく検診を避けている
例えば、虫歯が痛い場合はとにかく早く痛みから解放されたいと思い、虫歯治療の上手な歯医者を探すはずです。距離の近い医院や仕事の後に通える夜間診療を行っている歯医者が候補に挙がるでしょう。
歯科医院を訪ねるユーザーが検索するであろうキーワードに目星をつけて、自身の歯医者のウリにできるポイントを見つけることが大切です。
お店のウリが決まったら、ユーザーの悩みや要望を解決できるような情報をインターネット上で発信する必要があります。詳しいやり方は次章でご説明します。
他院との差別化を図る
歯医者の集客が難しい理由の章でもお伝えしたように、患者さんにとっては、病院名や写真を見ただけではどんな特徴を持った歯科医院であるのか推測が難しいです。
逆に、自院の強みをしっかりと発信し、他院との差別化を図れれば、集客の大幅アップにつなげることができるのです。
他院と差別化できるポイントとしては、以下のような例が挙げられます。
- 無痛治療を行っている
- 矯正を得意とし、実績が豊富である
- 夜遅い時間まで診察しているので、仕事帰りの受診も可能
- キッズスペースがある
- 駅からのアクセスが良い
- 雨に濡れない立地である
- 最新の機器や技術を導入している
- リラックスできる院内である
- 土日の診療も可能である
- 外国人の診療も可能
- 丁寧で真摯なカウンセリングが好評である
- 待ち時間が少なく、時間通りに受診できる など
あなたのクリニックに当てはまるものはありましたか?
治療内容、院内の雰囲気、清潔感、立地条件、営業時間、待ち時間など、患者さんが気になる点で強みとなる部分はないか、考えてみましょう。
良質な口コミを獲得する
病院は、患者さん自身の健康に関わるものであるため、他の用途で目的地を選ぶ際に比べてより慎重に選ぶ傾向があります。
「ホームページに書いてある情報は本当なのか?」「丁寧に治療してくれるか?」「痛みはどうか?」「待ち時間は?」「よく話を聞いてくれるか?」など、ユーザー視点の情報を知るために口コミを見る人が多いのです。
株式会社エフェクチュアルが2021年に実施した「口コミ・レビューを参考にするサービスに関する調査」では、実に47.9%の人が病院・歯科などを選ぶ際にGoogleマップの口コミを参考にすると回答しています。
集客につなげるためには、良質な口コミを集め、歯科医院の評価をアップさせるのがポイントです。口コミが少なすぎる場合は、ユーザーは信憑性に疑問を持ってしまうため、継続して口コミ集めをしてみましょう。
また、ネガティブでマイナスに捉えられるような口コミが書き込まれた場合には、真摯に対応し、改善していく姿勢を見せることが大切です。特に病院は、他の娯楽サービスとは異なり選ぶ側も慎重になる傾向があるため、より患者さんに寄り添った対応が必要です。
誹謗中傷や嫌がらせなど、悪質なものに関しては、Googleに報告して削除依頼をすることができますので落ち着いて対応しましょう。詳しいやり方は下記の記事でご紹介しています。
リピート率を向上させる
新規患者を増やすには、新たに広告費をかけて宣伝したり、チラシを配ったりする必要があり、コストや手間がかかります。
そのため、利益率を上げていくためには、新規患者獲得だけでなく、リピート率を上げることが重要なのです。
リピート率を上げるためには、じっさいの訪問で患者さんに治療やサービスに満足してもらう必要があります。
患者さんのリピート率を上げるために、以下の点を再度見直してみましょう。
- 受付スタッフの対応はどうか
- スタッフ一同、高圧的と捉えられるような対応はしていないか
- 待ち時間は長すぎないか
- 患者さんとのコミュニケーションは十分か
- 掃除が行き届いており、院内の清潔感はあるか
- スタッフの身だしなみはいつも整っているか
- 治療の痛みが強すぎないか、またそれに対する説明は十分か
コンビニの数よりも多いと言われる歯科医院ですから、患者さんが「嫌だな」「他の歯医者の方が良さそう」と思ったら、いくらでも別の病院に流れてしまいます。
何事も、患者さんの目線に立って考えることが、リピート率の向上につながるのです。詳しいリピーター獲得アイディアも紹介していますので、最後までチェックしてみてください。
歯医者・歯科医院のオンライン集客方法5選
具体的な集客法のうち、まずはWEBを使って行うオンライン集客の方法を5つご紹介していきます。オンライン集客は、インターネットで歯科医院の情報を探すユーザーが増えている今、強化すべき集客方法です。
①公式サイトのSEO対策を強化する
SEO対策(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化とも呼ばれ、Googleなどの検索エンジン上で検索をしたときに自社サイト・ページを検索結果の上位に表示させるための対策です。
