こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「エステサロンの集客が上手くいかない…」
「売り上げが伸び悩みどうしたらいいのか分からない」
「思うように集客イベントも開催できない…」
このように、エステサロンの集客に困っているオーナーの方は少なくありません。
エステサロンの集客は、トレンドに敏感な美に関心の高いターゲットをSNSやブログの美容コンテンツで惹きつけ、お店や提供しているエステコースの魅力を余すことなく掲載したGoogleビジネスプロフィールに誘導し、オンライン予約に繋げることで効果を出せます。
そこで今回は、エステサロン集客の事前準備から、オンライン・オフラインの集客方法、リピーター集客のコツまでをご紹介します。また、集客を行う上で意識していただきたい大切なポイントも合わせて文中で解説していきます。
この記事を最後まで読めば、エステサロン集客の始め方を知り、オンラインとオフラインの集客方法を組み合わせて、自分のサロンに合った集客方法を選択することができるようになります。
エステサロンの集客が思うようにいかず、お困りの方はぜひ最後までお付き合いください。
エステサロン集客を始める前のチェックポイント3つ
エステサロンの集客を成功させるには、事前準備が欠かせません。エステサロンの集客を始める前に、次にご紹介する3つのポイントを確認しておきましょう。
①ターゲットとコンセプトを確認する
エステサロンの集客で効果を上げるためには、お店のターゲットとコンセプトに合わせた集客方法を試す必要があります。具体的な集客対策を始める前に、エステサロンのターゲット層とコンセプトについて確認しましょう。
エステサロンといっても、お店の雰囲気や価格帯、立地によって利用者が異なります。例えば、百貨店の中にある女性専用のエステサロンで、非日常を感じられるようなインテリアを揃え、少しお高めの値段設定のサロンの場合は、ターゲット層は独身の働く女性を想定してもいいかもしれません。
コンセプトもターゲットに合わせて「特別な日の自分へのご褒美」などが考えられるでしょう。エステサロンのターゲット層とコンセプトを決定する要素をまとめておきましたので、参考にしてみてください。
エステサロンのターゲットとコンセプトに影響を与える要素
・立地
・価格帯
・お店の外観
・提供しているコースの内容
・施術時間
・施設の設備
②ライバル店舗の調査をする
エステサロン集客を行う上で大切なのは、近隣のライバル店の調査をすることです。最寄り駅から自店に向かうまでの経路にある店舗や、同エリアにあるエステサロンの情報をチェックする必要があります。
特に狙っているターゲット層が同じ場合は、強力なライバルになりえます。メニューや価格、スタッフの顔ぶれ、店内の装飾など、自店との違いを把握しておくことで、集客対策に役立つでしょう。
そして、競合店舗を調査しただけで終わりではなく、ライバルに勝てるようなメニューや内装、価格帯でなければお客様は訪問してくれません。しかし、競合と競うために価格を下げるのは得策とはいえません。
ライバル店の調査をする目的は、自店の強みを理解して差別化できるポイントを見つけることです。自店の強みを活かし、競合と差別化することについては次で解説します。
③差別化できるポイントを見つける
自店の強みを理解して、競合他店との差別化に繋げることも、エステサロンの集客にとって非常に重要な要素です。
現在大手のサロンメディアであるHot pepper Beautyには、リラク・エステサロンだけで全国で6万店以上掲載されています。そのため、たくさんのエステサロンの中から自店を選んでもらうには、独自の強みが必要になってくるのです。
お客様が数あるエステサロンの中から自店を来店されるとき、必ず来店を決めた決定打があるものです。駅からのアクセスの良さや、こだわり抜かれた内装の醸し出す雰囲気、そのお店でしか受けられないエステコース、はたまた負担ならない価格帯など、様々な理由が考えられます。
自店の強みをしっかり理解し、その強みを更にブラッシュアップしていくことで、そのエステサロンにしかない魅力にお客様がリピーターとなってくれます。
