こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
ホットペッパーの掲載料が高い、掲載しても集客できなくなってきた、そんなお悩みありませんか?
今や多くのお店がホットペッパーに掲載していますが、その掲載料の高さから厳しい経営状況にあるお店も少なくないようです。そして今の若い世代は、SNSや地図アプリ等からお店を探す人が増えており、今後はポータルサイト離れが進んでいくと考えられます。
そこで今回はホットペッパーの料金プランや掲載コストを検証するとともに、低コストで効率的な集客ツールを紹介していきます。
この記事を参考にしていただくことで、利益を出せる集客が実践できるようになります。ぜひ最後までお読みください。
ホットペッパーの掲載料は高い?
ホットペッパーは、美容院やサロンを紹介する「ホットペッパービューティー」と、飲食店を紹介する「ホットペッパーグルメ」からなる広告媒体です。
中でもホットペッパービューティーは、数ある美容予約サイトの中で利用者数No.1を誇り、もはやお店をやるなら掲載は当たり前、という風潮にもなっているようです。
そんなホットペッパービューティーですが、加入店舗からは「掲載料が高い」との声も上がっています。
掲載料について、公式では代理店を含め非公開としているので、実際に問い合わせをしてみなければ詳細な料金は知ることはできません。
しかし、利用者さんの口コミによれば、掲載料はおよそ2.5万円~50万円以上とも言われています。
こうして見てみると、ホットペッパービューティーの掲載料の高さに悩んでいる人も多いようです。
ホットペッパービューティーの料金プラン
ホットペッパービューティーの料金プランは6段階からなり、さらに細分化すると11段階に分かれています。
【参考:ホットペッパービューティーの掲載・料金のご相談|チーム・チャンネル】
大型店舗向けのプラチナ~バリュープランは、特集ページへの掲載枠が多く、使える機能も豊富です。
LL~Lプランは本誌掲載が付けられますがその分のコストがかかります。
ライトプランはネット集客に最低限必要な機能を揃えたプランで小規模サロン向けとなっています。
どのポータルサイトにもいえることですが、プランアップさせるほど検索結果の表示順位が上がります。
当然、集客効果は高まりますが、掲載料も跳ね上がるという仕組みです。
掲載料が無料の【NRプラン】とは?
最下層のNRプランは、店舗情報のみ掲載できる無料のプランです。NRとは「No Reserve」の略、つまり予約機能が付いていません。
温泉施設やジムなどの予約を必要としない店舗が対象となるため、美容室やサロンの場合はライトプラン以上を選択することとなります。
ホットペッパービューティーの掲載コストは上昇傾向
上位プランに加入し、高い掲載料を払えば、それだけ露出が増えて来店客も集まります。
しかし、上位プランさえ選べば安定して多くの集客が見込めるかというとそうでもないようです。
ホットペッパービューティーには非常に多くの店舗が加入しています。そして、どのお店もこの媒体の中でクーポン発行やサロンボードの作り込み、スタッフ総出のブログ更新など、集客に励んでいます。
そうなると、ホットペッパーそのものが激戦区になっているといっても過言ではないでしょう。
そのため、高いプランに入っても、状況によっては更に上のプランも考えなくてなりませんし、そもそもプラン自体が値上げされることも考えられます。
実際に、ホットペッパービューティーは2019年に最安値だった1万円プランを2.5倍に値上げしています。
若者のポータルサイト離れがはじまっている?
これまでは行きたいお店を探すとき、ホットペッパーのようなポータルサイトにログインし、そこから見つけるのが一般的でした。
しかし昨今、この検索手段が変わりつつあることをご存知でしょうか?