検索結果の上位に自院のホームページが表示されれば、ページを確認してもらえるチャンスも増え、認知度向上につながります。
スマートフォンの普及に伴い、歯医者を探すときに、ほとんどの方がWebで検索する時代になりました。
どんな先生なのか、どんな治療をしているのか、院内の雰囲気はどうか、営業時間や休診日などを知るために、病院のホームページを参照する患者さんも多くいます。
患者さんに安心感を与えるために、ホームページの存在はとても重要です。
行こうと思った歯医者のホームページがなかったり、雑なものだったら不安になるのも無理はありません。
治療内容や費用、得意な分野、院長やスタッフの顔写真などを載せることで、患者さんは安心して来院できるようになります。歯科医院のホームページには、来院を検討する際の材料となる次の内容を掲載しましょう。
- 最寄駅からのアクセス
- 駐車場の有無
- 得意としている治療
- 治療設備の情報
- 病院のコンセプト
- 院長やスタッフの情報
ユーザーが求める情報を網羅してユーザービリティーを高めたホームページは、Googleのアルゴリズムで評価され、SEO順位も上がりやすくなるのです。
②Googleビジネスプロフィールを活用してMEO対策を行う
MEO対策とは
MEO対策とは「Map Engine Optimization」の略で、自社の店舗をGoogleマップ検索やローカル検索にて上位表示させるための施策です。MEO対策は、ローカルSEOといわれることもあります。
例えば、「渋谷区 ホワイトニング」のように検索した場合、一般のホームページよりも上部にGoogle地図と歯科医院の情報リストが表示されます。
ホワイトニングというキーワードで検索しているため、ユーザーの参考になりそうなホワイトニング関連の口コミも表示されているのが分かります。
「渋谷区 ホワイトニング」や「表参道 歯医者」、「新宿 歯科矯正」のように、「地名+業種(サービス名)」で検索することをローカル検索と言います。
表示されるローカル検索結果をローカルパックといい、この上位3位以内に表示されるほど、ユーザーからクリックされやすくなるのです。
このローカル検索結果の上位に表示させるための対策が、まさにMEO対策ということになります。
MEO対策についての詳しいやり方などについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
Googleビジネスプロフィールとは?
MEO対策を始める際に、一番最初に行うのが、Googleビジネスプロフィールへの登録です。
Googleビジネスプロフィールは、Googleマップ上に施設やお店の情報を無料で掲載できるサービスで、集客力を高めたいのであれば、今すぐ取り組むべきツールです。
ユーザーは、Googleビジネスプロフィールで、歯科医院を検索した場合以下のような情報が確認できます。
- 医院名
- 住所
- 電話番号
- 診療時間や定休日
- WEBサイト
- 歯科医院で販売している商品
- 歯医者が掲載した写真
- 利用者の口コミ評価
- 利用者が載せた写真
- 投稿機能でのリアルタイム情報
Googleビジネスプロフィール上に登録した情報は、上記にご紹介した店舗情報が集約されて表示されます。商品や口コミなどユーザーが探している情報をクリックして、すぐに見つけられるようなデザインになっています。
Googleのサービスなので、すぐに地図と連動させて位置確認ができるのもユーザーにとってはうれしいですね。
Googleビジネスプロフィールのガイドラインでは、登録されている歯医者・歯科医院の表示順位は、以下の3つの要素によって決められています。
Googleビジネスプロフィールの表示順位を決める要素
- 関連性:検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合い
- 距離:検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離
- 知名度:ビジネスがどれだけ広く知られているか
【参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ】
古い情報を放置しておくことで、Googleに評価を下げられてしまう事態に繋がる恐れがあり、患者さんにとっても紛らわしい情報となります。
ユーザーが正しい情報を得られるように常に最新の情報を更新しておくようにしましょう。
Googleビジネスプロフィールの登録方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
Googleビジネスプロフィールで歯科医院を上位表示させるには?
