こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「熊本市では、どのような集客方法が効果的か知りたい」
「熊本市の集客に対する支援はどのようなものがあるか?」
「熊本市で新規開店するにあたって、街の概要が知りたい」
そんなお悩みありませんか?
熊本での集客には、WEB上でのさまざまな形式を利用して情報発信し、お店の認知度や集客力を向上させることが非常に重要です。
そこで今回は、熊本市の概要や集客の現状と課題、おすすめの集客方法について、初心者でも簡単に分かるようにご説明していきます。
この記事を参考にしていただくことで、すぐにWEB集客の方法やMEO対策の重要性を理解して活用できるようになります。
熊本市とは、どんな街?
はじめに、熊本市とはいったいどのような街なのかについて解説していきます。
熊本市の概要や集客に関する行政の取り組みを理解することによって、熊本市に対する理解度を高め、市や地域住民との協力体制が築きやすくなります。
市や地域住民との関係性を深めることで、よりポジティブで積極的なアプローチが可能となり、お店の認知度や信頼度向上にも繋がっていく可能性があります。
熊本市の概要
令和5年10月1日時点のでの熊本市の人口と面積は、以下の通りです。
熊本市の人口 | 73万8,020人 |
熊本市の面積 | 390.32km² |
【参照:(人口)世帯数・人口-熊本市|(面積)熊本市のプロフィール-熊本市】
熊本市は、熊本県の西北部にある政令指定都市です。
九州地方の中央にも位置しており、市内外や海外からの観光客も訪れる活気のある街となっています。
熊本市は水資源が豊富なことから「水の都市」と呼ばれており、地域住民が使用する水を地下水でまかなっている全国でも珍しい街となっています。
また、熊本城や霊厳洞など、歴史的に重要な史跡が多く存在しており、日本の歴史や文化を体験できる観光資源が豊富なエリアです。
集客に関する行政の取り組み
熊本市では、集客に関してさまざまな取り組みがあります。
まず、熊本駅周辺を整備して交通の機能を強化し、商業エリアを中心市街地に集めることで市街地への交流人口の増加が期待できます。
また、熊本市にある観光資源を活かした観光客の誘致や、PRのための積極的なWEB発信なども実施しており、街全体の集客力向上を目指した施策となっています。
海外に向けて、マレーシアや台湾などの東南アジアで開催されている商談会への企業の出店支援や海外に向けたプロモーションの展開を実施しています。
海外への販路開拓や拡大を目指す企業をサポートすることで、海外でのシェア拡大も期待できます。
熊本市での集客の現状
次に、熊本市での集客の現状について解説していきます。
令和4年に実施された市民アンケート調査によると、中心市街地に賑わいがあると感じた市民の割合は、以下の通りです。
【参照:熊本市中心市街地活性化基本計画(令和5年4月)-熊本市】
上記の表から、中心市街地には活気があり、魅力的な市街地の形成が進んでいると考えられます。
しかし熊本市では、小売業の商店数や年間の販売額について、中心市街地とそれ以外のエリアどちらも減少傾向が続いています。
また、平成23年から令和元年まで減少傾向にあった空き店舗数が、令和3年には大きく増加しています。
そのため、中心市街地を含めた市全体での店舗に対する持続的なサポートや、新規店舗を経営する事業者の誘致を進めていくことが重要と考えられます。
熊本市での集客の課題点
次に、熊本市での集客の課題点について解説していきます。
熊本市での集客の課題点は、以下の2点が考えられます。
- 商店や事業所数の減少による空き店舗の増加
- 個人商店などの小規模な店舗の集客力不足
それぞれの課題点について理解することで、課題の解決策を考慮した対策を見つけ、自分のお店の集客力アップに繋げやすくなります。
課題点①商店や事業所数の減少による空き店舗の増加
熊本市では、小売業を営む商店や事業所数が減少傾向となっており、それに伴う空き店舗の増加が課題となっています。
そのため、空き店舗を再利用するための継続的な施策や対応を求められています。
また、新規参入の事業所や店舗経営者を増やすためにも、補助金や空き店舗となっている場所の仲介、経営者の育成など、行政と連携した商業エリアの強化が重要です。
課題点②個人商店などの小規模な店舗の集客力不足
中心市街地に商業エリアを集積させるために、大型店や知名度のある有名店などを引き入れていくと、個人商店などの小規模な店舗は集客力が低下する恐れがあります。
集客力が低下し、売り上げが見込めなくなると、さらなる空き店舗の増加や過疎化が進む可能性があるため、個人商店の集客力アップにも早急に対応することが重要です。
個人商店などの小規模な店舗の集客力アップのためには、WEB上での広告やお店からの積極的な情報発信を強化することがポイントとなります。
店主の高齢化などにより、デジタル媒体に疎い世代が店主の場合は、親族や地元住民の若い世代の方、行政の関係者などの協力を得て、情報発信の土台を作っていくことが重要です。
熊本市でおすすめの集客方法とは?