今の若い世代の7割以上もの人が、InstagramやFacebookなどのSNSや、Googleマップなどの地図検索を利用してお店を探しているのです。そのため、ポータルサイトの訪問数は年々減少傾向にあります。
今後はポータルサイトに依存するばかりの集客ではなく、SNSやマップからの集客にも注力してくことが大切なのです。
高い掲載料は不要!無料で集客できる2大ツール
ホットペッパービューティーに頼ることなく、独自で集客するときに特に押さえておきたい無料2大ツールを紹介します。
リピーター獲得におすすめ「Instagram」
写真や動画がメインのInstagramは、施術後の仕上がりやおしゃれな雰囲気を伝えやすいというメリットがあり、美容室やネイルサロンと相性が良いです。
新規顧客に対し、自店のInstagramフォローキャンペーンを実施したり、施術後のヘアスタイルを投稿すれば次回割引きになる等の施策で、リピーターに繋げることができます。
また、近年はお店のスタッフが個人アカウントを開設、運用することも多いようです。ユーザーが仕上がりの写真を見て、ダイレクトメッセージから予約するという活用事例もあります。
密なコミュニケーションが取れるため、リピート顧客が定着しやすく、お店自体のファンになってくれる可能性もあります。
さらに最近はハッシュタグ(#)を付けたキーワードをまとめてフォローできる「ハッシュタグフォロー」という新機能もできました。これにより、ユーザーの検索する手間を省くことができるようになったため、新規ユーザーの獲得にも効果的です。
このようにInstagramは使い方次第で様々な集客導線を張りめぐらせることができるのです。
新規集客におすすめ「Googleビジネスプロフィール」
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに無料で自社のお店情報を表示できるツールです。
多くの人が検索で使用するGoogleに自店の情報を掲載できるのですから、認知度や集客効果の向上に大きく期待できます。音声検索に対応しているのも強みです。
Googleビジネスプロフィールにできることはまだあります。
- 投稿された口コミの返信・管理
- 最新の情報へ更新
- 無料のWEBサイトの作成、更新
- 閲覧数や閲覧ページなどのアクセス分析 等
このようなことも無料でできるので、利用しない手はないですね。
Google検索での表示例(PC)
では、Googleに自店舗がどのように表示されるかというと、まずはGoogle検索での表示例です。
検索窓に直接会社名や店舗名を入力して検索すると、検索結果の1ページ目右側にこのように表示されます。
ここから所在地や営業時間、口コミなどもひと目で確認でき、ホームページに飛ぶこともできます。
Google検索での表示例(スマホ)
スマホの場合は1ページの上部に大きく表示されます。
検索ワードを変えた場合の表示例
会社名ではなく、「大阪市浪速区 コンサルタント会社」というように抽象的なキーワードで検索してみると、該当する候補がいくつか表示されます。
候補は3つまで表示され、以降は「すべて表示」をクリックする必要があります。
位置情報を共有している端末から、例えば「コンサルタント会社」のみで検索した場合、近くの会社かつユーザーが求めているであろう会社がピックアップされて表示されます。(これをローカル検索といいます)
このローカル検索の表示順位を改善したい場合は、情報内容の充実や、その地域特有の情報を入れておくなどの対策が必要となります。この点はSEO対策と類似していて、ユーザーが求めている情報をしっかりと店舗情報に反映させ、常に更新するようにしましょう。
Googleマップでの表示例
会社名で検索した場合の表示例です。こちらは地図の左側に情報が表示されます。
店舗名を指さない抽象的なワードで検索した場合には、Google検索と同じく、その地域付近のお店がいくつか候補として表示されます。また、Google検索は3つまでの表示なのに対し、Googleマップは20件までスクロール表示されます。
近年ではGoogleアプリでの検索の20%が音声検索というデータも出ています。この傾向は今後も強くなると考えられており、スマホに向かって話すだけで簡単に目的のお店を見つけたいという人が増えていくことでしょう。
まとめ
これまでの店舗集客は、ホットペッパーをはじめとするポータルサイトに掲載するというのが1つのステータスでした。しかし、掲載コストがかかることや、若い世代のポータルサイト離れもあり、今後はSNSやGoogle検索からの集客に力を入れていくのが効率的といえます。
そして、美容系のお店ならInstagramとGoogleビジネスプロフィールがおすすめです。
ホットペッパービューティーの掲載料が高いとお悩みの人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?