Googleで歯科医院を上位表示させるためには、次のポイントを実行するのが大事です。患者さんが求めている情報を確実に発信し続けることが、歯科医院の知名度アップに繋がります。
・患者のお悩みを解決するキーワードを意識して投稿する
・いつも正確で最新の情報を提供する
・利用者さんに口コミを書いてもらう
・口コミを集めて真摯に返信する
・投稿機能で急な休診日や医院のお知らせ、歯にまつわるコンテンツを発信する
・SNSを利用して知名度を上げる
・サイテーションを増やす
・自社サイトのSEOを強化してGoogleビジネスプロフィールとの導線を確保する
・NAP(医院名、住所、電話番号)の表記を統一する
・患者さんが気になるであろう施設やスタッフの写真を掲載する
Googleビジネスプロフィールの上位表示のコツをまとめた記事も参考になるはずです!
③ポータルサイトに掲載する
歯医者の情報や口コミをまとめたポータルサイトに掲載するのも一つの方法です。
ポータルサイトの最大のメリットは、認知度のあるサイトに登録すればサイト集客をしなくてよくなることです。
ただ、ポータルサイトに継続して医院の情報を掲載しようとなると、掲載料が高額になる場合もあります。
集客にコストがあまりかけられないというクリニックにとっては負担となりますので、ポータルサイトに頼らない自己集客に力を入れましょう。
④SNSを活用する
SNSは、今や情報を集めるツールとして大活躍しています。
特に、公には公開されていないような個人が発信する情報や、ローカルでリアルな情報を得るためにはとても便利なツールです。
影響力が非常に高いSNSを歯科医院の集客に活用しない手はありません。
それぞれのSNSの特徴を生かした集客方法をお伝えしていきます。
写真が一覧で並ぶ、ビジュアル重視のSNSです。
ユーザー層は、10〜20代の女性をはじめとして、30〜40代まで幅広く使われています。
視覚的に訴えられる、写真をメインとした発信を行うのがポイントです。
例えば、待合室や治療室の写真をはじめ、治療の様子、ビフォーアフターの変化などを載せれば、患者さんに自院を身近に感じてもらうことができます。
また、文字投稿といって、ノウハウや豆知識などを紹介することもできます。
正しい歯磨きの仕方や、虫歯・歯周病の予防、歯の色素沈着を防ぐ方法など、プロのならではの目線で正しい情報を発信することで、ユーザーに「この歯医者で治療してもらいたい」と思ってもらうきっかけになるのです。
ストーリーズやリール、まとめ機能など、様々な機能を活用して、露出を増やすのもポイントとなります。
Twitterは、多くの人が、リアルタイム情報を入手するために使用しているSNSです。
1投稿につき、文字は140字以内、写真は4枚以内となっています。
リツイート機能があり、SNSの中では一番拡散力が高いのが特徴です。
一度バズる(たくさんリツイートされる)と認知度も上がりやすくなります。
ただ、ビジネス感が強いアカウントはユーザーから警戒されることもあるのが注意点です。
「〇〇医院の院長」「〇〇医院のスタッフ」など、個人が運営しているアカウントであるという見せ方をすることで、ユーザーが親しみを感じやすくなります。
テキストのみでも気軽に投稿できるのが特徴で、歯科医院のアカウントの場合は「歯茎を守る歯磨きの仕方」「ステインをつけない飲み物ベスト5」など注目を集めるインパクトのある内容が好まれます。
Facebookは、30代後半〜40代以上がもっともアクティブに活動しているSNSです。
実名登録が原則で、ユーザーの大まかな現住所がわかる場合もある点が、他のSNSと異なります。
地域のユーザーと、Facebook上でつながることができるのは大きなメリットです。
歯医者は定期的に通う場所であるため、患者さんにとって、病院までの距離はとても重要なポイントとなります。
Facebookは病院の近くで暮らす患者へのアプローチができるSNSなので、うまく活用することで、集客アップにつなげることができるのです。
歯科医院のFacebookアカウントでは、内容の濃いコンテンツを投稿してみましょう。歯科矯正についての詳しい説明やホワイトニングの効果などは、写真と文章でしっかり説明できるFacebook向きの内容です。