エステサロンのオンライン集客方法5選
エステサロンの集客方法を、初心者の方にも分かりやすくオンライン・オフラインに分けてご説明します。オンライン集客は、インターネットで情報を探すユーザーが増加している現在、見逃せない集客方法です。
①Googleビジネスプロフィールに店舗情報を掲載する
Googleビジネスプロフィールにエステサロンを登録しておくと、ユーザーが検索時にお店の場所が地図上に表示されるのはもちろんのこと、営業時間やホームぺージのURL、施術メニュー、施設の写真など、エステサロンの詳細情報を無料で掲載することが可能です。
Googleビジネスプロフィールに登録されているエステサロンの名前でGoogle検索を行うと、下のようにお店の情報が右側のエリアに表示されます。公式ホームページやポータルサイトを開く前に目に入るので、ユーザーに視覚的にアピールできます。
Googleビジネスプロフィールに登録できる、エステサロンの情報は次の通りです。
・店舗名
・住所や電話番号
・Webサイト
・営業時間
・店舗やスタッフの写真
・オンライン予約のリンク
・販売品
・施術メニュー
・お店に関する説明
・お客様のレビュー、評価
・投稿(リアルタイム情報を発信)
Googleビジネスプロフィールは、高額な費用が掛かるオンライン広告やポータルサイトと違って、無料で利用できるツールです。Googleマップを使って、エステサロン探しをするニーズが高まっていることもあり、エステサロンの集客には活用しない手はありません。
まだ、Googleビジネスプロフィールへの登録が完了できていない方は、こちらの記事を参考にGoogleビジネスプロフィールの登録を済ませてみましょう。
②ホームページのSEO対策をする
エステサロンの集客には、エステの公式ホームページのSEO対策を行うことも有効です。SEO対策(Search Engine Optimization)は日本語で検索エンジン最適化という意味で、Googleなどの検索エンジン上で検索をしたときに自店を検索結果の上位に表示させるための対策です。
SEO対策で行う具体的な対策としては、下記のようなものがあります。
- ブログで自店の情報を発信して検索経由のユーザーの流入を増やす
- サイトを構造化する
- サイテーションを増やす(自店のホームぺージやブログを他社にリンクして紹介してもらう)
エステサロンのSEO対策は、しっかり行えば中長期的に安定した集客が見込めますが、知識や経験がなければ難しく非常に時間もかかります。今日やって明日すぐに結果が出るものでもないので、長期的な目線で対策を行うことが大切です。
エステサロンの集客でSEO対策の難易度が高いといわれている理由は、ホットペッパービューティーを始めとする大規模美容ポータルサイトという強力なライバルの存在です。「エリア+サロン」で検索すると、ズラッとポータルサイトが並ぶのを目にしたことがあるでしょう。
個人店が大規模ポータルサイトを攻略するのは難しいため、SEO対策を行っている代理店に対策を依頼する方法もありますが、SEO対策の依頼には費用もそれなりに発生します。大きなお金をかけづらい規模の小さいエステサロンでSEO対策を行う際は、長期的に費用や労力をかける覚悟が必要になるでしょう。
③店舗のSNSアカウントを運営する
InstagramやFacebook、TwitterやLINEなどのSNSを使って集客する方法も、最近では良く見受けられるようになってきました。SNSは企業側とエンドユーザーが一番近いところでやり取りできるので、認知してもらいやすいのが特徴です。
さらに、SNSは基本的には費用がかからないので規模の大きくないエステサロンでも導入しやすい点がメリットです。続いて、それぞれのSNSでの集客方法のメリットを解説します。
Instagramで集客する
Instagramは非常にエステサロンと親和性が高いSNSです。画像投稿やストーリーズといったコンテンツは、ビジュアルが重要視されるため、エステサロンの雰囲気を伝えるにはもってこいのツールといえるでしょう。