ここからは、熊本市でおすすめの集客方法について解説していきます。
熊本市でおすすめの集客方法は、以下の4点が挙げられます。
- ホームページ開設とSEO対策
- SNS集客
- ポータルサイトの活用
- WEB広告の利用
それぞれの方法について学ぶことによって、WEB上での集客力アップやお店の認知度向上に繋げるための集客方法を習得することが可能です。
ホームページ開設とSEO対策
熊本市でお店を経営している方やこれからお店を始めようと考えている方も多いでしょう。
お店を経営するにあたって、「熊本市内にこんなお店がある」と知ってもらうためには、積極的な情報発信が重要です。
積極的な情報発信を実施するためには、自分のお店の情報を詳しく掲載できるホームページを開設しておくと良いでしょう。
また、ホームページのアクセス数を増やすためには、ホームページの開設と同時にSEO対策を実施しておくことが重要です。
SEO対策とは、検索エンジンで検索したときに、検索結果の上位に表示されるための対策の事を指します。
SEO対策における重要な施策として、以下の3つが挙げられます。
- コンテンツの作成・更新
- 被リンクの増加
- 内部施策
ここからは、それぞれのSEO対策について詳しく解説していきます。
SEO対策①コンテンツの作成・更新
ホームページは、利用者の検索意図と合った情報を掲載できているかどうかが重要です。
検索エンジンの利用者がどのような検索意図を持って検索しているかを考えながら、コンテンツを作成することによって、より有益な情報を提供できるようになります。
例えば、「お店の位置が知りたい」という方にとって、住所やアクセス方法などを掲載することは有益な情報であると考えられます。
また、「どんなお店なのか知りたい」という方には、商品やサービスの紹介などを掲載することで有益な情報を提供できるようになります。
このように、利用者の検索意図に合ったコンテンツを作成することで、ホームページの信頼度や有益性が向上し、検索エンジンでの上位表示も繋がりやすくなります。
コンテンツを作成したあとは、定期的にコンテンツの内容を確認し、改良していくことも重要なポイントです。
コンテンツを適宜修正・改良していくことによって、利用者に常に最新の情報を提供できます。
また、修正・改良の場合は、ホームページのアクセス数を維持した状態で最新の情報を提供できるため、コンテンツの更新は定期的に実施しましょう。
SEO対策②被リンクの増加
ホームページを検索結果の上位に表示させるためには、サイトへのアクセス数を増やすことがとても重要です。
ホームページへのアクセス数の増やし方として、被リンクを増やすことがおすすめしやすい方法となります。
被リンクとは、ホームページへのリンクを外部のサイトに設置することを指します。
ホームページの被リンクを増やすことで、さまざまな入口からホームページにアクセスする利用者を見込めるため、アクセス数が増加しやすくなるとされています。
また、被リンクが多いホームページは、利用者に対して「有益である」と判断される要因にもなります。
ホームページの価値を向上させるためにも、被リンクを少しずつ増やしていくことが重要です。
被リンクを増やすためには、シェアボタンをホームページに設置したり、開設したSNSとリンクさせることでホームページがあることを広めたりすると良いでしょう。
SEO対策③内部施策
ホームページのアクセス数を増やすためには、見やすさや繋がりやすさなどを改善することも重要です。
検索エンジンの上位表示を目指すためには、ホームページをどの媒体からでも見やすいデザインにしたり、ページへのアクセス時間を短くしたりすると良いとされています。
ホームページを作成するときは、スマホからだけでなく、タブレットやPCでも見やすいデザインを心がけ、プラグインなどを利用してアクセス時間短縮を目指しましょう。
SNS集客