LINE
日本で最も多くの人が利用しているSNSといわれているのがLINEです。
歯医者の公式LINE@アカウントを作ることで、メッセージを一斉送信できるだけでなく、タイムラインに情報発信を行うこともできます。
院内の様子や治療の様子だけでなく、口腔ケアに関する情報や、歯に関する豆知識などをこまめにタイムラインで発信することも可能です。
メッセージは見ないという方でも、タイムラインの投稿で画像や動画が流れてくると見るというユーザーもいるため、メッセージと投稿のバランスの良い活用がポイントとなります。
⑤WEB広告を活用する
WEB広告やオンライン広告と呼ばれるものには、検索の上部に表示されるリスティング広告や、検索エンジンの提携先サイトに掲載されるディスプレイ広告、SNS上で配信されるSNS広告などがあります。
オンライン広告は、コストはかかりますが、その分ユーザーの目に留まりやすく効果も大きい集客方法です。
ただし、多くの人に露出する広告であればあるほどコストも高くなる傾向がありますので、どのくらいの費用をオンライン広告に使えるかを判断した上で利用しましょう。
長期間使うのではなく、まずは試験的に取り入れてみるのも一つの方法です。
Web広告を利用する場合には、バーナーのキャッチコピーやデザインを見てクリックしてもらわなければいけません。
歯科医院の広告としては、ついつい気になってクリックしてしまうような、口臭ケアやホワイトニングのビフォアアフター写真なども効果的でしょう。
歯医者・歯科医院のオフラインでの集客方法
続いて、WEBを使わない、オフラインの集客方法をご紹介していきます。年代によっては、地域に根差した歯科医院に通いたいという利用者もいるため、看板でアピールしたりチラシを配布したりといったオフラインの集客も欠かせません。
①看板や街頭広告
看板や街頭広告は、ふとした瞬間に目に留まります。
歯科医院の看板や該当広告を設置するときには、以下の点に気を付けましょう。
- 進行方向と垂直になるように立てる
- 周りの景色に同化しないデザインにする
- 離れた場所からでも見えるように設置する
- 人通りの多い場所に設置する(「直進○m」「〇〇の交差点を左折」「○m先の交差点を右折」など)
使う色にも工夫をするとより効果的です。
例えば、グリーンやオレンジは、「清潔感」「明るい」「優しい」などの印象を与えやすいため、歯科医院広告デザインのメインカラーにおすすめです。
街頭広告は、もちろんコストもかかりますので、予算を考えながら取り入れてみてください。
②チラシ・パンフレットの作成
チラシには、新聞の折り込みとポスティングがあります。
新聞の折り込みチラシは、コストはかかりますが、自分でチラシを配り歩く手間が省けます。
一方、ポスティングは、自分でチラシを配る手間がかかりますが、コストを抑えながら、新聞をとっていない家庭にも配れるのがメリットです。
パンフレットを作成し、近隣のお店などに置いてもらうことで、宣伝効果を高めることもできます。
また、患者さんに治療に関する説明を行うときにも、自院にパンフレットがあると便利です。
リピーターの通う歯医者・歯科医院の秘訣
利用してもらった患者さんに、次も来ようと思ってもらえるかが、歯科医院集客成功のカギを握っています。新規顧客の集客に大金をかけなくても、リピーターの集まる歯科医院の秘訣をご紹介します。
予約方法が複数あり取りやすい
歯科医院といえば「予約を取るのが面倒だし、いつも予約がいっぱいですぐに治療を受けるのが難しい」というイメージを持っている人もいます。実際に思い立ったタイミングで予約が取れなければ、他の歯医者を探すことになるでしょう。
電話でしか予約を受け付けていない医院は、オンライン予約に対応できるよう準備を整えましょう。特にインターネットの利用が当たり前となっている若い世代にとっては、電話をするという行為自体のハードルが高くなっています。
ネットで予約状況が確認できて、手間を掛けずに予約できる歯科医院は、それだけで他と差別化できるはずです。
キャッシュレス決済に対応している