Instagramは、美容に関心の高い若い女性のユーザーが多いため、ターゲット層が一致するエステサロンは、Instagram集客をぜひ取り入れてみましょう。
エステサロンのInstagram集客は、おすすめの商品やスタッフの様子、店内の雰囲気などを紹介してブランディングしていく方法がおすすめです。お店のアカウントページを訪れると、一覧の投稿画像が表示されるため、フォントや写真にも気を配ってエステサロンのコンセプトが伝わる投稿を作り上げるのがコツです。
また、有名人や、Instagram内でフォロワー数が多いインフルエンサーに、自店のPR活動をしてもらうインフルエンサーマーケティングという集客方法もあります。インフルエンサーマーケティングは、様々な人が行き交う都心に店舗を構えるエステサロンは効果的ですが、地方に展開するエステサロンではアクセスの面であまり効果が出ない場合もあります。
Twitterで集客する
Twitterは多くの人が最新情報を入手するために使用するので、エステにまつわる最新情報を発信する場として利用するのがおすすめです。拡散力が強いので、一度バズる(たくさんリツイートされることです)と認知度も非常に上がりやすい点がポイントです。
しかし、Twitterはビジネス感が強いアカウントは警戒される傾向にあります。そのため、アカウント名はサロンのオーナー個人名で、あくまで個人が利用している感じを上手に出すのも良いかもしれません。
Twitterで拡散されるコンテンツの特徴として、「面白い」「学びがある」「誰かに教えたい」などの要素が挙げられます。エステサロンの知名度アップのためにTwitterを運営する場合には、ターゲット層を惹きつける美容コンテンツがおすすめです。
例えば、「エステサロン代わりにおうちで出来るケア」「間違えないエステサロン選びのポイント」なども有益な情報として拡散してもらえるかもしれません。
Facebookで集客する
実店舗を構えるエステサロンには、Facebookでの集客も有効です。Facebookは、実名登録が原則でユーザーの大まかな現住所も記載されているため、同エリアのユーザーとFacebook上で友達になることで、直接アピールできるチャンスを得られます。
Facebookはリアルタイム性の高いTwitterやInstagramのストーリーズと比べると、作り上げられた内容の濃いコンテンツが多いのが特徴です。じっくりと投稿を作り上げることで、お店のブランディングに活用することができるでしょう。
エステサロンのFacebook集客の投稿内容としては、おすすめの商品やサービスの詳細、お店のコンセプトやこだわり、施設ルームの雰囲気や設備、施術にあたるスタッフの紹介など、他のメディアよりも詳しいエステサロンの情報紹介をすると、お店に興味をもってくれる人も増えるはずです。
Facebookは30~40代の利用者が多いため、中年層がターゲットのエステサロンはFacebookに力を入れてみるのも手ですよ。
LINEで集客する
LINEは日本で最も多くの人が利用するSNSであり、今や連絡を取るために欠かせないツールと言っても過言ではありません。LINEをエステサロンの集客に活用するイメージが無い方もいらっしゃるかもしれませんが、実はLINEはお客様と密接したコミュニケーションを取るのに適したツールです。
LINEのビジネスアカウントを作って、多くのユーザーに友達登録してもらうことがLINE集客のスタートです。LINEで予約の受付や相談をしたり、クーポン配布のためにLINEを利用すれば、お客様もエステサロンのLINEを登録してくれる可能性があります。
LINEでエステサロンの集客する場合は、店舗で販売しているエステサロン専売品や、新コースの紹介、期間限定のキャンペーン、定期的にクーポンを配布、エステ関連の役立つ情報を発信などに活用してみましょう。LINEのタイムラインはチェックしないというユーザーもいるようですが、個別トークならメルマガよりも気軽に確認してもらえるかもしれません。
④ポータルサイトに登録する