スマホやタブレットの普及によって、情報収集の仕方も変化してきています。
WEB上での情報収集にSNSを活用している方が若い世代を中心に増えてきており、そのためにSNSのアカウントを開設しているお店も増えています。
そのため、個人商店など小規模な店舗を経営している方は、SNSを活用して情報発信することで市内外に限らず全世界を対象とした集客力アップを目指せます。
ここからは、以下の4つのSNSを例に、集客方法を解説していきます。
- LINE公式アカウント
それぞれのSNSの特徴や運用方法を理解し、自分のお店に合ったSNSの活用を実施しましょう。
Instagramは、写真や動画を中心としたSNSです。
写真や動画をメインとして、文章を付け加えて投稿することで、視覚的にアピールできるため、イメージが伝わりやすいメリットがあります。
詳しい説明は文章として写真や動画の説明欄に掲載でき、ハッシュタグを利用することで共通のキーワードや地域で検索した利用者に効率良くアプローチが可能です。
Instagramの集客方法として、ハッシュタグを活用してコンテンツを作成し、フォロワー数増加を目指すことが重要です。
定期的にコンテンツを投稿してアカウントの活性度を上げ、フォロワー数増加を目指しましょう。
ハッシュタグを上手く活用して多くの利用者にお店の情報を提供し、フォロワーを増やすことで、おすすめ欄にも表示されやすくなります。
ハッシュタグには地名やカテゴリ、検索されやすいキーワードを設定することで、検索結果に出やすくなるよう工夫しましょう。
Twitterは、短文での投稿を中心としたSNSです。
タイムライン上にはおすすめ欄とフォローのみを表示する欄の2種類と、その他ハッシュタグやキーワードでの検索、トレンドキーワードのランキングなどもあります。
Twitterの仕様上、拡散やフォロー、いいねがワンボタンで可能となっており、拡散力のあるSNSといえるでしょう。
Twitterの集客方法として、アカウントの有益性・信頼度を向上させながら、フォロワーを増やしていくことが重要です。
Twitterでは、自分が住んでいる地域や興味のあるカテゴリのアカウントに対して、有益性を感じたときに簡単にフォローできる仕組みとなっています。
そのため、お店の基本情報や商品・サービス紹介、最新のイベントやお得情報などをこまめに更新することで、アカウントの有益性や信頼度を高めるようにしましょう。
Facebookは、実名登録推奨のSNSです。
SNSには珍しく、実名や出身地・居住地、出身校などの情報を詳しく掲載できるSNSとなっており、利用者個人のステータスを調査しやすいという特徴があります。
また、Facebookはお店の公式ページを開設できるため、お店の情報を詳しく掲載したコンテンツの作成が可能です。
Facebookの集客方法として、Facebookページの機能を利用してフォロワーを増やしつつ、情報分析しながらコンテンツを適宜更新していくことが重要です。
Facebookページは無料で開設できるため、広告費をかけずにお店の情報提供しやすく、検索エンジンにも表示されるため、SNS外部へのアプローチも可能となっています。
また、ユーザー分析機能を活用して、公式ページをフォローしてくれた利用者の情報を分析してより効率良くアプローチできます。
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントは、1対1でのコミュニケーションが取りやすいSNSです。
お店の公式アカウントを開設することによって、情報発信や利用者からの問い合わせ対応、ホームページへの誘導など、さまざまな情報提供が可能となっています。
また、LINEメッセージ機能を利用して、確実に利用者に情報を発信できる特徴があるため、従来のメールマガジンのように利用できます。
LINE公式アカウントの集客方法として、より多くの方にアカウントを友達追加してもらうことが重要です。