ポイントや利便性にメリットを感じて、キャッシュレス決済を好んで使う人も多くいるでしょう。現金のみの支払いしか対応していないと、急に治療が必要になった現金を持ち合わせていない患者さんを逃してしまいます。
利用者の利便性を向上することは、選ばれる歯科医院に成長するためには欠かせない要素です。利用者層も考慮しながら、新たなサービスを取り入れる柔軟な姿勢が必要となるでしょう。
待ち時間を快適に過ごせる
予約をしたのに長時間待たされることに対して、不快に思う人は少なくありません。しかし、実際には処置が長引いたり、前の患者さんが時間通りに来なかったりして、待たせてしまうこともあるでしょう。
待ち時間が発生したとしてもできるだけ心地よく過ごしてもらえるように、患者さんの年齢層に合わせた雑誌や本、漫画を用意するのも手です。子供が多い場合は、少し遊べるスペースもあると喜ばれるかもしれません。
予約間隔の見直しや待合室の設備を工夫して、快適な治療体験を提供する必要があります。
今後の歯医者・歯科医院はオンライン集客の強化が必須
ここまで、オンラインの集客方法と、オフラインの集客方法をそれぞれお伝えしてきました。
この中で特に力を入れて取り組むべきなのは、MEO対策・SEO対策やSNSアカウントの運営などのオンラインでの集客です。
その理由を見ていきましょう。
Webで歯医者・歯科医院探しをする人が増えている
スマートフォンの普及に伴い、患者さんの多くは、歯医者に来院する前に、まずネット上で様々な情報を集めるようになりました。
チラシや看板の設置など、オフラインの集客も効果がないことはありませんが、オンラインの集客力・拡散力には及びません。
歯医者の集客の現状が年々厳しくなる中、オフラインの集客だけではどうしても限界があるため、オンラインを活用した集客が必要不可欠なのです。
オンラインの集客では、コツが必要な部分もありますが、無料で取り組めるものも多く、より多くの情報を発信することも可能になります。
広告やポータルサイトへの登録はかかるコストが大きい
オンライン集客の中でも、広告やポータルサイトに頼ってしまうと、費用が膨大になり、経営状態を圧迫してしまう場合もあります。
コストをできるだけかけず、集客効果も得られる方法としておすすめなのが、ホームページやGoogleビジネスプロフィールへの登録、SNS運用などです。
ホームページでSEO対策を行い、GoogleビジネスプロフィールでMEO対策をし、そこに拡散力の高いSNSを取り入れましょう。
SNSからうまくホームページに誘導できればホームページのアクセス数も伸びて、SEO対策やMEO対策において優位に働きます。
特にSNSは、まだまだ本格的に力を入れている歯医者・歯科医院が少ないため、先手を打って運用していくことも今後の集客アップにつながります。
いくつかのWEB集客法をうまく組み合わせながら、相乗効果で集客をアップさせることができるのです。
歯医者・歯科医院のオンライン集客強化のポイントまとめ
最後にこれまでご紹介したオンライン集客のポイントを、歯科医院ならではのコンテンツアイディアと合わせてご紹介します。
リストを参考に自分の医院ならではのメディアを作り上げてみましょう。
歯医者・歯科医院のオンライン集客まとめ
・Googleビジネスプロフィールに登録して情報を管理する
・GoogleビジネスプロフィールやSNSで口コミを集め返信する
・SNSで患者さんのタメになる情報を発信する
・公式サイトはより詳しい内容を掲載し、Googleビジネスプロフィールとの連携をしておく
・オンライン予約システムを整える
・ポータルサイトやWeb広告は必要に応じて検討する
歯医者・歯科医院のコンテンツアイディア
・日頃からできる歯を白くする習慣
・歯磨きの正しいやりかた
・歯茎の健康チェックポイント
・ステインのつかない飲み物の選び方
・歯科医が実践する健康の習慣
まとめ
今回は、歯医者・歯科医院の効果的な集客方法についてご紹介しました。
集客ばかりに時間を割けないという方も、オンライン集客に力を入れながら、オフライン集客ともうまく組み合わせて、自院に合った集客法を見つけてみてくださいね。
歯医者の集客にお悩みの方のお役に立てれば幸いです。