Hotpepper Beautyや楽天Beautyなど、大手広告会社が運営するサロンメディアに掲載して集客する方法もあります。これらの大規模ポータルサイトは頻繁にネット広告やテレビCMを打っているので、非常に認知度が高いサービスで、サイト自体の集客をする手間が省けます。
しかし、エステサロンがポータルサイトに広告を掲載して集客する場合は、掲載費用がひと月に数万から数十万円が必要です。ポータルサイト内の表示順も、広告費用を多く払っているサロンから上位に表示されていく場合が多く、金銭的な負担は大きくなるでしょう。
競合が多い地域で自店を上位表示させるためには、高額の広告費用が掛かる上に、ポータルサイトに登録したからと言って必ずしも集客効果が得られる保証はありません。
⑤Web広告を出す
Web広告も、インターネットでエステサロンの情報を探すユーザーに向けた、効果が高いオンライン集客方法の1つです。興味のある分野に関連した広告を出すことも可能で、美に関心の高いエステサロンのユーザーになってくれそうなターゲットを狙ってアピールできます。
Web広告には次のように様々な種類があります。目的や用途によって使い分けることで、効果が期待できる集客方法です。
- リスティング広告:ユーザーが検索したキーワードに合わせて検索エンジンに広告を掲載
- ディスプレイ広告:Webサイトやブログなどの広告枠に広告を掲載
- リターゲティング広告:過去にWebサイトを訪問したユーザーに対して広告を表示
- アフィリエイト広告:アフィリエイターのWebサイトやブログに広告を掲載
- ネイティブ広告:ディスプレイ広告の一種で、Webサイトなどで他のコンテンツに紛れさせて掲載
- バナー広告:Webサイトのバナー部分の広告枠を購入して掲載
- 動画広告:お店のPRをする動画を掲載
- SNS広告:SNSで広告を配信
しかし、Web広告もポータルサイトと同様、高い効果が得られる反面、高額な支払いが要求されます。また、広告を出さなくなればそこで集客は止まってしまうため、継続的に利用できるほどの資金がなければ、長期的な集客効果を得るのは難しいでしょう。
エステサロンのオフライン集客方法3選
次に忘れちゃいけない、エステサロンのオフライン集客方法を3つご紹介します。オンライン集客と上手く組み合わせることで、エステサロンの知名度とファン獲得に有効です。
①イベントに出店して知名度を上げる
エステサロン近隣のユーザーを獲得したいのであれば、地元のショッピングモールやお祭りなどのイベントで出店し、実際にエステを体験して楽しんでもらうといった方法も効果的です。エステサロンの利用が初めての人にも、気軽に利用してもらえるので、興味本位でエステ体験をしてくれた人が続けてエステサロンに通ってくれる可能性があります。
エステサロン通いに関して、少し敷居が高い、自分には関係ないと思っている人がいるのも事実です。イベントに参加することで、実際の施術の雰囲気を感じてもらい、利用層を拡大できるのはエステサロンがイベントに参加する大きなメリットになるでしょう。
イベント集客は、人手の多い土日を狙えば非常に集客力が高いですが、大型ショッピングモールなどでのイベントは、出展料が少し高めに設定されています。
また、イベント集客は新規のお客様獲得だけでなく、既存のお客様向けにフェイシャルケアやマッサージ教室を開催するのも効果的です。リピーターを呼びたいイベントなのか、新規を呼びたいイベントなのかで区別して使い分けると良いでしょう。
②看板やのぼりでアピールする
エステサロンの店舗外に設置する看板やのぼりも、集客においては見逃せないポイントです。エステサロンには、癒しを求めてご来店されるお客様も多いため、清潔で居心地の良い空間が好まれます。
お店のコンセプトに合わせたデザインや色彩の看板・のぼりがあると、通りがかった人も興味を持ってくれるかもしれません。特にお店が奥まった所にある場合や、大通りから少し離れている場合は、看板やのぼりでのアピールが欠かせません。
エステサロンを訪ねてくれるお客様の目印にもなるので、目立つ場所に設置できるとよいでしょう。A型看板と呼ばれる、スタンド式の看板であれば収納や設置も手軽に行えます。
③チラシを作ってポスティングをする