LINE公式アカウントは、アカウントを登録してもらってはじめて情報発信が可能なSNSのため、拡散力に乏しい一面があります。
そのため、店頭のポスターや掲示物、ホームページなどからアカウントへの誘導を積極的に実施し、登録者数を増やすことが重要です。
また、登録者数を維持するために、できるだけ定期的にクーポンや最新情報を発信することで、アカウントが利用者に対して有益であることをアピールしましょう。
ポータルサイトの活用
ポータルサイトとは、ジャンルや地域での検索に特化したサイト全般を指します。
総合的な検索が可能な検索エンジンから、「飲食店」「美容室」などのジャンルごとに特化したサイトがあります。
ポータルサイトにお店の情報を掲載することで、集客力だけでなく、お店の認知度向上も見込めるため、できるだけ多くのポータルサイトに登録するようにしましょう。
ポータルサイトに登録するときは、自分のお店のジャンルや地域など、当てはまるサイトに登録することが重要です。
ジャンルや地域からかけ離れたサイトに情報を登録してしまうと、お店の集客力や認知度向上に繋がらなくなってしまう可能性があります。
また、ポータルサイトによっては登録料がかかる場合もあるため、無駄に費用がかかってしまうこともあるため、注意が必要です。
ポータルサイトに登録するときは、自分のお店に合ったサイトかどうかをきちんと確認してから、登録するようにしましょう。
WEB広告の利用
WEB広告とは、検索エンジンやホームページなどさまざまな場所に表示される広告全般を指します。
WEB広告を利用することで、より多くの方にお店の情報をアピールできるようになるため、広告費の予算内で利用することをおすすめします。
WEB広告を利用するときは、広告の掲載理由や掲載したい内容に合わせて、場所や範囲を決めることが重要です。
例えば、認知度を高めたい場合は、画面内に大きく広告を掲載したり、インパクトのある広告内容にしたりするなど、利用者の目に入りやすくすると良いでしょう。
セールなどのイベント情報を広めたい場合は、イベント内容に特化した広告内容にするなど、広めたい内容を簡潔に表した広告を掲載することで伝わりやすくなります。
自分がどのような理由でWEB広告を利用するかを考えて、広告会社に依頼するのがおすすめです。
熊本市での集客には、MEO対策が重要!
熊本市で集客するためには、前章で挙げたWEB集客の方法に加えて、MEO対策が重要とされています。
MEO対策とは、地図アプリ上に情報を掲載するための対策を指します。
地図アプリ上で飲食店や美容室などを検索したときに、地図上に直接お店の情報が掲載されているところを見たことがある方も多いでしょう。
MEO対策をしておくことによって、地図アプリで情報を検索した利用者にお店の情報が表示され、お店の認知度や集客力向上に繋がりやすくなります。
また、地図アプリ上にはお店のホームページのリンクを設置できる場合が多く、ホームページへの誘導やアクセス数増加も見込めます。
地図アプリにお店の概要を掲載し、詳しい情報が知りたい利用者に対してはホームページへ誘導する導線が簡単に作れるため、MEO対策しておくことをおすすめします。
まとめ
この記事では、熊本市の集客に関する現状と課題、おすすめの集客方法やMEO対策の重要性について解説してきました。
熊本市は、九州の中央に位置する都市であり、歴史的な観光資源も豊富にある活気あふれた街といえます。
また、集客に対しての施策やデジタル媒体を利用した情報発信も実施されており、世界に対するアピールにも力を入れているエリアです。
熊本市での集客力を向上させるためには、ホームページやSNSでの積極的な情報発信やWEB広告の利用をおすすめします。
WEB上での集客方法に加えて、地図アプリ上での情報発信に力を入れるために、MEO対策を実施していくことも重要です。