エステサロンのオフライン集客方法の3つ目は、近隣住宅へのチラシのポスティングです。ターゲットとなりうる人が多いエリアを選ぶ必要がありますが、直接的にアピールできるというメリットもあります。
しかし、ポスティングは業者を使わない限り、自分たちの手で行わなければならないため、広範囲をカバーするのは難しくなります。インターネットではなく、オフラインの情報を重視する傾向のある高齢層のユーザー向けには、チラシのポスティングは有効な手段です。
チラシのポスティングに関しては、お店のターゲットとエリアを確認してから行う必要があるでしょう。
忘れてはいけないエステサロンのリピーター集客
エステサロンの集客は、新規のお客様の獲得も大切ですが、利用して頂いたお客様に満足してもらいお店のファンになってもらうのも、長期的な集客戦略には欠かせません。
エステサロンのリピーター集客のポイントをご紹介します。
施術に満足してもらうことが1番大切
エステサロンを利用し、施術やサービス、価格に総合的に満足してもらえたならば、次に再来店して頂ける可能性が高まります。リピーター集客の基本は、日々のサービスの質を高め、お店のファンになってもらうことです。
エステサロンは、施術の間一定の時間をサロンで過ごすため、利用者は施術内容や価格だけでなく、スタッフとの相性やお店の雰囲気など総合的に満足度を評価することになります。お客様にとっても、行きつけのサロンを見つけられれば、前回の施術内容を参考にしたり、経過を確認したりといったことが可能になるため、安心で快適だと感じるでしょう。
つまり、利用時に総合的に満足していただければ、お客様は続けてエステサロンに通ってくれるということです。施設の清潔度や待機時間など、小さな所まで配慮して満足度の高い時間を過ごして頂けるようにしましょう。
お会計の時に次回予約を促す
エステサロン利用の直後は、お客様も次回の利用への関心が高まっているタイミングであるため、おすすめしやすくなります。このタイミングを逃してお客様が帰宅し、忙しい日常に戻ってしまうと、エステサロンの予約を思い出すのには時間が掛かってしまうかもしれません。
次回予約のおすすめ方法としては、ポイントカードの発行が有効でしょう。ポイントカードで来店数ごとに特典や割引があれば「区切りまで通わなきゃ」というお客様の心理に働きかけられます。
また、電話でしか予約ができないのは、日中働いている人や、家事育児に忙しい人には予約のハードルが上がってしまします。オンライン予約システムを整えれば、予約方法の選択肢が増え、利用者の利便性を高められます。
利用者に感謝の気持ちを伝える
エステサロンに足を運び、お金を払って施術を受けてもらえるのは、当たり前ではありません。数多くのエステサロンの中から、あなたのお店を選んでくれたことに対する感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
利用者への感謝を伝える方法としては、サンクスカードやお礼状の郵送、ダイレクトメッセージの送信などがあります。改めてコミュニケーションを取る機会を持つことで、担当者との親密感、特別感を感じてもらえるはずです。
次回予約を貰えていない場合には、利用のタイミングを見計らって、DMやメルマガを送ってアラートするのも有効です。
口コミを集めて返信する
インターネットで情報を探すユーザーにとって、口コミはお店選びの重要な基準になります。ユーザーは、口コミの信憑性を重視しているため、口コミの数や評価が関わってきます。
Googleビジネスプロフィールでも、ある程度口コミが集まっている店舗のページには、利用者が口コミを書き込むハードルが下がり、結果的に口コミが増加していきます。迅速に返信するなど、真摯な対応すれば利用者はエステサロンのファンになってくれるはずです。
また、口コミにキーワードを上手に盛り込んでもらえるまでになれば、口コミ対策は成功するでしょう。例えば「エステサロン 脱毛」と検索した際に、該当キーワードが口コミに含まれている場合は、次のように検索結果で太字で表示されるため、新規顧客獲得にも貢献します。
エステサロンの集客で成功するコツ
最後にエステサロンの集客を成功させるコツを2つご紹介します。1つ目はオンライン集客に注力すること、2つ目は感染対策の実施状況を発信することです。
Googleマップでの集客に力を入れる
株式会社エフェクチュアルが2021年に実施した「地図アプリの利用に関する調査」によると、ユーザーの地図アプリ利用の目的のなかで、情報収集の要素が強まっている傾向がみてとれます。2019年と同様、地図アプリ利用目的の第1位は「経路検索やカーナビとして使用」ですが、2位は「店舗の情報確認(住所や立地など)」となっています。
他にも、口コミやウェブサイト、写真の確認のために地図アプリを利用するユーザーが増え、利用目的に変化が出ていることが分かります。地図アプリのなかでもGoogleマップのユーザーが多いため、オンライン集客の1つ目としてご紹介したGoogleビジネスプロフィールは、エステサロン集客にとっても欠かせない集客方法となりつつあります。
MEO対策ではローカルパックでの表示がカギ
「エリア+エステサロン」とGoogleのサービスで検索してみると、次のように3件のエステサロンの情報が表示されます。
検索エンジンのGoogleの検索結果画面で表示される、このGoogle マイビジネスのリストは「ローカルパック」と呼ばれ、ユーザーに目にしてもらえる確率が飛躍的に高まります。Googleビジネスプロフィールの店舗情報を充実させ、狙ったキーワードでローカルパックに上位表示させることができれば、大きな集客効果が期待できます。
MEO対策に必須なGoogleビジネスプロフィール運用のコツ
「ローカルパック」への表示は、希望すれば掲載できるというものではなく、Googleが「キーワードとの関連性」、「検索地点からの距離」、「店舗の知名度」などの要素を総合的に判断し、最適な検索結果が表示されます。つまり、Googleに上位表示してもらえるように、Googleに登録するエステサロンの情報ページを作り上げていく必要があります。
エステサロンのGoogleビジネスプロフィール運用のコツは次のとおりです。
- 適切なビジネスカテゴリを選択する
- 強化するキーワードを選定する
- 更新頻度を上げて最新の情報を発信する
- オンライン上のNAP表記を統一する
- お店の外観や施術シーンなど掲載する写真にこだわる
- 投稿機能で新コースの紹介やキャンペーンの告知をする
- 施術メニューの登録をする
- エステサロン専売商品を登録する
- 口コミには営業日2~3日で返信する
- キーワードを含めた口コミを増やす工夫をする
- オンライン予約機能を利用する
- 自社サイトのSEO対策を強化する
- 自社サイトとGoogleビジネスプロフィールの紐づけを行う
- ブログやSNSで集客しGoogleビジネスプロフィールに誘導する
詳しくはGoogleビジネスプロフィールの上位表示に関してまとめた記事を参考にしてみてください。
感染対策の実施をアピールする
新型コロナウィルスの流行によって、集客に不安を覚えているエステサロンも多いでしょう。お客様に安心してエステサロンを利用してもらうために、感染対策情報を発信するのも効果的です。
入店時の検温やアルコール消毒はもちろん、スタッフの感染対策や換気に関するルールも明確に提示することで、ユーザーのお店選びの参考になるはずです。Googleビジネスプロフィールの投稿機能やSNSを使えば、気軽に情報発信が可能であるため、できるだけ頻繁に感染対策状況を伝えるようにしましょう。
感染対策情報の発信は、お金を掛けなくてもできることがあるはずです。利用者もスタッフも安心できるエステサロン作りを目指しましょう。
まとめ
エステサロンは、癒しの時間や自分へのご褒美と捉えているお客様も多いでしょう。お客様に選んでもらえるサロンであるために、事前にコンセプトやターゲットを設定し、適切な集客方法を検討しましょう。
特にオンラインでお店選びをする人が増えている状況に対応して、エステサロンもオンライン集客に力を入れる必要があります。Googleビジネスプロフィールは無料で利用でき、継続して管理すれば集客を続けてくれる立派な資産になります。
正しい知識を付けて、エステサロンの集客力をアップさせましょう。